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自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 46 (884レス)
自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 46 http://echo.5ch.net/test/read.cgi/army/1149155655/
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79: 元1だおー [sage] 2006/06/03(土) 16:32:50 ID:??? 「我々の国は……命の選別をするつもりなのか……!?」 「ですが……須田二佐」 遠慮がちに、また違う幹部の一人が発言した。 「マスコミには壊滅状態になったので退却したと伝えれば、事の真偽など……」 その幹部は言い終わらない内に、須田の殺気を孕んだ目に射すくめられ、それ以上何も言えなくなった。 「見捨てる千八百の隊員が、全員日本人だったら、貴様は同じことが言えるのか?」 須田の言葉には遠慮というものがなかった。 誰もが思っていても口にしない心の奥底の思いを指摘された幹部達は、ただ俯くしかなかった。 「俺の部下である以上、日本人だろうが異種族だろうが、一人も無駄には死なせん。見捨てるなど、論外だ」 「降伏は考えられませんか?」 「ネリェントスを知らんのか? 捕虜の命を保障する条約など、この世界には無いんだぞ」 何より既にもう二百の隊員が虐殺されているのだ。降伏はすなわち死を意味する。 敵はこちらを人間だと思っていない。いや、同じ世界の人間同士でさえ、そうなのだ。それが当たり前の世界だというだけなのだ。 進退窮まった幹部達の間に不穏な雰囲気が漂い始めた。 そもそも、最初からこの部隊の日本人隊員の士気は低い。 寄せ集めの即席部隊で、ろくな装備も支援もなく辺境に向かわされるという任務と、 異種族部隊に対する奇異の目を反映してか、どこか不名誉な役割であるかのような意識が隊員に蔓延しているのだ。 しかも、ここで死力を尽くして戦っても、何の名誉も、成し遂げられる目的もない。 http://echo.5ch.net/test/read.cgi/army/1149155655/79
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