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アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ10 (447レス)
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いまひとたびの生
◆LXe12sNRSs
2007/12/24(月)17:43
ID:xFp4PwnL(6/11)
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326: いまひとたびの生 ◆LXe12sNRSs [sage] 2007/12/24(月) 17:43:45 ID:xFp4PwnL ◇ ◇ ◇ 薄紅色の唇が、これから待ち受ける行為に怯え、震えた。 北からやってきた海風が唇を冷たく刺激し、また震える。 震えが止まらないまま、その矛先は、彼の唇へと向いた。 触れ合いを求めるように、彼の青い唇は微動もせずにそれを待つ。 大胆不敵な勇姿に決心が鈍り、唇の震えはいっそう激しさを増した。 それどころか、吐息は興奮したように荒くなり、頬はほんのりと上気している。 こわい――と、心のどこかで怯えを感じていたのかもしれない。 それでも、やらなければならない。 顔と顔が近づいて、心臓が高鳴る。 彼の顔に自分の顔の影が差し込み、赤面する。 すぐ側の波音は、心音のざわめきに掻き消された。 脳裏で、互いの唇の相対距離を知らせる、カウントダウンが鳴り響く。 あと5センチ……あと4センチ……あと3センチ…… カウントするのがもどかしくなって、唇を強引に押し当てた。 勢いをつけすぎたせいか、衝突の際にガキッ、と音がする。 歯と歯がぶつかった音だった。なんだか恥ずかしさが込み上げてきて、咄嗟に唇を離す。 が、すぐにまた押し付ける。今度は歯をぶつけないよう、優しく丁寧に、けれど情熱的に。 んっ……と、誰かの喘ぎがか細く響いた。けれども怯まない。 灼熱色に染まった頬を自覚して、それでも行為をやめる気にはならなかった。 肺に溜めた渾身の想いを、互いの口を通して経由させていく。 彼の生気を取り戻すため、自分の生気を注ぎ込む。 途中、密閉し合った唇同士に僅かな隙間ができ、慌ててより強く唇を押し当てた。 その拍子に舌先が彼の舌にちょろっと、当たったような気がしたが、構っていられない。 一生懸命に、彼をこの世に呼び戻すため、行為に没頭し続けた。 それ以外のことはなにも考えずに、陶酔したような表情のまま。 甘い一時が、幾千年の時のようにも思えた。 【カミナ@天元突破グレンラガン 蘇生確認】 ◇ ◇ ◇ http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/anichara/1197690706/326
薄紅色の唇がこれから待ち受ける行為に怯え震えた 北からやってきた海風が唇を冷たく刺激しまた震える 震えが止まらないままその矛先は彼の唇へと向いた 触れ合いを求めるように彼の青い唇は微動もせずにそれを待つ 大胆不敵な勇姿に決心が鈍り唇の震えはいっそう激しさを増した それどころか吐息は興奮したように荒くなり頬はほんのりと上気している こわいと心のどこかで怯えを感じていたのかもしれない それでもやらなければならない 顔と顔が近づいて心臓が高鳴る 彼の顔に自分の顔の影が差し込み赤面する すぐ側の波音は心音のざわめきに掻き消された 脳裏で互いの唇の相対距離を知らせるカウントダウンが鳴り響く あとセンチあとセンチあとセンチ カウントするのがもどかしくなって唇を強引に押し当てた 勢いをつけすぎたせいか衝突の際にガキッと音がする 歯と歯がぶつかった音だったなんだか恥ずかしさが込み上げてきてに唇を離す がすぐにまた押し付ける今度は歯をぶつけないよう優しく丁寧にけれど情熱的に んっと誰かのぎがか細く響いたけれども怯まない 灼熱色に染まった頬を自覚してそれでも行為をやめる気にはならなかった 肺に溜めた身の想いを互いの口を通して経由させていく 彼の生気を取り戻すため自分の生気を注ぎ込む 途中密閉し合った唇同士に僅かな隙間ができ慌ててより強く唇を押し当てた その拍子に舌先が彼の舌にちょろっと当たったような気がしたが構っていられない 一生懸命に彼をこの世に呼び戻すため行為に没頭し続けた それ以外のことはなにも考えずに陶酔したような表情のまま 甘い一時が幾千年の時のようにも思えた カミナ天元突破グレンラガン 蘇生確認
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