[過去ログ]
アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ10 (447レス)
上
下
前
次
1-
新
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索
歴削→次スレ
栞削→次スレ
過去ログメニュー
238
:
君らしく 愛らしく 笑ってよ
◆tu4bghlMIw
2007/12/20(木)17:26
ID:LnFzQa/n(3/21)
AA×
[240|
320
|
480
|
600
|
100%
|
JPG
|
べ
|
レス栞
|
レス消
]
238: 君らしく 愛らしく 笑ってよ ◆tu4bghlMIw [sage] 2007/12/20(木) 17:26:26 ID:LnFzQa/n 「いやいや、しかし驚きましたよ。まさかこんな所で海を漂流している方に出会うとは」 「……あ、あな……たが?」 「ええ、申し遅れました。私は高遠遙一。職業は……そうですね、奇術師とでも名乗っておきましょう。 そしてこの希望の船の案内役を務めさせて頂いております」 高遠と名乗った男は仰々しい仕草で一礼。口元を小さく歪ませ、ティアナに微笑みかけた。 ティアナは男のあまりに流麗で淀みのないその口調に少し気圧されながら、彼を観察しようとする。 (ダメ……頭の中が、上手く纏まらない。……先に白黒ハッキリさせないと) しかしそんな現状を鑑みるならば最善の手と思われるような思考さえままならなかった。 今。彼女の中には強烈なまでの存在感を示している懸念事項が巣食っている。 男の名前やプロフィールなどの情報をまるで上手く処理出来ない。 そう、今彼女が高遠に問い詰めたいことは、ただ一つだけ。つまり、 「……見たの」 乙女的な尊厳に関わる問題についてだった。 高遠は「おやおや」と一言だけ、不可解な言葉を吐き出してからしばらく逡巡する。 もちろん、ティアナには彼がこの台詞の真意ついて推し量れないほど愚鈍には見えなかった。 故に彼のこの間の取り方の意図が掴めない。 今にも自分は恥ずかしさで死んでしまいそうなのに、どうしてこの男はこんなにも余裕に溢れているのだろう。 「ふふふ、面白いことをお聞きになる方だ」 「うっさい! いいから……答えて」 高遠はティアナの質問が可笑しかったのだろうか、口元の歪みを更に深くする。 だが不思議と嫌悪感は感じなかった。 彼の眼が自分を性的な視線で捉えているようには到底思えなかった。 業を煮やしたティアナは声を荒げた。 「解せませんね、その質問は。だってそうでしょう? もし、私が『あなたの身体なんて一切見ていない』と告白しても、あなたはおそらく納得しない。 それに頭の中では十分過ぎる程、事実を理解出来ているのではないですか? 今更私の口から直接聞くまでのこともなく……ね」 「…………早く」 ティアナは高遠の言葉などまるで聞いていないかのように、鋭い目付きで彼を睨みつける。 鬼気迫る表情、淡々として抑揚のない声。高遠は思わず苦笑した。 もっとも、全裸に毛布を纏っただけの少女に鬼のような形相で噛み付かれれば、誰であろうと居心地の悪さを感じるだろうが。 高遠は両手で持っていたプレートを近くの机に置き、小さく肩を竦める。 「<<ティアナ>>君の下着でしたら、下の浴場にある洗濯スペースで着ていらした制服と一緒に洗濯中です。 先程スイッチを入れたばかりなので、終了までにはもう少し時間が掛かるかと。 ……これでいかがでしょう? 「――ッ!?」 高遠のその言葉に、ティアナは自分の頬が更に熱を持つ感覚を覚えた。 あえてこういう遠回しな言い方を選んだのだろう。下着から何から何まで全部見た――そういうことだ。 顔だけじゃない。全身が火照って熱い。 カッカと体温が一気に上昇する。何故か肌がむず痒い。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/anichara/1197690706/238
いやいやしかし驚きましたよまさかこんな所で海を漂流している方に出会うとは ああなたが? ええ申し遅れました私は高遠一職業はそうですね奇術師とでも名乗っておきましょう そしてこの希望の船の案内役を務めさせて頂いております 高遠と名乗った男は仰しい仕草で一礼口元を小さく歪ませティアナに微笑みかけた ティアナは男のあまりに流麗で淀みのないその口調に少し気圧されながら彼を観察しようとする ダメ頭の中が上手く纏まらない先に白黒ハッキリさせないと しかしそんな現状を鑑みるならば最善の手と思われるような思考さえままならなかった 今彼女の中には強烈なまでの存在感を示している懸念事項が巣食っている 男の名前やプロフィールなどの情報をまるで上手く処理出来ない そう今彼女が高遠に問い詰めたいことはただ一つだけつまり 見たの 乙女的な尊厳に関わる問題についてだった 高遠はおやおやと一言だけ不可解な言葉を吐き出してからしばらく巡する もちろんティアナには彼がこの台詞の真意ついて推し量れないほど愚鈍には見えなかった 故に彼のこの間の取り方の意図が掴めない 今にも自分は恥ずかしさで死んでしまいそうなのにどうしてこの男はこんなにも余裕に溢れているのだろう ふふふ面白いことをお聞きになる方だ うっさい! いいから答えて 高遠はティアナの質問が可笑しかったのだろうか口元の歪みを更に深くする だが不思議と嫌悪感は感じなかった 彼の眼が自分を性的な視線で捉えているようには到底思えなかった 業を煮やしたティアナは声を荒げた 解せませんねその質問はだってそうでしょう? もし私があなたの身体なんて一切見ていないと告白してもあなたはおそらく納得しない それに頭の中では十分過ぎる程事実を理解出来ているのではないですか? 今更私の口から直接聞くまでのこともなくね 早く ティアナは高遠の言葉などまるで聞いていないかのように鋭い目付きで彼をみつける 鬼気迫る表情淡として抑揚のない声高遠は思わず苦笑した もっとも全裸に毛布を纏っただけの少女に鬼のような形相で噛み付かれれば誰であろうと居心地の悪さを感じるだろうが 高遠は両手で持っていたプレートを近くの机に置き小さく肩をめる ティアナ君の下着でしたら下の浴場にある洗濯スペースで着ていらした制服と一緒に洗濯中です 先程スイッチを入れたばかりなので終了までにはもう少し時間が掛かるかと これでいかがでしょう? ッ!? 高遠のその言葉にティアナは自分の頬が更に熱を持つ感覚を覚えた あえてこういう遠回しな言い方を選んだのだろう下着から何から何まで全部見たそういうことだ 顔だけじゃない全身が火照って熱い カッカと体温が一気に上昇する何故か肌がむずい
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 209 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
ぬこの手
ぬこTOP
0.081s