[過去ログ] アニメキャラ・バトルロワイアル2nd 作品投下スレ3 (397レス)
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157: 2007/09/30(日)00:12 ID:vAdRrg4l(4/9) AAS

158: 2007/09/30(日)00:13 ID:93SMjBTO(2/3) AAS
 
159: 2007/09/30(日)00:13 ID:RbUtHeVl(4/6) AAS

160: 2007/09/30(日)00:13 ID:U7m6Tbi7(1) AAS
 
161: その名は絶望 ◆h8c9tcxOcc 2007/09/30(日)00:14 ID:OQOUoXEU(4/6) AAS
 いやはや、私としたことが。一度は消化したはずの加害妄想にまたも翻弄されてしまうとは。
 いけませんね、過去の回に頼ってばかりいては。世捨て人たるもの、常に新たな絶望のありかたを追求しなくては。

「いやぁ、お互い無事で本当に良かったですね。私なんか、もう死んだつもりでいましたよ」

 それにしても危ないところでした。一歩間違えば、リストに載せてもいない方と心中してしまうところです。
 心中とは、絶望的な人間同士で行ってこそ意義があるものなのですから。
 ……おや、返事がありませんね。見ると、彼女は俯いて肩を震わせているではありませんか。
 もしや濡れたまま気を失っていたせいで、風邪でもひかれたのでしょうか。これは心配ですね。
省29
162: 2007/09/30(日)00:15 ID:RbUtHeVl(5/6) AAS
 
163: 2007/09/30(日)00:15 ID:93SMjBTO(3/3) AAS
 
164: その名は絶望 ◆h8c9tcxOcc 2007/09/30(日)00:15 ID:OQOUoXEU(5/6) AAS
 ――彼女の勘違いは、まさに絶望的なものと言えるでしょう。
 私のようなダメ人間を、命を賭して守るべき自分達のリーダーと間違えるなんて、致命的すぎます。
 しかしながら、それは偽りの絶望。螺旋王の作り出したまやかしの恐怖に打ち震え、自分自身を見失ってしまっているのです。
 ゼロという柱に縋り付くことで、ブレてしまった自分を誤魔化そうとしているだけなのです。
 彼女は、まっすぐな心を持っています。生来的に、私のような者と一緒に居るべき人間ではありません……。

「……わかりました。貴女の目的に力をお貸しすることにしましょう。お役に立てるかどうかは、保証しかねますけど」

 ですが。彼女はもはや手遅れでしょう。
省20
165: 2007/09/30(日)00:15 ID:HgFhcgf+(1/4) AAS
AA省
166: 2007/09/30(日)00:16 ID:HgFhcgf+(2/4) AAS
AA省
167: その名は絶望 ◆h8c9tcxOcc 2007/09/30(日)00:16 ID:OQOUoXEU(6/6) AAS
AA省
168: 2007/09/30(日)00:17 ID:RbUtHeVl(6/6) AAS

169: かいひ [sage いいなこれwww] 2007/09/30(日)00:18 ID:e6sRcIaw(1) AAS
AA省
170: 2007/09/30(日)00:20 ID:kTpowyae(1) AAS
さるを回避したいんだったら
サルの画像がいいんじゃないか?
171: サル 2007/09/30(日)00:24 ID:rHU2XfT7(1) AAS
AA省
172: 2007/09/30(日)00:30 ID:TSbkku24(1) AAS
バトルロワイアルと直接関係ないキャラはいかがなものか
やはり参加者AAがいい
173: 2007/09/30(日)00:39 ID:HgFhcgf+(3/4) AAS
なるほど
174: 2007/09/30(日)01:18 ID:BADIB5u2(1) AAS
そもそも、ホスト晒しとかも平然とやるような連中の掲示板に
誰が行くかwww
175: 2007/09/30(日)02:29 ID:RmFeesCL(1/4) AAS
1389 :やってられない名無しさん:2007/09/29(土) 21:48:52 ID:???0
とりあえずツチダマの方で言おうぜ?
まずはアレが終わってからだが
1390 :やってられない名無しさん:2007/09/29(土) 21:49:50 ID:???0
ドモンはなぁ……
マーダー増えるなら有りかとも思ったけど、
やっぱり最終話後の割には未熟すぎるか
省27
176: 睡蓮-あまねく花 ◆umwdy9coMs 2007/09/30(日)02:29 ID:fwYKRIWK(1/6) AAS
「ふ、ふふふ藤乃さん。ほ、本当にこの船の中に入るんですか?」
豪華な列車のなかで黒服やら白服の危険人物達。更にいえばレイルトレーサーと言う人ですらない化け物と遭遇してしまったジャグジーとしては余り豪華な乗り物には乗りたくなかった。
しかしそんな必死のジャグジーの抗弁も
「あら?ほなジャグジーはんはうちに野上で着がええ言ううん?ジャグジーはんって意外と…「ちちちち違いますよ!分かりました入りましょう!すぐ入りましょう!」
静留に良い様にあしらわれ、逃げるように豪華客船への階段を駆け上げって行くジャグジーだが
「ジャグジーはん、顔が赤いで?」
の一言で階段からに転げ落ちそうになってしまった。
省10
177: 睡蓮-あまねく花 ◆umwdy9coMs 2007/09/30(日)02:31 ID:fwYKRIWK(2/6) AAS
船内の適当な部屋で着替えを調達した後(余談ではあるが静留がシャワーを浴びる時またひと悶着あった)、二人は今後の方針について話し合った。
「ほな、ジャグジーはんの知り合いはアイザックはんとミリアはん、それにチェスはんでええんやね?」
「はい、二人ともとっても楽しい人たちで、こんな殺し合いにになんかに乗るような人たちじゃありません。チェス君はまだ小さい子で…だから早く見つけて守ってあげないと」
そこで一拍置き、今度はこちらの知り合いについて確認してくる。
「それで藤乃さんの知り合いが……なつきさんですか?」
なつき。
そう、とりあえずなつきに会わないと始まらない。
省12
178: 2007/09/30(日)02:31 ID:RmFeesCL(2/4) AAS
1400 :やってられない名無しさん:2007/09/29(土) 21:57:23 ID:???0
>>1392
登場ssに本編終了後からさの参戦って明記されてるよ。
1401 :やってられない名無しさん:2007/09/29(土) 21:58:08 ID:???0
……そろそろ冗談抜きでヲチスレがふさわしい。
1402 :やってられない名無しさん:2007/09/29(土) 21:58:32 ID:???0
このまま帰ってこないに1票
省39
179: 睡蓮-あまねく花 ◆umwdy9coMs 2007/09/30(日)02:32 ID:fwYKRIWK(3/6) AAS
【E-3/豪華客船内客室/1日目/黎明】

【ジャグジー・スプロット@BACCANO バッカーノ!】
[状態]:健康。
[装備]:支給品一式(ランダムアイテム1〜3 本人確認済み)
[道具]:なし
[思考]:
基本思考:主催者に抗う。
省18
180
(1): 2007/09/30(日)02:32 ID:RmFeesCL(3/4) AAS
1413 :やってられない名無しさん:2007/09/29(土) 22:16:32 ID:???0
>>1412
まだ序盤だから今後世界観関係のフラグはどんどん増えるし、あくまで考察は考察に過ぎないからね
そこまで気にするものでも無いと思うよ
1414 :やってられない名無しさん:2007/09/29(土) 22:20:12 ID:???0
ん、全く文句はないんだよ。
他の舞台設定を俺も思いつかないし。
省32
181: 睡蓮-あまねく花 ◆umwdy9coMs 2007/09/30(日)02:33 ID:fwYKRIWK(4/6) AAS
「……」
自分の支給品の確認を終えた高遠遙一はしばらく絶句していた。
菓子箱に割り箸で手足をくっ付け、適当な顔を書いただけの代物。
地獄の傀儡子などと名乗ってはいるがこんな人形で演出しても滑稽なだけだろう。
とは言え残りの二つの支給品は使えそうなものだったのでそれほどの苛立ちは覚えなかった。
残りの道具の内一つ豪華客船の鍵と見取り図。
どうもこの鍵を差し込んで簡単な操作を行えばあらかじめ決められたコースを回遊する仕組みになっているらしい。
省9
182: 睡蓮-あまねく花 ◆umwdy9coMs 2007/09/30(日)02:34 ID:fwYKRIWK(5/6) AAS
高遠は豪華客船への道すがら、唯一の懸念に対し、頭を悩ませていた。
それは『如何にして人を集めるか』と言う点だ。
自分で殺すにしても誰かを唆して殺させるにしてもある程度の人数が揃わなければどうしようもない。
いくら船を動かせると言っても、自分ひとりで船を動かして見つけた人間を片っ端から乗船を誘うのはかなりのリスクが伴う。
(最初にある程度の人数を集めればそこから増やしていくことは容易なのですが…)
この場で集団を作る、と言うことは殺し合いに乗っていない事の証拠。
ある程度の人数で螺旋王に対抗する為の仲間を集めている、とでもいえば偽善者共が大量に連れるだろう。
省16
183: 2007/09/30(日)02:34 ID:RmFeesCL(4/4) AAS
1425 :やってられない名無しさん:2007/09/30(日) 00:02:12 ID:???0
土曜夜だというのに感想が少ないのはバカの相手で疲れちゃったからか?
1426 :やってられない名無しさん:2007/09/30(日) 00:08:04 ID:???0
>>1422
おk今度からそうまとめていく
ただあれだ・・・ちょっとの見落としはフォローしてくれるとありがたい・・・orz
1427 :やってられない名無しさん:2007/09/30(日) 01:44:46 ID:???0
省1
184: 睡蓮-あまねく花 ◆umwdy9coMs 2007/09/30(日)02:36 ID:fwYKRIWK(6/6) AAS
AA省
185: 2007/09/30(日)02:38 ID:bbpCBqBQ(1) AAS
また同じことやろうとしてるんだな

こりねえなぁ
186: 2007/09/30(日)02:43 ID:iEE9OwJf(1) AAS
文章添削気盆ヌ
187: 2007/09/30(日)02:51 ID:bs76lR0w(1) AAS
二代目Cwwwwww

いくらでも作れよwwwwwwww
188: 2007/09/30(日)03:03 ID:C7jmY9z9(1) AAS
>>180

1415 :やってられない名無しさん:2007/09/29(土) 22:22:39 ID:???0
で、二代目Cは放置&NGでおkなの?

もうめちゃくちゃだな
189: 2007/09/30(日)06:52 ID:+Lul+DpD(1) AAS
AA省
190: 紙のみぞ知る  ◆5VEHREaaO2 2007/09/30(日)22:09 ID:vAdRrg4l(5/9) AAS
――――――燃えていた。みんな、みんな燃えていた。
とても、とても熱い。だけど炎は消えない。いつまで経っても消えない。
本の山に火が着いた。あっという間に火の山ができた。
耳に誰かの悲鳴が聞える。だがその悲鳴も炎に掻き消される。
目に誰かが倒れている姿が映る。だがその姿も一瞬にして炎へと変わる。
息が息苦しくなり、鼻も使って呼吸する。何か肉の焼ける臭いがした。
省21
191: 紙のみぞ知る  ◆5VEHREaaO2 2007/09/30(日)22:10 ID:vAdRrg4l(6/9) AAS
「――――――ッ」

アニタ・キングはC-6の民家で、意識を記憶の海から現実へと戻した。
全身が汗にぬれ学校の制服が気持ち悪い、息苦しさまで感じる。
いやなことを思い出していた。一番初めの記憶だ。ここに連れてこられる前の、
ねねねと出会う前の、姉たちと出会う前の、香港で浮浪児になる前の記憶だ。
アニタ・キングは記憶喪失者だ。気が付いたときには服一着だけで香港のど真ん中にいた。
省13
192: 紙のみぞ知る  ◆5VEHREaaO2 2007/09/30(日)22:12 ID:vAdRrg4l(7/9) AAS
だがよりにもよって、図書室という紙が大量にある学校を出て行ってしまった。
戻ろうとは思ったものの、あのロイドとかいうむかつくやさ男の下に戻るのは、非常にしゃくだった。
ジャングルの奥地やどこぞの秘境でもないかぎりは、文明の存在するところならば紙の補充は容易である。
手近な民家数件を探せば、簡単に手に入る。
世の中には自分のように滅多に本を読まない人間もいるが、家族一世帯がそうだというわけでもなく、
また紙といっても、トイレットペーパーからレポート用紙、漫画の本から学校の教科書まで身の回りの様々な場所で使われている。
そしてここは日本という紙をよく使う文化を模した舞台だ。
省19
193: 紙のみぞ知る  ◆5VEHREaaO2 2007/09/30(日)22:14 ID:vAdRrg4l(8/9) AAS
とある懸案事項を除けばだが。

アニタは床に横たえてある奇妙な形状の剣を見る。
説明書によれば名前は乖離剣・エア。真名を開放すると空間を切断するほどの衝撃波を放つ宝具というアイテム。
先ほどの戦闘では紙より扱えそうにないため出さなかったが、はたしてこれは自分に使える物なのだろうか?
アニタ・キングは紙を使う異能者である。だがその力の源泉など何かは知らない。
マー姉やミー姉は、自分は昔本が好きだったから紙使いになれたといい、
省15
194: 紙のみぞ知る  ◆5VEHREaaO2 2007/09/30(日)22:16 ID:vAdRrg4l(9/9) AAS
              ※           ※             ※

乖離剣・エアを発動させようとするアニタ・キングは今だ知らない。

ペーパーマスター、紙の奴隷、紙の使徒、神保町の主、東洋の魔女、そしてThe Paperと多数の異名を持つ最強の紙使いを。
大英図書館を焼き払い、アニタ・キングの出発点を作ったビブリオマニアを。
菫川ねねねにとって大切な存在であり、自身に炎と紙に対する恐怖を植えつけた女の存在を。

その名は読子・リードマン。
省14
195: 2007/09/30(日)23:04 ID:gS1opFxf(1/4) AAS
 
196: いろいろな人たち ◆s1y9vYGV9k 2007/09/30(日)23:05 ID:BGfHqOMq(1/8) AAS
「あのマフィア達全然来ないけど、テキサスの荒野で鍛えた俺の足には流石に付いてこれなかったかな。
 いやいやいや。もし追ってきても俺の百丁拳銃が火を噴くけどね!」

百丁どころか一丁の拳銃もない。あるのはパンツだけの一見変質者。
彼の名はアイザック・ディアン。
一年前に不死者となりながら未だ不死者であることに気付いていないホームラン級の馬鹿である。

「何処にいるんだよミリアー! お前の保安官が迎えに来たぞぉー!」
省28
197: 2007/09/30(日)23:05 ID:gS1opFxf(2/4) AAS
 
198: いろいろな人たち ◆s1y9vYGV9k 2007/09/30(日)23:06 ID:BGfHqOMq(2/8) AAS
しかし何処もかしこも陰気な場所だった。
仮装強盗をしながら沢山の都市を渡り歩いたが、ここは別格といっていい。
最悪のスラム街だってここと較べれば活気に満ち溢れた極上の酒場みたいなものだ。
陰鬱な気分を吹き飛ばすような歌の一つでも口ずさんでみたいところだが、肝心な合いの手を入れてくれる
ミリアが隣にいない。
アイザックはなんとも埋めがたい喪失感を感じていた。
省30
199: 2007/09/30(日)23:06 ID:gS1opFxf(3/4) AAS
 
200: いろいろな人たち ◆s1y9vYGV9k 2007/09/30(日)23:07 ID:BGfHqOMq(3/8) AAS
そこには声で予想できた通り、女の姿があった。
街灯が頼りないせいでハッキリとは確認できないが、見た目から判断するとミリアと同じか
それよりすこしだけ年齢が低そうだ。少なくともマフィアには見えない。
ほっと安堵の息をつくと、アイザックはどうやら怯えているらしい彼女に底抜けの明るさで呼びかける。

「いや、もう! 俺ってば怪しいもんじゃないからさ!
 そりゃ怖いマフィアもいるけど! 俺はあいつらとは違うからさ!」
省37
201: 2007/09/30(日)23:09 ID:8opChGlE(1/3) AAS
 
202: いろいろな人たち ◆s1y9vYGV9k 2007/09/30(日)23:10 ID:BGfHqOMq(4/8) AAS
いつまで引き金を握り続けていたのだろうか。
手にしているのは分速600発を超える速さで弾丸を放つウージーだ。
弾倉の残弾などとうに無くなっていることにようやくかがみは気づいた。
全身から力が失われていき、膝からゆっくりと崩れていく。
一時的な恐慌状態から脱したかがみが最初に見たものは、死体になったばかりの男。
その瞬間に生まれた強烈なストレスが彼女の身体に変調をきたす。
苦く酸っぱい息が漏れたのを皮切りに、腹の奥底から不快感がこみ上げてくる。
省14
203: いろいろな人たち ◆s1y9vYGV9k 2007/09/30(日)23:11 ID:BGfHqOMq(5/8) AAS
かがみは悩んでいた。
思わぬ時間を費やしてしまった以上、つかさを殺した仇は遠くへ行っている可能性が高い。
追いつけないかもしれない相手を探すよりも、つかさを埋葬してあげる方が先ではないかと。
特におかしくはない考え方。冷静に見ても及第点は取れる答えだろう。
結局、かがみは戻る道を選ばなかった。それが言い訳だと気付いてしまったから。

きっと私はつかさを理由に逃げようとしているだけ。
省21
204: いろいろな人たち ◆s1y9vYGV9k 2007/09/30(日)23:13 ID:BGfHqOMq(6/8) AAS
希望は呪いとなり、思い出は鎖となって絡みついている。
求めれば求めるほど。足掻けば足掻くほどに自らの体を抉り、心は蝕まれてゆく。
それでも彼女は進み続ける。
足を止めるということは、大切な妹を諦めることと同義だと知っているから。

【B-3/中央寄りの橋中心部/一日目/黎明】
【柊かがみ@らき☆すた】
省13
205: いろいろな人たち ◆s1y9vYGV9k 2007/09/30(日)23:14 ID:BGfHqOMq(7/8) AAS
誰もいなくなったはずの道路に立つ人影があった。
影はまるで長い睡眠を取ったあとのように伸びをして、首を回している。
ポキポキと鳴る軽い音を堪能し終えると、そいつは盛大に騒ぎ始めた。

「あー痛かった! いやあ、まっさかあんな嬢ちゃんにまで騙されちまうなんてなあ。
 さっきのマフィアも上手かったけど、今回のも相当だよな! 演技派だったし!
 もしかしてムービースターだったりするのか彼女。いやきっとそうだ!
省20
206: 2007/09/30(日)23:15 ID:8opChGlE(2/3) AAS

207: いろいろな人たち ◆s1y9vYGV9k 2007/09/30(日)23:16 ID:BGfHqOMq(8/8) AAS
AA省
208: 2007/09/30(日)23:16 ID:8opChGlE(3/3) AAS

209
(1): 修整 2007/09/30(日)23:48 ID:p1muBzot(1) AAS
「あのマフィア達全然来ないけど、テキサスの荒野で鍛えた俺の足には流石に付いてこれなかったかな。
 いやいやいや。もし追ってきても俺の百丁拳銃が火を噴くけどね!」
 百丁どころか一丁の拳銃もない。あるのはパンツだけの一見変質者。
彼の名はアイザック・ディアン。 一年前に不死者となりながら未だ不死者であることに気付いていない
ホームラン級の馬鹿である。

「何処にいるんだよミリアー! お前の保安官が迎えに来たぞぉー!」

仮装強盗のパートナーにして最愛の恋人ミリア・ハーヴェント。
省28
210: 裏では 2007/09/30(日)23:52 ID:cV4KWgzQ(1/4) AAS
1093 : ◆5VEHREaaO2:2007/09/30(日) 16:36:30 ID:VDHCCwHc0
自分の意図というものもありまして、魔法の道具をアニタに使わせるのは当初の予定でした。
次の人が宝具を発動させるのも、発動させないのも自由です。
1094 :ツチダマな名無しさん:2007/09/30(日) 16:39:58 ID:nXyncsEo0
単に紙を使えるってだけの人だから、魔法の道具とかはどうなんだろうな。
使えてもいいし、使えなくてもいい、そんな気がするw
1095 :ツチダマな名無しさん:2007/09/30(日) 16:51:53 ID:aSyOeK2Y0
省40
211
(1): 裏では 2007/09/30(日)23:53 ID:cV4KWgzQ(2/4) AAS
1102 :ツチダマな名無しさん:2007/09/30(日) 21:06:35 ID:cQpeTe5o0
いくつも未解決のSSがありますが、仮投下スレから新しい議題が来ました。
・MAPの端がどうなっているか
とりあえずこういったことは書いた物勝ちでいいとおもう私は、
記述のように参加者は反対の端にワープするでもいいと思います。
これを知るか知らないかで戦略が大きく変わってくることと、
銃弾・投石など支給品や物体の移動がどうなるかについて微妙になってくることが問題点でしょうか。
省31
212
(1): 裏では 2007/09/30(日)23:55 ID:cV4KWgzQ(3/4) AAS
1111 : ◆RwRVJyFBpg:2007/09/30(日) 21:49:28 ID:N5tHVy0U0
仮投下スレより誘導されて来ました。
もうちょっと意見が出揃うのを待ったほうがいいのかもしれませんが
「ツチダマ見てますよ」表明も兼ねて
一応、今上がっている疑問について私の見解を書かせていただきます。
>右端に行ったとき
私としては、突然水上にワープしてぼちゃん!というのを想定して書きました。
省51
213
(1): 裏では 2007/09/30(日)23:57 ID:cV4KWgzQ(4/4) AAS
1120 :ツチダマな名無しさん:2007/09/30(日) 22:16:53 ID:cQpeTe5o0
> 「参加者」「デイパック」「一度デイパックに入ったもの」
これいい案だね。+参加者が身につけている(いた)ものを加えれば完璧かと。
1121 :ツチダマな名無しさん:2007/09/30(日) 22:22:49 ID:8GDHJpOM0
螺旋王「要は実験開始時に物理フォーマットした会場の初期状態から変動したパラメーターを持つ物質は位相のズレを生じ
それによって閉鎖空間を定義する多次元防壁を通過し得る物質となり得るのだ」
ロシウ「ワームホール理論……でしょうか?」
省13
214: 2007/10/01(月)00:03 ID:gS1opFxf(4/4) AAS
 
215: 2007/10/01(月)00:05 ID:HgFhcgf+(4/4) AAS
>>211-213

画面の端ねぇ・・・
216: 2007/10/01(月)00:06 ID:V1lKIoVP(1/4) AAS
 
217: ただ撃ち貫くのみ 2007/10/01(月)00:07 ID:fx28daaU(1/16) AAS
 Dボゥイと小早川ゆたかは自然公園を出てB−6にある学校を目指すことにした。
 ゆたかの友人が全員女子高生なので、安直だとは思ったが学校に集まるだろうと思ったからだ。
 そして現在、二人はD−6の道路のちょうど真ん中あたりを歩いていた。
 辺りは住宅団地のようで、無人のビルが並んでいた。
 途中で轟音が聞こえゆたかが怯えたりもしたが、それ以外は特にこれといったことはなく順調だった。

 「・・・・・・大丈夫か?」
 「あっ!はい!大丈夫です!」
省11
218: ただ撃ち貫くのみ 2007/10/01(月)00:08 ID:fx28daaU(2/16) AAS
 ■

 原因であるDボゥイは風邪でも引いたかと心配していた。
 ――足つきはしっかりしているし、勘違いだろうか?
 そこでDボゥイは軽く頭を振った。
 自分が思った以上に、このゆたかという少女に入り込んでいると感じたからだ。
 ごまかすように、これからのことを考える。
 少しペースが遅いが、ここでゆたかに無理をさせて体調を崩させるわけにはいかない。現状でそれは致命的な命取りになる。
省13
219: ただ撃ち貫くのみ 2007/10/01(月)00:09 ID:fx28daaU(3/16) AAS
 ■

 ゆたかはその言葉で、浮ついていた心を一気に現実に引き戻された。

 「なんで、ですか?」
 「俺の都合だ、君には関係ない」

 ――そんなこと言われても、困ります。

 困惑するゆたかを尻目に、Dボゥイは歩き続ける。
 ゆたかは慌てて声をかける。
省22
220: ただ撃ち貫くのみ 2007/10/01(月)00:10 ID:fx28daaU(4/16) AAS
 ■

 Dボゥイは表情には出さないものの内心では困っていた。

 ――口に出したのは早計だったか?

 必要以上になつかれないようにと、先に伝えたのが間違いだったかもしれない。
 いずれ離れるということを伝えておけば、別れる時にそう騒がれないだろうという打算もあったのだが。

 「悪いが、断る」
 「な、なんですか?」
省14
221: 2007/10/01(月)00:11 ID:V1lKIoVP(2/4) AAS
 
222: 2007/10/01(月)00:11 ID:B8GWnKWZ(1/4) AAS
 
223: ただ撃ち貫くのみ 2007/10/01(月)00:12 ID:fx28daaU(5/16) AAS
 ■

 素晴らしきヒィッツカラルドは自分の幸運を、信じてもいない神に感謝していた。
 見るからに普通の少女に、見たところ少々訓練を受けた程度の青年、先ほどの口直しにはちょうどいい。
 ヒィッツカラルドは国際警察機構のエキスパートでもない限り、生身の人間に負けるはずなどないと思っていた。
 古墳の件については例外だ。負けたわけでもないし、あのV字の物体は人間ではない。

 「二人ともここで真っ二つになれば、もう離れることもないだろう?」

 さあ、狩を始めることにしよう。
省14
224: ただ撃ち貫くのみ 2007/10/01(月)00:13 ID:fx28daaU(6/16) AAS
 ■

 現在地はD−7のちょうどど真ん中あたりだろうか。
 近くに自然公園があるためか、もしくはここも自然公園の一部なのか、そこは森といっていいほど緑に恵まれていた。
 当然のように、遮蔽物になりえる木は大量に存在した。
 木々の間に滑り込み、二人はひとまずの安息を得る。

 「Dボゥイさん、あの人、なんで」
 「静かに」
省31
225: 修整 2007/10/01(月)00:13 ID:caYSZWiB(1/11) AAS
 素晴らしきヒィッツカラルドは自分の幸運を、信じてもいない神に感謝していた。
 見るからに普通の少女に、見たところ少々訓練を受けた程度の青年、先ほどの口直しにはちょうどいい。
 ヒィッツカラルドは国際警察機構のエキスパートでもない限り、生身の人間に負けるはずなどないと思っていた。 古墳の件については例外だ。負けたわけでもないし、あのV字の物体は人間ではない。
 「二人ともここで真っ二つになれば、もう離れることもないだろう?」
 さあ、狩を始めることにしよう。

 ヒィッツカラルドが右手の指をパチンッと鳴らした瞬間、Dボゥイはゆたかを抱えて駆け出した。
省13
226: 2007/10/01(月)00:13 ID:V1lKIoVP(3/4) AAS
 
227: 2007/10/01(月)00:14 ID:dRNyXujB(1/5) AAS
 
228
(1): ただ撃ち貫くのみ 2007/10/01(月)00:14 ID:fx28daaU(7/16) AAS
 ■

 怒りに支配されながらも、Dボゥイは冷静であった。
 冷静に、ヒィッツカラルドをどう殺すかを考えていた。

 ――あれは見えない何かを、指を鳴らすことで打ち出している。
 ――そしてさっきから乱発しているところを見ると弾は無尽蔵か、それに近いほど保有している。

 流石に指を鳴らしてカマイタチを発生させているとは分からなかったが、Dボゥイの考察は正解に近かった。
 少し考え、Dボゥイはおもむろにデイバックから紙のぎっしりと詰まったトランクケースを取り出し軽く蓋を開ける。
省16
229: 修整 2007/10/01(月)00:15 ID:caYSZWiB(2/11) AAS
 Dボゥイは表情には出さないものの内心では困っていた。
 ――口に出したのは早計だったか?

 必要以上になつかれないようにと、先に伝えたのが間違いだったかもしれない。
 いずれ離れるということを伝えておけば、別れる時にそう騒がれないだろうという打算もあったのだが。
 「悪いが、断る」 「な、なんですか?」

 これは思ったより面倒なことになったか?
省11
230: 2007/10/01(月)00:15 ID:B8GWnKWZ(2/4) AAS
 
231
(1): ただ撃ち貫くのみ 2007/10/01(月)00:15 ID:fx28daaU(8/16) AAS
 ■

 「なるほど、孔明の気持ちが少しは分かった気がするよ」

 ヒィッツカラルドは愉快だった。適当な罠をはったら、愚かな獲物はみごとに食らいついてきたのだ。
 ヒィッツカラルドは『左手』をポケットから取り出し、親指と中指を合わせる。
 ヒィッツカラルドは、二人と出会ってから今まで右手でしかカマイタチを打ち出さなかった。
 たまたま思いついたことだった。弱者をいたぶるための罠として。
 獲物はもう逃げられないところまで来ていた。
省25
232: 2007/10/01(月)00:16 ID:dRNyXujB(2/5) AAS
 
233: ただ撃ち貫くのみ 2007/10/01(月)00:16 ID:caYSZWiB(3/11) AAS
 現在地はD−7のちょうどど真ん中あたりだろうか。
 近くに自然公園があるためか、もしくはここも自然公園の一部なのか、そこは森といっていいほど
緑に恵まれていた。 当然のように、遮蔽物になりえる木は大量に存在した。
 木々の間に滑り込み、二人はひとまずの安息を得る。

 「Dボゥイさん、あの人、なんで」 「静かに」

 ゆたかは震えていた。
 何が起きたかはよく分からなかったが、問答無用に殺されそうになった。それだけは理解できた。
省25
234: ただ撃ち貫くのみ 2007/10/01(月)00:17 ID:caYSZWiB(4/11) AAS


 「なるほど、孔明の気持ちが少しは分かった気がするよ」

 ヒィッツカラルドは愉快だった。適当な罠をはったら、愚かな獲物はみごとに食らいついてきたのだ。
ヒィッツカラルドは『左手』をポケットから取り出し、親指と中指を合わせる。
ヒィッツカラルドは、二人と出会ってから今まで右手でしかカマイタチを打ち出さなかった。
たまたま思いついたことだった。弱者をいたぶるための罠として。
獲物はもう逃げられないところまで来ていた。
省24
235: 2007/10/01(月)00:17 ID:B8GWnKWZ(3/4) AAS
 
236: 2007/10/01(月)00:17 ID:dRNyXujB(3/5) AAS
 
237
(1): ただ撃ち貫くのみ 2007/10/01(月)00:18 ID:fx28daaU(9/16) AAS
 ■

 時間は少し遡る。

 「行け!」

 そう言われても、ゆたかの足は一歩も前に出なかった。
 一人になることが、怖かった。
 何も考えられなかった。
 ただ、何も分からないことも怖くて木からひょっこりと顔を出して様子をうかがったのだ。
省15
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