[過去ログ] アトリエロSS・part2.5 (955レス)
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877: インキュバス [butanoketu] 03/11/10 22:20 ID:SIXeVsoi(1) AAS
「チッ、顔を見られたか?」
男は自分の迂闊さを呪いながら床下に横たわる若い女を見下ろした。
普段ならこの時間には、アカデミーのショップに人など居る訳が無かった。
かつて自分が通っていた母校である。勝手はよく知っているし、余裕をもって物色出来る筈であった。
盗む物も(希少品とはいえ)一見して高価な物は避け、原材料に留めておくつもりだったから
ちょっとした細工を施すだけで、後は月末の棚卸まで盗難が発覚しないようにすることも可能だった。
男はこう見えても将来を嘱望される錬金術師だったこともあるのだ。
ところがいざ目的を果たして脱出しようとしたその時になって、この女があわただしく駆け込んで来たのだった。
とっさに当身をして眠らせはしたが、目を覚まされたら厄介なことになるのは間違いない。
それにこの女の顔には見覚えがあった。確か・・・名前はルイーゼ・ローレンシウムといったか?
直接の面識は無いから、自分の事を知っているかは分からないが、だからといって楽観できる気にはならない。
どうしたものか・・・男は途方にくれてルイーゼの姿を眺めていたが、その視線がある一点で止まった。
グリーンのスリップドレスの大きく開いた胸元から、こぼれんばかりの豊かな乳房。その深い谷間からムッとした色香が匂い立つ。
「・・・そうか。女の口を封じる一番いい方法があったじゃないか」
男は口元に悪魔の微笑を湛え、彼女の胸の膨らみに手を伸ばした。むにっとした、充分過ぎるほどの手ごたえが返ってくる。
「これはこれは・・・凄いモノをお持ちでいらっしゃる」
とろけそうな柔らかさと、若々しい張り。その絶妙のブレンドに男の股間が熱く首をもたげてきた。
「せっかくこのお嬢さんの方から来たんだ、ちょうどいい。新しい薬の実験台になってもらおうか」
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