ここだけ男子高校ただしPCは男装少女PART47 (1002レス)
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21(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/05(土)23:06 ID:SBVzRsOjo(2/2) AAS
>>20
「ひゃあ」
顔をそむけた後、続いて視線も顔の向いている方へ。綾と目があってびっくり。身体が動いていればきっと大きな声で驚きながら飛び上がっていたが、間抜けな声が出ただけだった。
「うーん……あいつにやられて……気がついたのもほんと……今さっきだから……ごめんな」
22(1): ◆RYO/n8uupE 2019/10/06(日)02:40 ID:Zehddaml0(1) AAS
>>21
「?」
綾に関しては至って真面目である。
ごくごく僅かな変化だが心配する眼差しを向け、その一方で、思い詰めているようでもあった。
「それもそうか。いや、気にしないでくれ。
順調に回復するとしてもたったの数日ってだけでもなさそうだ。
色々不自由しそうだからな、困ったら頼ってくれ。何せ、今じゃちょっとした権力者だからな」
含みのある笑みを浮かべながらも、その特殊な肩書が過重になっているのだろう。
やがて自嘲的な笑みに変わり最後には溜息をついた。
23(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/06(日)21:43 ID:yliAdKPto(1) AAS
>>22
「ふう……」
力尽きたようでふたたび意識を失ってしまったようだ。
「権力者……ですか」
24(1): ◆RYO/n8uupE 2019/10/07(月)04:42 ID:idbjzzfY0(1) AAS
>>23
「聞こえてたか……?
まあ、困ったまま黙ってるような奴じゃないか」
意識が落ちたのを見ると声を潜めて。
むしろ、綾が鈴を困ったままにしないだろう。そう思っていると綾のほうからまかせろと言わんばかりに頷いてきた。
「一応、アイツの息子なんでな。
さらに、生徒会長代理の名前も背負わされちまったし……そうだな」
少し試案する風を見せ。
「仮にそいつの様子が戻りそうになかったら、空き教室の一つを改装して専用の治療室を設けよう。
今、ココを視てもらってる先生にはそっちにあたってもらって、もう一人、適当な保健の先生を新しく……うん、それくらいならできそうだ」
25(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/08(火)21:59 ID:G844pHx3o(1) AAS
>>24
「まるでアニメかなんかの生徒会長ですねぇ……でも先生動くのかなあ……前に日頃のお礼にご挨拶に伺おうとしたら(夜這いをかけに行ったら)異次元ぽいとこに飛ばされかけましたけど」
26(1): ◆RYO/n8uupE 2019/10/09(水)23:18 ID:eIGvbOnIo(1) AAS
>>25
「そっちの方が余程アニメな気がするんだが……帰ってこれたようで何よりだ」
聞き慣れない言葉に苦笑を浮かべ。
「さて。
回復を願わない訳じゃないが、準備は必要だな。
ご息女の声でも使わせて貰いましょうかね。この辺りに居てくれるとありがたいんだが……」
立ち上がると窓の外に目を凝らしてみるが、見える範囲では見つからず。
「お前も、ゆっくりするといい。何かと動き回ってるようだしな」
27(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/10(木)22:14 ID:MY75kgyGo(1) AAS
>>26
「チート主人公無双で世界救ってハーレム堪能し尽くして来ました」
歯を輝かせてキメ顔スマイル
「ご息女の声……?なんかテンションがいつもと違いますねライナー君」
使わせてもらいましょうかねなんて言い回しはあまりライナー君らしくないなあと思った伊織であった。
「ああ、僕のダメージのことならご心配なく。保健室にいる限りリジェネかかるようにしてくれてるみたいですからだいたいもう全快ですよ」
28(2): ◆RYO/n8uupE 2019/10/11(金)03:41 ID:hFLx/G3f0(1) AAS
>>27
「……それは良かった」
話半分。という言葉が見事に当てはまる聞きっぷり。
「俺なんかよりもゼオラの言葉の方が聞き入れてくれると思って。
そうか? ……『あの辺り』の間怠い言い方が移ってきたのかもな。気をつけるか……」
ちょっとショゲた。
「もうなのか。流石、保健の先生だな」
感嘆の声を上げながら立ち上がる際に綾に目をやると看ている内に座ったまま眠ってしまったようなのでそのままにしておく。
「ただまあ、気を損ねさせて治してもらえない。なんてことが無いようにな。それじゃ」
冗談混じりに忠告を口にすると準備を進めるために去って行った。
29: 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/12(土)22:52 ID:WDIxL0lco(1/2) AAS
>>28
「ははは……気をつけます」
苦笑いを浮かべながらライナーを見送る。
「さて……どうしたものか……」
ここから出て自分も何かしらの行動を起こしたいところだがまた殺されかけて助けられるかそのまま殺されてしまう
30(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/12(土)23:01 ID:WDIxL0lco(2/2) AAS
>>28
「ははは……気をつけます」
苦笑いを浮かべながらライナーを見送る。
「さて……どうしたものか……」
ここから出て自分も何かしらの行動を起こしたいところだがまたあの白い鈴に見つかれば今度もうまく助けてもらえるか逃げ切れる保証はない。
「あの人の目的は……なぜ地下に居たんでしょうか……先生、鈴の容態について教えてもらえませんか?」
省3
31(1): ◆RYO/n8uupE 2019/10/13(日)04:24 ID:KC5+lYox0(1/2) AAS
>>30
「珍しいね。キミが真面目な顔をして」
ライナー君と入れ替わるように現れたのは(立場上)彼の妹の一人。
人当たりの良さそうな声は建前だと、鋭い真紅の双眸が告げている。
「キミもやられたと聞いていた割には、元気そうで良かったよ。
もう一人の方は……お休みのようだね。それについては機会を改めれば良い、か」
あの『間怠いカンジ』の言い回しを交えながら歩みを寄せてくる。
覗きみるまではしなかったが、カルテに、延いては今回の騒動に興味があるようだ。
32(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/13(日)18:55 ID:lvGJICkvO携(1) AAS
>>31
「!……おや、ウルスちゃんでしたか。ふふ、普段とのギャップでときめきましたか?」
アルビノ。白髪に紅い瞳。今話題の敵と似たような特徴を持つ彼女の登場に得物を取り出しかけるが、話題の敵の豊満なそれとは異なる彼女の平坦な胸を見てやめた。
「ええ、この通りバッチリですよ。ベッドの上で試してみますか?」
さらっとセクハラ発言である。
「前に見た研究と敵の発言が気になりましてね。血液について少し調べてみようかと」
省1
33(1): ◆RYO/n8uupE 2019/10/13(日)23:57 ID:KC5+lYox0(2/2) AAS
>>32
「……助かるよ」
口では礼を言いつつも、目の鋭さは冷ややかさを伴う物になっていた。
ボードを受け取ると胸から遮るように持ち、中身を確認していく。
「血液、研究……僕も気になるな、この件」
34(1): 霜月 伊織 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/14(月)00:50 ID:FZHwB9tO0(1/2) AAS
>>33
「その研究というのが死んだ人間を兵器として蘇らせる研究で……大量の血液が必要な技術だったんですよね。
まだまだ実用化には程遠いレベルでしたが……あれが未来の並行世界から来た霜月鈴だというのならその技術が使われている可能性は高い」
真剣な声色と眼差しで語る伊織。しかしその右手の動きは卑猥だ。
35(1): ◆RYO/n8uupE 2019/10/14(月)01:48 ID:cRrXHX9i0(1) AAS
>>34
「血を媒介に……ね。
その技術、僕の方も心当たりがある。
昔、通っていた『学園』の技術さ。DNAを使ったクローンの作成」
カルテを読み込んでいくうちに冷静さで顔を満たしていく。
その右手にカルテを差し込むように渡して。
「では、行こうか」
36(1): 霜月 伊織 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/14(月)23:30 ID:FZHwB9tO0(2/2) AAS
>>35
「ええと……僕の疑っているのは媒介というか、燃料……ですかね。
死体そのものを再起動、それを動かす燃料に血液が必要になる、そんな技術ですね。
ウルスちゃんのはクローンで器を作って意識を上書きするような技術でしょうか?そちらの方が若返れてよさそうですね」
渡されたカルテを机に戻した。
「どこに行くんです?」
37(1): ◆RYO/n8uupE 2019/10/15(火)02:23 ID:jUuPRgEI0(1/2) AAS
>>36
「死者の再利用か……俄然、見てみたくなったよ」
興味のある口振りではある物の、その眼、その表情には歓迎の色は無い。
「元々は人工生命体を作り出す研究だったようだけど。
より力ある物を求めて能力者のDNAを組み込む事を考えたようだ。
幸い、実を結ぶことは無かったようだけど……ここには居る」
数歩先に行き、尋ねられて振り返る。
「現場調査だろう? 付き合うよ」
38(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/15(火)19:30 ID:b2vLHjSQO携(1) AAS
>>37
「どちらにせよ、ろくでもない研究なのだけは間違いないですね」
皮肉っぽい笑みを浮かべた。
「・・・・・・そうですね。まずは現場から、そして研究所に確認に行きましょう。僕の予想が当たっていれば血液のストックのある研究所にあの人はいる筈です」
無言の思索。きっとヤリ部屋に連れ込もうか迷っただけ。
39(1): ◆RYO/n8uupE 2019/10/15(火)20:34 ID:jUuPRgEI0(2/2) AAS
>>38
「それで構わないよ。道案内を頼めるかな」
伊織の後をついていくというのにわざわざ壁際に寄って道を開けた。
というより、警戒されている。それを隠さないことも警告を兼ねてのことだ。
40(1): 霜月 ◆f7JK9RIN.g 2019/10/16(水)01:25 ID:tCt18Xnno(1) AAS
>>39
「とはいえ……兄さんを襲ったのは僕ってことになってるんですよね……ふっ、はっ、よっ」
嫌な音を鳴らしながら身体を動かす伊織。
「よし、こんなもんだね」
最後に両手で顔と髪を整える。背は縮み、顔は更に可愛らしく女の子っぽく。
もはや別人のような見た目になった伊織がいた。
「それじゃ、行こっか。ウルスちゃん」
省1
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