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アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ10 (447レス)
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132
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REASON
◆3OcZUGDYUo
2007/12/16(日)22:13
ID:93EPVZJX(8/10)
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132: REASON ◆3OcZUGDYUo [sage] 2007/12/16(日) 22:13:36 ID:93EPVZJX 「まさかあの娘にミユキを重ねているわけではないよな兄さんッ!」 予想以上のDボゥイの激昂を不思議に感じたシンヤがふと思った事を口に出す。 Dボゥイの実の妹にして、相羽ミユキことテッカマンレイピア。 彼女もまたDボゥイと同じくラダムの精神支配から脱したテッカマンであり、彼と共にラダムと闘うと誓った少女。 だが父によって助けられたタカヤとは違い、完全なテッカマンになれる肉体を持っていないと判断された純粋な不完全体であるミユキの身体はボロボロだった。 そのボロボロの身体を引き摺りながらミユキは最後まで彼女の兄であるシンヤ達と闘った……只、愛する兄、Dボゥイのために。 「ッ!……ミユキは関係ない……それにお前にミユキの事を言う資格はない……ミユキを殺したお前にはぁぁぁッッッ!!」 確かにDボゥイはゆたかにそんなミユキを重ねていたという節はあった。 初めてゆたかと会った時に感じた事はもとより、病気がちだと言っていたゆたかの姿に、テッカマンの不完全体であるがゆえに弱り果てていたミユキの姿がどことなくダブってしまったのかもしれない。 その事が必要以上にゆたかを守るようにDボゥイの身体を突き動かしているだろうか。 だがその事を考えるよりも今のDボゥイにはやるべき事がある。 そしてそれはシンヤにも言えることであった。 「うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉーーーッッッ!!」 「むおおおおおおおおおおぁぁぁぁぁーーーッッッ!!」 互いに掴まれていた腕を強引に引き抜き、一旦距離を開けるためにDボゥイとシンヤの二人は後方へ跳躍。 テッカマンのケタ外れの身体能力を利用して、空中で回転をしながら宙へ跳び、両足から大地に着地する。 たとえテックセットしていなくとも、首輪により制限をうけていようともDボゥイとシンヤはラダムのテッカマン。 地球侵略のための尖兵として造られたテッカマンがこれくらいの芸当が出来ないハズがない 丁度青ざめた表情を浮かべたゆたかの位置を直角とし、Dボゥイ、シンヤが直角二等辺三角形の残り二つの頂点に位置する場所に降り立つ形となった。 その時、Dボゥイはチラリとゆたかの方向に視線を向けるがゆたかは思わず視線を落としてしまう。 (ッ!ゆたか……俺は……俺は……俺はッ!) そのゆたかの行為が今のDボゥイには残酷すぎた。 「そうかミユキのコトは関係ないか……だったら別に俺がこんなコトをやっても文句はないよなッ!」 そんな時、シンヤが更に後方へ跳ぶ。 言いようのない不安に駆られ、ゆたかの安全を確保しようと既に全速で駆け出したDボゥイを尻目にシンヤはあるものを拾い上げる。 それは先程の衝突により弾き飛ばされた、シンヤの支給品であるカリバーン。 更にシンヤはカリバーンの柄を片腕で握り、そのまま槍投げの要領で投擲を行う。 だがその標的はシンヤの宿敵、Dボゥイではない。 先程から只、Dボゥイの方だけを凝視し続け、座りこんでいたゆたかに対しての投擲。 別にシンヤにとってとても利用手段のないゆたかの死はなんら問題にはならず、同時にDボゥイがどう動くかが彼には気になっていたからだ。 『勝利すべき黄金の剣』そう謳われたカリバーンがゆたかの命を刈り取らんと迫っていく。 ゆたかがその事に気付いたのはシンヤが投擲を行ったほんの数秒にも満たない後だった。 ◇ ◆ ◇ http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/anichara/1197690706/132
まさかあの娘にミユキを重ねているわけではないよな兄さんッ! 予想以上のボゥイの激昂を不思議に感じたシンヤがふと思った事を口に出す ボゥイの実の妹にして相羽ミユキことテッカマンレイピア 彼女もまたボゥイと同じくラダムの精神支配から脱したテッカマンであり彼と共にラダムと闘うと誓った少女 だが父によって助けられたタカヤとは違い完全なテッカマンになれる肉体を持っていないと判断された純粋な不完全体であるミユキの身体はボロボロだった そのボロボロの身体を引き摺りながらミユキは最後まで彼女の兄であるシンヤ達と闘った只愛する兄ボゥイのために ッ!ミユキは関係ないそれにお前にミユキの事を言う資格はないミユキを殺したお前にはぁぁぁッッッ!! 確かにボゥイはゆたかにそんなミユキを重ねていたという節はあった 初めてゆたかと会った時に感じた事はもとより病気がちだと言っていたゆたかの姿にテッカマンの不完全体であるがゆえに弱り果てていたミユキの姿がどことなくダブってしまったのかもしれない その事が必要以上にゆたかを守るようにボゥイの身体を突き動かしているだろうか だがその事を考えるよりも今のボゥイにはやるべき事がある そしてそれはシンヤにも言えることであった うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉーーーッッッ!! むおおおおおおおおおおぁぁぁぁぁーーーッッッ!! 互いに掴まれていた腕を強引に引き抜き一旦距離を開けるためにボゥイとシンヤの二人は後方へ跳躍 テッカマンのケタ外れの身体能力を利用して空中で回転をしながら宙へ跳び両足から大地に着地する たとえテックセットしていなくとも首輪により制限をうけていようともボゥイとシンヤはラダムのテッカマン 地球侵略のための尖兵として造られたテッカマンがこれくらいの芸当が出来ないハズがない 丁度青ざめた表情を浮かべたゆたかの位置を直角としボゥイシンヤが直角二等辺三角形の残り二つの頂点に位置する場所に降り立つ形となった その時ボゥイはチラリとゆたかの方向に視線を向けるがゆたかは思わず視線を落としてしまう ッ!ゆたか俺は俺は俺はッ! そのゆたかの行為が今のボゥイには残酷すぎた そうかミユキのコトは関係ないかだったら別に俺がこんなコトをやっても文句はないよなッ! そんな時シンヤが更に後方へ跳ぶ 言いようのない不安に駆られゆたかの安全を確保しようと既に全速で駆け出したボゥイを尻目にシンヤはあるものを拾い上げる それは先程の衝突により弾き飛ばされたシンヤの支給品であるカリバーン 更にシンヤはカリバーンの柄を片腕で握りそのまま槍投げの要領で投を行う だがその標的はシンヤの宿敵ボゥイではない 先程から只ボゥイの方だけを凝視し続け座りこんでいたゆたかに対しての投 別にシンヤにとってとても利用手段のないゆたかの死はなんら問題にはならず同時にボゥイがどう動くかが彼には気になっていたからだ 勝利すべき黄金の剣そうわれたカリバーンがゆたかの命を刈り取らんと迫っていく ゆたかがその事に気付いたのはシンヤが投を行ったほんの数秒にも満たない後だった
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