ここだけ男子高校ただしPCは男装少女PART47 (1002レス)
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(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/05/14(火)11:39 ID:uHPZVWgOo(2/2) AAS
>>640
「研究所の……クローン……?」
「いいや、でも研究所でいじくられたって意味では研究所の作品ってことにはなるか……それもお見通しだ」

伊織の問いかけに答えながら何もない空間を掴み、引っ張り投げるような動きをする白髪の鈴。

「つあああああ!?」

その動きに合わせて伊織が左手から引っ張られるようにして引きずられたあと吹っ飛び、二人まとめて壁に叩きつけてやろうという勢いでライナーの方へ飛んでいく。
見えない糸のようなもので何かしようとしていたのがバレたらしい。

「さあな、何なんだろうな」
省1
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(2): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/05/17(金)00:54 ID:aXox5EXOo(1) AAS
>>4
「大丈夫や、なんも問題な……あかん!」

口端から血を垂らしながら叫ぶ士道。
白髪の鈴がダッシュで伊織を追いかけ容赦ない追撃の跳び蹴りを放っていたが、ライナーからは伊織の身体が邪魔で見えない。

「ぐうっ!」

再び白髪の鈴の蹴りの餌食になったのは士道。
ライナーと伊織に蹴りが当たる直前で二人を左右に押しのけ割り込んでいた。

「な……っ!?」
省6
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(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/07/17(水)18:44 ID:tAhYsoqFO携(1) AAS
>>5
「逃したか……」

煙が晴れたあと、地面に刺さったナイフを抜きながらひとりごつ白髪の鈴。
綾が男子2名を脇に抱えていなければそのナイフは伊織に突き刺さっていた。

〜某所〜
「ありがとうございます、綾さん、ライナー君。
今回は流石にヤバかったですね……あれはなんというか
ね……兄さんの僕の行動に対する完全な未来予知レベルの先読みはそのままに情けとか容赦みたいなものがマイナスされた代物でしたね……
何者なんでしょう、あの霜月鈴に良く似た白髪紅眼の人物は……」

ひとまず逃げ切れたことを確認し、状況を確認する伊織。気の緩みから負傷による痛みが出てきた様子が見える。
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(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/08/06(火)13:47 ID:sypZgl7cO携(1) AAS
>>8
「えっ……何ですか……はっ、ひどいことするつもりですね!エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!」

ライナーの言葉におどける伊織。ちょっとしめたほうがいいかもしれない。
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(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/08/06(火)21:02 ID:vCN4U796o(1) AAS
>>10
「ぐえっ!?
折角助かったのに危うく頸骨ごと握り潰されるとこでしたね……はは……」

伊織の胴を抱えている腕を締めてくるくらいを予想していたので本気で背筋が寒くなった伊織であった。

「やっぱり、やられてましたか……」

そうこうするうちに保健室に到着。鈴は眠ったままだ。
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(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/08/07(水)16:24 ID:8qi6KxO8o(1) AAS
>>12
「そうですね。本人に聞いてみればいいんじゃないですか?
兄さん、やられたのは紅い瞳、銀髪ポニテのやさぐれた感じのお姉さんじゃなかったですか?僕らによく似た」

「ああ……おまえもやられたか……リョウは……みんなは……大丈夫だったか?」

顔だけ3人の方へ向けて答える鈴。なんと意識が戻ったらしい。
包帯が交換され見た目の痛々しさは無くなったものの、消耗が激しいようでサナトリウムで療養中の少女のようにかよわく儚い印象を抱かせる。
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(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/02(水)08:40 ID:IwtUv/1zo(1) AAS
>>14
「ああ……心配……かけたな。保健の……先生が……言うには……あの白髪に……」
「ああ、これですね。なになに……ふむ……
兄さんが昏睡状態だったのはあのやさぐれお姉さんの存在のせいみたいですね。あの人はどうも並行世界の未来の霜月鈴みたいです。
色々おかしいとこはありますけど並行世界ですからね。性別が変わることもあるでしょう。僕らが三兄弟の逆で向こうは三姉妹なのかもしれませんね。
並行世界の異性の自分……うーん、身体の相性良さそうだなあ……おっと、話がそれました。
違う世界の同じ人物が同じ世界に同時に存在、更に敵対することでその世界での存在権的なものの奪い合いみたいになるみたいですね。
さっきの戦いでダメージを与えたことで少しそれを取り戻せたから意識が戻ったってことでしょう。
兄さん、心配かけたなって過去形で言ってますけど現在進行系ですよ。普通にまだまだ存在消えちゃえる状態じゃないですか」

話すのも辛そうな鈴の傍らにある、綺麗だがどこか可愛らしさも感じさせる文字がしたためられた可愛らしい模様のついた便箋に気付き、それを見ながら鈴の代わりに伝える伊織。
省2
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(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/03(木)23:45 ID:kYNTLG8So(1) AAS
>>16
「士道兄さんにバカスカ実弾撃ち込まれた直後に士道兄さんを蹴りで元気に吹っ飛ばしてましたからね……
それに綾さんの蹴りを顔色一つ変えずに殴り返すあの膂力……
ライナー君、あれを霜月鈴だと思って刃を曇らせれば死に繋がりますよ。
とはいえ……確かに良く似た顔で同じ技を使われるとやりづらいですねぇ……というか僕、勝てないんですけど」

明らかに人であることをやめている上に鈴の特性を持った敵。流石の伊織もお手上げのようだ。

「そうか……いや……きっと大丈夫……お前のせいじゃないさ……こっちこそゴメンな……」

元気そうに振る舞おうとしているが絞り出す声も弱々しい。
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(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/05(土)00:28 ID:SBVzRsOjo(1/2) AAS
>>18
「……!」

いつも最前線で戦ってきた自分がまさかの姫君ポジションとは。ライナー君のナイトな守る発言に不覚にも顔が熱くなってしまったのを感じた。
寝返りを打って男子二人と反対方向を向きたいが身体が動かないので顔だけでもそらした鈴であった。

「そういえば綾さん、保健室に入ってから一言も話してませんがなにか考えでも?」
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(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/05(土)23:06 ID:SBVzRsOjo(2/2) AAS
>>20
「ひゃあ」

顔をそむけた後、続いて視線も顔の向いている方へ。綾と目があってびっくり。身体が動いていればきっと大きな声で驚きながら飛び上がっていたが、間抜けな声が出ただけだった。

「うーん……あいつにやられて……気がついたのもほんと……今さっきだから……ごめんな」
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(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/06(日)21:43 ID:yliAdKPto(1) AAS
>>22
「ふう……」

力尽きたようでふたたび意識を失ってしまったようだ。

「権力者……ですか」
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(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/08(火)21:59 ID:G844pHx3o(1) AAS
>>24
「まるでアニメかなんかの生徒会長ですねぇ……でも先生動くのかなあ……前に日頃のお礼にご挨拶に伺おうとしたら(夜這いをかけに行ったら)異次元ぽいとこに飛ばされかけましたけど」
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(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/10(木)22:14 ID:MY75kgyGo(1) AAS
>>26
「チート主人公無双で世界救ってハーレム堪能し尽くして来ました」

歯を輝かせてキメ顔スマイル

「ご息女の声……?なんかテンションがいつもと違いますねライナー君」

使わせてもらいましょうかねなんて言い回しはあまりライナー君らしくないなあと思った伊織であった。

「ああ、僕のダメージのことならご心配なく。保健室にいる限りリジェネかかるようにしてくれてるみたいですからだいたいもう全快ですよ」
29: 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/12(土)22:52 ID:WDIxL0lco(1/2) AAS
>>28
「ははは……気をつけます」

苦笑いを浮かべながらライナーを見送る。

「さて……どうしたものか……」

ここから出て自分も何かしらの行動を起こしたいところだがまた殺されかけて助けられるかそのまま殺されてしまう
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(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/12(土)23:01 ID:WDIxL0lco(2/2) AAS
>>28
「ははは……気をつけます」

苦笑いを浮かべながらライナーを見送る。

「さて……どうしたものか……」

ここから出て自分も何かしらの行動を起こしたいところだがまたあの白い鈴に見つかれば今度もうまく助けてもらえるか逃げ切れる保証はない。

「あの人の目的は……なぜ地下に居たんでしょうか……先生、鈴の容態について教えてもらえませんか?」
省3
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(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/13(日)18:55 ID:lvGJICkvO携(1) AAS
>>31
「!……おや、ウルスちゃんでしたか。ふふ、普段とのギャップでときめきましたか?」

アルビノ。白髪に紅い瞳。今話題の敵と似たような特徴を持つ彼女の登場に得物を取り出しかけるが、話題の敵の豊満なそれとは異なる彼女の平坦な胸を見てやめた。

「ええ、この通りバッチリですよ。ベッドの上で試してみますか?」

さらっとセクハラ発言である。

「前に見た研究と敵の発言が気になりましてね。血液について少し調べてみようかと」
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(1): 霜月 伊織 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/14(月)00:50 ID:FZHwB9tO0(1/2) AAS
>>33
「その研究というのが死んだ人間を兵器として蘇らせる研究で……大量の血液が必要な技術だったんですよね。
 まだまだ実用化には程遠いレベルでしたが……あれが未来の並行世界から来た霜月鈴だというのならその技術が使われている可能性は高い」

真剣な声色と眼差しで語る伊織。しかしその右手の動きは卑猥だ。
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(1): 霜月 伊織 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/14(月)23:30 ID:FZHwB9tO0(2/2) AAS
>>35
「ええと……僕の疑っているのは媒介というか、燃料……ですかね。
 死体そのものを再起動、それを動かす燃料に血液が必要になる、そんな技術ですね。
 ウルスちゃんのはクローンで器を作って意識を上書きするような技術でしょうか?そちらの方が若返れてよさそうですね」

渡されたカルテを机に戻した。

「どこに行くんです?」
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(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/15(火)19:30 ID:b2vLHjSQO携(1) AAS
>>37
「どちらにせよ、ろくでもない研究なのだけは間違いないですね」

皮肉っぽい笑みを浮かべた。

「・・・・・・そうですね。まずは現場から、そして研究所に確認に行きましょう。僕の予想が当たっていれば血液のストックのある研究所にあの人はいる筈です」

無言の思索。きっとヤリ部屋に連れ込もうか迷っただけ。
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(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/16(水)01:25 ID:tCt18Xnno(1) AAS
>>39
「とはいえ……兄さんを襲ったのは僕ってことになってるんですよね……ふっ、はっ、よっ」

嫌な音を鳴らしながら身体を動かす伊織。

「よし、こんなもんだね」

最後に両手で顔と髪を整える。背は縮み、顔は更に可愛らしく女の子っぽく。
もはや別人のような見た目になった伊織がいた。

「それじゃ、行こっか。ウルスちゃん」
省1
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