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自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 46 (884レス)
自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 46 http://echo.5ch.net/test/read.cgi/army/1149155655/
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80: 元1だおー [sage] 2006/06/03(土) 16:35:10 ID:??? いったい何のための戦争なのか、自分達は何のために戦っているのか。 ベトナム戦争の帰還兵のような隊員が増える中、この部隊に命をかけて戦おうとする日本人隊員は当然少なかった。 日本国内では、反戦というよりは厭戦の意識が国民に広まっていた。 戦争は自分達の生活を支える上で仕方がないことだ。 戦争は嫌だが仕方がないから目をつむるしかない。 大陸で異民族が何人死のうが、それは結局元の世界にいたときにテレビでなんとなしに聞いていた、 どこかの紛争地域の話のように他人事に過ぎない。 自衛隊に向けられる国民の視線は、冷ややかなものだった。 巨額の防衛費をまかなうための増税に、多くの国民があえいでいる。 その自分の苦しみと、戦地にいく者への憐憫とが混じり合った、奇妙な視線。 官も民も、日本人全体に、この世界で自分達が何をなすべきか、どうあるべきかなど何一つ考えず、 ただただ自分達の周囲の陰惨な現実に囚われ、それを打開するための気力も持ち合わせていない。 帝国支配を終わらせた功績を外交にどう使うかも分からず、 国内の問題に右往左往していたばかりに、大陸の人々の意識が誤った方向へ進んでしまった。 この世界をより良く、弱者を救うために変えることができた唯一の国であったかもしれないにもかかわらず、 数々の少数民族からの救済を求める声があったにもかかわらず、言葉を濁すだけで取り合おうとしなかった。 現在異種族部隊の中核となっている難民たちの受け入れにしても、 ぼろぼろの木造船で渡航してくる女性や子供を大勢抱えた集団を追い返したり銃撃するほどの覚悟がなかっただけで、 つまりは成り行きで保護することになってしまったのだ。 国家の意志としての弱者救済や、大陸の今後の方針への参画など、ほとんど行われていない。 誰もが流れに身を任せ、狂った歴史が転がる。それが召喚後数年を経た日本という国の、現実だった。 http://echo.5ch.net/test/read.cgi/army/1149155655/80
302: 翡翠(星砂) ◆CabqPGtp5s [sage] 2006/06/15(木) 14:14:03 ID:??? 元1だおー氏殿 < バディのいた風景 2 > >>30-91 ※全 >>30-35 ※前編のあらすじ >>36-43 ※ロースキ軍 軍師アイギスと騎士ウェリカ >>44-50 ※柴田 あるいは京香への思い >>51-59 ※軍師アイギスの勧告 そしてウェリカのアイギスへの思い >>60-68 ※バディ あるいは傷跡の記憶 >>69-77 ※戦闘 そして軍師アイギスの智謀 >>78-83 ※須田 あるいはキレシュト山脈の光景 >>84-91 ※日本へ ※副題 は 携帯の方用に 翡翠が目安に付けたものです。m()m http://echo.5ch.net/test/read.cgi/army/1149155655/302
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