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アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ7 (321レス)
アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ7 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/anichara/1193746998/
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260: たった一つの強がり抱いて ◆oRFbZD5WiQ [sage] 2007/11/06(火) 23:07:55 ID:F68nI5NF 「ありがとうございました。僕たちは訓練に戻りますね」 「シャマル先生、ありがとうございましたー!」 ええ、気をつけてね。そう言って手を振ろうとしたその時、なぜだか、奇妙な不安に囚われた。 あのまま行かせていいのだろうか? このまま見送ってしまうと、世界が崩れてしまうような気がして、酷く恐かった。 「二人とも――!」 待って、と叫ぼうとした、その瞬間。世界は水面のようにゆらめき、溶けて行く。 それは夢の終り。現実への回帰。 幸せだった夢を潰え、暗く澱んだ現在に意識は戻る。そう、否応なしに。 目を覚ますと、自分はゴーカートの中で寝転んでいた。 なぜだか肌寒い。寝ぼけた頭で外を見ると、ここが倉庫のような場所である事が分かった。 ……えっと、私……。 「気づいたか?」 不意に、見知らぬ男の声を聞いた。 そちらに視線を向けると、歯がサメのようになっている奇妙な男がいた。 どこの世界の住人だろうか? 少なくともミッドチルダでも地球でもないと思うのだが。 ああ、しかし肌寒い。自分が着ている制服は、こんなにも風通しが良かっただろうか? そう思いながら視線を自分の体に落とし―― 「……え?」 固まった。 自身の瞳には、やはり自身の処女雪の如く白い肌が映っていた。 その肌を覆うのはレースの上下だ。豊満な双丘を覆うそれは花の模様があしらわれ、肉付きのよい尻を覆う白い布地は、内部から圧迫されぴっちりとしている。 ――数瞬の沈黙。 あー、今日のわたしってなんかすごく薄着ねー、とぼやけた頭が思考するが、すぐさま「んなわけねぇだろ」という正常な思考が押し寄せてくる。 下着姿の自分、目の前の男、暗い倉庫。 ――これらから導き出される結論は一体? 「き、きゃあああ!?」 思わず悲鳴を上げて後ずさる。だが、ゴーカート内部でそうそう動けるはずもなく、すぐさま壁にぶち当たる。 性的な危機。それと同時に、ここが殺し合いの場だという事をようやく思い出した。 そう、殺し合いの場だ。法などありはせず、無法が法となるこの状態で、男と半裸の女。導き出される結論など一つしかない! 「怯える必要はない、少々確かめていただけだ」 確かめるってなにを!? とは思ったが、とりあえず今、ここで襲う気がない事は伝わった。 慌てて近くにあったマントで体を包みながら、問う。 http://mao.5ch.net/test/read.cgi/anichara/1193746998/260
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