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アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ10 (447レス)
アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ10 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/anichara/1197690706/
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242: 君らしく 愛らしく 笑ってよ ◆tu4bghlMIw [sage] 2007/12/20(木) 17:28:37 ID:LnFzQa/n クロスミラージュは自分にとって頼れる相棒だった。再会した時も自分を元気付けようと必死だった。 そして、そのの心が重かった。 同情が、 献身が、 苦悩が、 痛みが、 信頼が、 何もかもが私にとって重荷だった。 逆に、この男は自分に対してとことん無関心だ。 感情の波と言うものがまるで見えない。 ただ淡々と情報を整理し、その結果導き出される解と疑問を投げ掛けているだけ。 「それは、二人を殺したい程憎んでいる、ということですか」 やっぱりだ。 これだけ自分が取り乱しているのに、男の言葉はこれっぽちも暖かくなかった。 「立ち直らせよう」とか「優しくしてあげよう」とか、そんな意志をまるで感じない。 故に心は勝手に昂ぶって行った。 身体の中の熱が燃え上がり、忘れていた感情に火を点ける。 「当たり前じゃないっ! あんな奴ら……殺されて当然よ」 「――そう、ですか」 「え?」 高遠が口元にゾッとするような微笑を携えながら、ポケットに手を突っ込んだ。 ティアナは彼のあまりにも自然なその言葉に、胸中の殺意を見失いそうになる。 「ティアナ君、人殺しの経験は?」 「――な……あ、ある訳ないじゃないっ!」 あまりにも非常識な高遠の言葉にティアナは当然、反論する。 「そうですか? てっきり、今までに一人や二人殺した経験があるものかとばかり」 「アンタ……」 「ふふふ、そんなに目くじらを立てることもないじゃないですか。 <<魔法>>などと言う危険な力を持っているのです。試しに人に向けて使ってみた……ありそうな話ではないでしょうか。 それに……ね。その綺麗な身体と――血だらけの制服を見れば、あなたの言葉を全て鵜呑みにするのは中々困難と言うものだ」 「ッ!?」 ティアナは思わず立ち上がりそうになる両脚を必死で抑え付ける。 大きく瞳を見開いたまま、高遠の顔を直視する。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/anichara/1197690706/242
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