[過去ﾛｸﾞ] 中高一貫の防衛女子校設立その4 (987ﾚｽ)
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553(1): 2005/09/18(日)11:15 ID:??? AAS
もし、私がいないとき、災派がかかったらどうなるだろう。
まず、班長としてのメンツがたたない。
それは仕方がないとしても、みんなと一緒に出動できないというのは、なんとも寂しい。
今まで苦楽をともにして仲間たちだ。
しんどい訓練に耐えられたのも、仲間がいたからこそ。
実任務なら、なおさら一緒に行きたかった。
それに、あの嫌味な教官は、何というだろう。
いつも、重箱の隅をつっついてくるC幹の万年３尉。
私のことが、どうやら嫌いらしい。
ドロップアウトさせようと、アラ探しばかりしている。
休暇願いを出したら、きっとこんな風に言ってくるに違いない。
「ふーん、休みたいんなら休めば。
なんなら停職してくれてもいいだぜ。
転科してもいいし、なんなら除隊するか？
こんなときに、休みたがるヤツはいらねーよ。」
あんなイヤミ教官を喜ばせる気には、なれなかった。
けれど、弟に会いたい気持ちは、抑えきれない。
そこで私は、非常手段をとることにした。
一晩だけ脱柵するのだ。
巡検のあと抜け出して、総員起しのまえに、帰ってくる。
少々厳しい行程だが、これなら問題はあるまい。
弟に会うのは深夜になるが、仕方が無い。
かわいそうだが、夜更かしをしてもらうことにした。
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