[過去ログ] 歴代主人公が兄弟だったらPart99 (901レス)
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891: 1/6 2020/10/29(木)08:35 ID:4mhjaYCO0(1/6) AAS
久々に作ってみた。しばらく書いてなかったから拙いところもあるだろうけど、許して

――深夜、チャップマン邸にて。

チャップマン「(天井裏、右後ろに人の気配。距離は…約五歩といったところか…賊か?)」
ズキュン!
ヒイロ(天井裏に潜伏中)「(撃たれた…!?)」
チャップマン「………どこの手の者か知らないが、お引き取り願おうか」
ヒイロ『………』
チャップマン「今のはわざと外した。やんちゃも良いが、面会を希望するなら次は正門から入ってくることだな、"少年"」

ヒイロ『………』
マノン「あなた、今の音は…」
省12
892: 2/6 2020/10/29(木)08:36 ID:4mhjaYCO0(2/6) AAS
ヒイロ「ターゲットはジェントル・チャップマン…今も様々な場所で活躍するガンダムファイターだ」
ドモン「馬鹿な! 奴にはもう悪事に手を染める理由などない! 病はすでに完治したし、妄執も捨てている!」
刹那「そう思うなら、話を聞いてほしい」
ドモン「…いいだろう」

刹那「今、上流階級の間で正体不明のドラッグが出回っている。
   麻薬や禁止薬物の類ではないようだが、違法には違いない。俺たちは各所と連携し、その薬の出所について探っている」
ドモン「それとチャップマンに、何の関係がある?」

刹那「チャップマンはあらゆる世界の上流階級と付き合いがあり、精神強化剤を大量に所持・服用していた過去がある。
   その手のコネクションには事欠かないだろう」
ドモン「できることと実行することは違う。何度も言うが、奴にそんなことをする理由はない」
省9
893: 3/6 2020/10/29(木)08:39 ID:4mhjaYCO0(3/6) AAS
――数時間後、日登町・チャップマン別荘のティーパーティ会場

オルガ「落ち着かねえな…こういう上品なところは」
ビスケット「こういう場に慣れておくのも立派な勉強だよ、オルガ」
オルガ「ミカは平気そうだな」
三日月「クーデリアによく呼ばれる。ボディーガードをしてくれって」
ビスケット「なるほど」

チャップマン「やあ、商談の席以外でこうして語らうのは初めてだな。ミスタ・イツカ」
オルガ「は、はい! お、お招きいただき恐悦至極の…」
チャップマン「はっはっは! そう堅くならなくていいぞ!
       地位や年齢など構わず、長年の友人のように語り合うのがこのパーティの目的だからな」
省13
894: 4/6 2020/10/29(木)08:40 ID:4mhjaYCO0(4/6) AAS
カトル「さすがはチャップマン氏ですね。良い葉を使っています」
リリーナ「………」
カトル「…ヒイロのことでしたら、心配はいりませんよ。本当にかすり傷です」
リリーナ「なら…」
カトル「今のチャップマン氏の勘の鋭さは異常です。もしヒイロが昨日の侵入者とバレては…」
リリーナ「私にも害があるかもしれない、ということですか」
カトル「そういうことです」

カトル「(ドモンさん、うまく聞き出してくれると良いけれど…)」

チャップマン「よく来てくれたな、ドモン・カッシュ。君も誘いを受けてくれるとは思わなかったよ」
ドモン「あんたとは一度ゆっくり話したいと思っていたし…何より、最初の茶会を台無しにしてしまったからな」
省10
895: 2020/10/29(木)08:41 ID:4mhjaYCO0(5/6) AAS
チャップマン「………ドモン・カッシュ。そろそろ本題に入ってはくれないか」
ドモン「なに?」
チャップマン「勘というのかな。君が何かを探る目的でここに来たことは、なんとなく…予想がついているのだよ
       出会いこそ、快いものではなかったと思うが…今では私も妻も、君を好ましい青年だと思っている。隠し事などはしたくない」
ドモン「そうか…なら、単刀直入に聞こう。今、上流階級に蔓延っている薬物について」
チャップマン「やくぶつ? 何のことだ?」
ドモン「は?」
チャップマン「私はてっきり、グランドガンダムを駆る謎のガンダムファイター"マスクド・イングランド"として
       アマチュア界隈や地方の大会で活動していることを咎められると思っていたのだが…」
ドモン「は…はぁぁぁぁ!?」
省12
896: 6/6 2020/10/29(木)08:43 ID:4mhjaYCO0(6/6) AAS
ドモン「そんなもの、なんで隠れるようにして食ってるんだ」
チャップマン「世間では硬派な男として通っている私が、こんな菓子のようなものを好んで食べていると知られるのは、少し恥ずかしくてな」
ドモン「別に恥ずかしがることでもないと思うが。うちの兄さん達も、仕事の合間に口に入れているようだし
チャップマン「そうなのかね? それは知らなかった。俗世から離れていると、こういうことにも疎くなっていかんな」
ドモン「いや待てよ…フリスク…フリスクか…?」
チャップマン「どうしたね」
ドモン「すまない、チャップマン。そのフリスク、俺にももらえないか」
チャップマン「別に構わんが」
ドモン「助かる。同じものではないかもしれないが、後で代わりのものを持ってくるよ」

ドモン「ところでチャップマン。次はあんたをうちに招待したいな。悪ガキどもが多いから、少し騒がしいかもしれないが…今度は、普通に会話を楽しみたい」
省15
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