[過去ログ] あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part175 (896レス)
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876: ゼロの社長 08 2008/10/10(金)03:43 ID:X4vS6W+f(6/7) AAS
「あんたがただの平民であればね。」

ふっ、と微笑で返すルイズ。
だが、シエスタにはその様子がふざけているようにしか見えない。

「ミス・ヴァリエール、ふざけてないで瀬人さんを止めてください。決闘なんて…」

だが、ルイズはシエスタを無視した。

「セト、私の使い魔への命令として聞きなさい。必ず勝ってきなさい。出来ないとは、言わせないわよ。」
「ミス・ヴァリエール!?」
「ふん、当然だ。」

そう言うと海馬は、ヴェストリの広場へと向かっていった。
シエスタはルイズが貴族であることも忘れて言った。

「どうして…どうして止めないんですか!このままじゃ瀬人さんが!」
「あんたがアイツとどういう知り合いだかは知らないわ。でも、あんたはアイツの事を知らない。」
「何を…。っ!貴族の面子とか、プライドですか!?そんなことのために瀬人さんを殺させる気ですか!?」
「落ち着きなさいよ。私は私の使い魔が、海馬瀬人が負けるなんて事は想像できない。」

そう、自分の常識を覆した『人間の使い魔』であり、不思議な『眼』を持ち、そしてドラゴンを召喚したあの使い魔。
そんな常識破りの存在が、たかだかドットのメイジごときに敗れる?
そんな可能性なんかない。
ルイズはそう思っていた。

「この決闘は、あんたに悪気はないだろうけど、原因はあなたにもある。
あんたにはこの決闘を見る義務があるわ。来なさい、私と一緒に。」
「…わかりました…」

ルイズとシエスタも、海馬の後を追うように、ヴェストリの広場へと向かった。

学院の西側に位置する、ヴェストリの広場。
普段は日もあまり当たらず、あまり人気のない広場である。
しかし、今は噂を聞きつけた生徒達で、あふれ返っていた。
囲むように円形に広がる生徒達。
その中には、ルイズ、シエスタはもちろん、キュルケ、タバサ達もいた。
そしてその円の中心に立つ二人。
決闘の主役であるギーシュと海馬。
今まさに、決闘が始まろうとしていた。
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