[過去ログ] 【この檻を抜けろ】能力者スレ【明日を掴むために】 (1002レス)
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(1): ◆zqsKQfmTy2 [sage saga] 2019/03/03(日)20:20 ID:vsfp0p18O携(1/6) AAS
>>228

【暑い――――昼の国に到着してから頻りに口にする言葉】
【時には間延びさせたり、時には気怠げに崩して。――それでいて隙の無い振る舞いなのは】
【威圧的な風貌の男たちの姿が見受けられるから。故に抜身の刃物の様に尖った気配を出し続けていた】

―――、……コニー以外のヤツから私にコンタクトを取るとは思ってなかったよ。
シルヴィアって名前だったら綺麗めな女性だったかもしんないのにシルヴィオって……
明らかな男の名前だろ、……見回す限り暑苦しい男ばっかで、うへっ、吐きそう。

【前髪の一部を黒染めした金髪と耳に開けたトランプ柄のピアスが特徴的な女、エーリカは毒づく】
【水の国とは大きく異なる気温でも着崩さないスーツ姿とは正反対の言動。軈て集合場所に到着するなら】

(………叩けってか。まったく人を呼びつけておいてさ、出迎えの一つぐらいしろっての)
省19
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(1): ◆rZ1XhuyZ7I [ saga] 2019/03/03(日)20:48 ID:a2sGG3K20(2/5) AAS
>>229

【少し間があった後、扉の奥で人の気配】
【そして鉄の扉の裏でガチャン、ガチャン、ガチャンと三度に渡って施錠の外れる音が響いてくる。】
【さらに間があった後扉は開く―――。】

付けられたりはしてねぇな?外務八課のお嬢さんよ。
シルヴィオ≠セ、宜しく頼むぜ。ガム食うか―――?

【扉の奥から出てきたのは金髪をオールバックにした碧の瞳の無精髭の男。年齢は若くも見えるし中年にも見える。】
【格好は素肌の上にアロハシャツ、短パン、サンダルとどうにもラフな格好の男だった。思えばコニーも初対面時はこんな格好だったが。】
【シルヴィオは胸のポケットからふにゃふにゃになった板ガムを取り出して一つ差し出しながら挨拶をする。】
【エーリカが受け取る、受け取らないに関わらず室内へと招き入れ再び三重の施錠を行う。】
省20
231
(1): ◆zqsKQfmTy2 [sage saga] 2019/03/03(日)21:12 ID:vsfp0p18O携(2/6) AAS
>>230

無論―――アンタがコンタクトを取る先を何だと思ってるんだい?
若輩ながら外務八課の一員だから心配無用。そんなヘマはしないさ。

―――此方こそよろしく、ミスター・シルヴィオ。

【仕事モードの顔つき、普段の明るく緩んだ顔はえらく引き締まって、隙を伺わせない】
【だからほとんど所見に等しい男から渡されたガムは受け取らない、切り捨てる様に要らないと意思表示して】

【扉の向こう側に足を運べば、再び鉄の扉が閉まる――ある意味では袋のネズミか】
【中心地点に向かう道中、男から問われるのは昼の国の状況把握について―――】
省18
232
(2): ◆rZ1XhuyZ7I [ saga] 2019/03/03(日)21:54 ID:a2sGG3K20(3/5) AAS
>>231

【受け取られなかったガムを自分の口に入れながらシルヴィオは口角を釣り上げる。】

そう警戒しなさんな、仕事仲間を信用しねぇとこの国では生き残れねぇぜ?
―――まぁ腕は立つようで何よりだ、前はオブライエンが世話になったみてぇだしな………。

オーケイ、人を殺すのに慣れているのも良い。それじゃあ勉強のお時間だ。

この国でスクラップズ≠チて連中が暫く暴れまわってたのは知ってるよな?
そいつらが撤退した後、入れ替わる形で水の国の公安の圧力から逃れてきたD.R.U.G.S.≠フ残党が現れた
主に麻薬を扱っていたカルテル≠ニ呼ばれる連中だ、この国は麻薬と相性が良いからな元から眼はつけてたんだろう。
複数のカルテル£Bは各々のテリトリーを築いて麻薬の密売を始めた。
そこから数年、麻薬は爆発的にこの国全土へと広まった。同時にカルテルの力も日々増大の一途を辿った。
省25
233
(2): 霧崎◆KP.vGoiAyM 2019/03/03(日)22:14 ID:dyoeZkQq0(1) AAS
>>95 >>96

【ホテルは予想通りに高級な風体の建物だった】
【着くなり、車両係のボーイが駆け寄ってくる。そして、カニバディールの顔を見るなり】
【事情を察したのか、背後、ホテルのフロントを一瞬振り返る。】

仰せつかっております。

【物分りのいい男であった。余計なことは言わず、車両係としての態度は一流だ】
【ドアを開け、車のキーを預かる。荷物があるならそれを別のボーイが運ぶだろう。ドアマンがドアを粛々と開ける。】

【フロントを通る必要もない。今度はスーツ姿の組の人間が深々とした礼をして待っている】
省15
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(1): ◆zqsKQfmTy2 [sage saga] 2019/03/03(日)22:18 ID:vsfp0p18O携(3/6) AAS
>>232

ああ、知ってる。スクラップズの悪評は水の国迄届いてたからね。
つくづく水の国が綺麗な場所に思えるよ。無秩序ここに極まれりだな、この国は。

【公安五課に属する前に居た裏社会の組織。飛刀/フェタオなる中華系マフィア組織に身を置いていた頃】
【今から6年ほど前だろうか。今以上に世間を知らない小娘だったけど、その名は轟いていたから、知っていた】
【――――言葉で知るだけでも胸糞が悪くなる。決して正義感の類では無くて嫌悪の情であるけれど】
【必要以上に死者を辱める行為にギリッと歯軋り一つ。彼女が居た飛刀では薬物は扱ってなかった】
【何より―――――――仁義に悖る所業に手を出していなかったから余計に】

これでもまだ氷山の一角なんだろ?ミスタ・シルヴィオ。
カルテルを崩そうとすれば一族郎党悲惨な目にあうってのは、ここのお国柄なのかい。
省10
235
(1): [sage saga] 2019/03/03(日)22:21 ID:mRLkxk8F0(1/2) AAS
>>227

そんなこと……ないよ――――――。

【目を逸らした。――花より団子とは言うけれど、彼女の場合はきっと、桜の花の下で食べるものが好きなのだろう。家から手作りのお弁当を持って行ってもいいかもしれない】
【それでいて確かに食べ物に対する興味はそれなり以上にあるらしかった。ぼんやり眺めていたお料理番組を見て、「これ作ってみたい」だなんて、急に言い出して】
【そのくせレシピはちゃんと見てなかったから、公式のHPに書いてあるのを見ながら料理したり。――そうしてわりかしおいしいものを作ったのは、まだ貴女の知る過去】
【――それから何度かお料理したりしていた。そのたびに割とおいしいものを作っていた。そうしておいしそうに食べていた。きっと貴女にも、たくさん振る舞ったから】

旅行! 行きたい! 

【ぱぁっと笑顔が綻ぶ気配がした。――見えぬのは単にその顔が物理的に胸中にあるから、それでも刹那後には顔をばっと見せる、喜色満面のあどけない表情】
【旅行というものもテレビで見ていたらしい。なんだかたくさんの荷物を持ってどこかへ行って楽しいことをしてくる。お土産も買わなくちゃ、なんて、そんな空想】
【だけれども、今の情勢を見るにあまり勧められることではないのかもしれなかった。――だとしても、きっと、春までは何か落ち着くと信じたいから。目指すなら最善がいいから】
省9
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(1): ◆zqsKQfmTy2 [sage saga] 2019/03/03(日)22:36 ID:vsfp0p18O携(4/6) AAS
AA省
237
(1): ◆rZ1XhuyZ7I [ saga] 2019/03/03(日)22:55 ID:a2sGG3K20(4/5) AAS
>>234

まぁ全土が全土この有様じゃねぇがな、未だに観光地は平和そのものだ
何故かって?カルテル共もバカじゃない、国全体をめちゃくちゃにすればどうなるか分かってるからな。

あとは文字通り聖域たるゼン=カイマ=Bあそこはカルテル共も手を出せねぇ怪物/騎士≠ェいるからな。
昼の国全土から逃げ込む民衆も多くいるようだ、あそこだけが今のこの国の救いだな。

―――こいつはカルテルの中でも強い力を持つ一つテスカポリトカン≠フ構成員、ボスの運転手をしてたらしい。

「地獄に落ちろ、氷の犬が………!」
省18
238
(1): ◆zqsKQfmTy2 [sage saga] 2019/03/03(日)23:08 ID:vsfp0p18O携(5/6) AAS
>>235

【リリーの好奇心が何に向けられているかは把握している、それはまだ覚えていて】
【料理を作る時のやりとりも、出来上がった料理の味も、二人して美味しいと微笑み合った事も】
【だからだろう――食い意地が張ってるのねとやんわり悪戯めいた言葉を継いだのは】

【――――きゅっ】

【小指と小指が絡み合う、風に揺れる白百合みたいに嫋やかに揺れ動いて】
【そうしたなら、二人は約束を交わした事になる。母娘の温かな約束。紡がれる言葉】
【―――想像してみる。ふたり桜の下で手作りのお弁当に舌鼓をうちながら】
【すべてを包み込む程に広がる蒼天の下で、桜に染まる川を眺め、散る花弁に移ろう視線】
【リリーを膝にのせて抱き抱えながら見る桜はきっと―――何よりも美しく、鮮明に残るのだろうか】
省12
239
(1): ◆zqsKQfmTy2 [sage saga] 2019/03/03(日)23:28 ID:vsfp0p18O携(6/6) AAS
>>237

へえ、たかが運転手がここまでイキり面出来るなんてね。
トラの威を借る溝鼠風情がさ、よくもまあここまで増長できるもんだ。

取り押えるのは構わないけどさ、私はこれでも恋する乙女なんだよ?
そんな野蛮な事しなくないんだけど。あとこういう男は臭いし脂ベタベタだから触りたくない。
――――ってそんなことも言ってられないか。了解。任せておきなよ。

【恋する乙女―――事実ではあるが、この場で口にするには場違いな言葉】
【乙女な野蛮な事をしないのだろうが、エーリカは仮にも八課の課員だから麗らかな乙女ではない】
【よって乗り気ではないよと言外に告げながら、男を取り抑える。罵詈雑言が止まないなら、ある種の精神修行に思えた】

【―――】
省12
240
(1): [sage saga] 2019/03/03(日)23:43 ID:mRLkxk8F0(2/2) AAS
>>238

【なれば絡む指先、綻ぶ表情、そのすべてがごく無垢なる少女のものであった、たった一つの哀しみすら胸の中に抱いたことのない笑みと指先の温度にて】
【たとえどれだけ取り繕おうと処女(おとめ)には戻れないみたいに、――なにせ今の彼女はどこまでも無垢なるものだった。純粋培養の薄幸の令嬢とも等しいのなら】

――――だーめ! お花を見に行くの、おかあさん、いつも私のこと見てるばっかりで――、だから、"そのとき"は駄目。
駄目ったらだーめー、――あははははっ。ねえねえ、桜の花って、どれくらいに咲くの? テレビだと、よく分かんなかったの。場所によって違うって……。
この辺は? どれくらい? ――、その川のところは、どれくらい? ねーねー、私、絶対見たいな――、おかあさん、お仕事、ぜーったい、お休みしてね……。

【そんな表情が崩れる瞬間は、――やはりあどけなさの証明なのだろうか。せっかく花を見に行くのだから、自分など見ていては駄目だとお叱りのポーズ、声だけいやに高らかに】
【結局冗談でしかないならすぐにまた笑ってしまう。――桜の花が咲く時期すらよく分かっていなかった、それでも行きたい気持ちばっかりばっちり十分、百点満点の仕上がり】
【この辺でも見るし櫻まで行っても見る。――そんな風に心惹かれるのはどうしてなんだろう、その理屈すら分からないけど、とにかく、気になるらしいから】
【これでお仕事で行かれません、なんてことになったら、間違いなく大変なことになった。拗ね散らかしてしまうに違いなかった。――だから、忘れちゃ、いけなくて】
省7
241
(1): ◆rZ1XhuyZ7I [ saga] 2019/03/03(日)23:59 ID:a2sGG3K20(5/5) AAS
>>239

どうやらボディーガードも兼ねてたみたいだからな、こいつ一人捕まえるのも苦労したぜ
なんせ警察連中も敵である可能性があるからなァ完全に個人で動かないといけないわけだ。

悪ィな恋するお嬢さん、まぁ直ぐにおとなしくはなるだろうからよ。お前もやり方知っておいて損はねぇと思うからな、見てろって。

―――水責めって奴だよ。

【そう言うとシルヴィオは持ってきたタオルを暴れる男の顔面に巻いて】
【先程持ってきたウォーターサーバーの大きなボトルのキャプを外して、それを男の頭上に構える。】
省20
242
(1): ◆zqsKQfmTy2 [sage saga] 2019/03/04(月)00:08 ID:EvC8dcS6O携(1) AAS
>>240

あらあら、手厳しい……。そこまで言わなくても良いでしょうに。
何時もアナタばかりを見ている訳ではないの。まるで親ばかみたいな口ぶり。

【―――親ばか?……多分、そうなのかも知れない。だってそうだろう】
【何時もリリーの事を心配して、時には迷子のリリーを必死になって探して】
【振り返ればいつもリリーの姿があった。仕事中も合間を縫ってはリリーの映る写真を眺めて】

桜の花は―――……確か3月の末辺りね。、櫻の国の河が桃色に染まるのも丁度その時期。
なら、櫻の国まで脚を運んで実物を見ましょうか。きっと、実物はもっときれいだから。

だからそうね、その日はお仕事お休みにするわ、絶対。約束してもいい。
何なら一週間ほどの春休みを作っておこうかしら。そしたらもっとアナタと一緒に居られるから。
省9
243
(1): [sage saga] 2019/03/04(月)01:09 ID:kYUmjowI0(1) AAS
>>242

【そうして彼女はごく密やかに笑んだ、――その裏側に悪戯ぽさを隠そうともしていなかった。なら翻訳すれば、きっと、いつも見ているの知っているよ、って、伝えるよう】
【けれどそれはおんなじくらい、或いはそれ以上に、彼女も貴女を気にしているっていう証拠なのだろうから。――だから結局は二人お互いにお互いを気にしているのに違いない】

三月の末――、……もうすぐ? もうすぐ? わあ――、たのしみ。
おかあさんとお出かけ――、おかあさんとお出かけ! 

【――伝えられる日付は、彼女の中では思ったよりうんと早かったらしい。ぱぁと煌めいた顔が瞬いた、こんなにいいことがあってもいいのかしら、って考えちゃいそうなくらいに】
【なにせ彼女にとって初めての遠出。"産まれた"ばかりの彼女には新しいことばっかりの世界に飛び出していくのは、時として恐ろしく、けれどそれよりずっとずっと楽しく】
【大好きなお母さんと行くのだから、恐ろしいことがあるはずもなかったし、――テレビを賑わす出来事たちは、自分には関係がないことだと、きっと信じているから】

――ふふふっ、嘘! テレビでね、やっていたの、――お月様ってね、とっても大きいんだよ。だから、重たいの!
お母さんよりずーっと、ずーっと、大きいんだよ? それに岩でできてるんだよ。――――――あはははははっ、すごい! お母さん、ほんとに、食べちゃった――!
省7
244
(1): ◆KP.vGoiAyM 2019/03/04(月)17:47 ID:SlLPIhyi0(1/2) AAS
【オーウェル社―――21階、会議室】

【一体どういう、偶然なのだろうか。偶然としか思えない】

【なぜだかアポイントメントは通ってしまった。オーウェルの社長は】
【一切の姿を見せたことはない。それどころか名前すら公表していないのだ】
【テキスト媒体でのコメントのみ。多くは各部門のチーフディレクターや広報や経営層の】
【CEOやらCCOやらCOOがコメントする。一切、不明だ】

【存在しているのかすら――なんて噂はSNSサイトの良くあるネタだった】

【だが、何が彼(彼女?)にヒットしたのかわからないがインタビューを受け入れてくれた】
【日時と指定された場所はどの国も支社でも構わないとのことだったので一番都合のいい国を申し出た】
省8
245
(1): 2019/03/04(月)18:23 ID:8u/jcbRZO携(1) AAS
>>244

【 ──── 成程、そういうトリックね、と彼は一人内心呟いていた、あまりにも話がスムーズすぎた】
【念入りなボディチェック、これぐらいなら良いかい? と尋ねた煙草の行く末は如何に】
【一つ二つと手持ち無沙汰な思考が蠢く、時折呼吸の様に揺らめきながら】

いえいえ、此方こそ感謝してもし足りない、──── あのオーウェル社≠フ社長にインタビュー出来るんです
誠に幸運です、東西南北ありとあらゆる報道機関が貴方の一挙手一投足に注目しています
私の様な若輩者で務まるものか、と……今の段階で戦々恐々としているのが本音ですが

──── 申し遅れました、黒鉄と言います、フリーのライターとして水国新聞や『Mercurius』なんかに寄稿させてもらってます

【黒鉄と名乗った男はそう言って愛想笑いを浮かべる、届いてなくてもいい、職業病のようなものだ】
省7
246
(1): ◆zqsKQfmTy2 [sage saga] 2019/03/04(月)21:02 ID:eMkCSmPtO携(1/3) AAS
>>241

【人の死因でも特に苦しむ事になるのは焼死と溺死だと言われている】
【理由は詳しく知らないけど、多分息が出来ないから、死ぬ間際まで意識を手放せないから】

【―――そんな事をふと思い出す。拷問の指導を受ける受講生みたいにシルヴィオの言われるままに】
【男を抑えながら、力強く抑えて。何なら圧死させかねない勢いで(尤も、小柄の女性である彼女には出来ないが)】

あいよっ、…とおッ!これでも精一杯抑えてるってのっ!
アンタ、私をゴリラにでも見えてんのかよ。―――だぁー、もうッ!このォ!

【暴れ馬に振り回される騎手みたいに、悪態をつきながらも男を抑える。
 もう何時間経過しただろうか――――依然として拷問の手伝いが続く】
【一張羅が水浸しであるし男の脂の類の匂いが染み付きそうで、思わず顔を顰める】
省15
247
(1): ◆zqsKQfmTy2 [sage saga] 2019/03/04(月)21:20 ID:eMkCSmPtO携(2/3) AAS
>>243

ワタシも楽しみよ、リリー。櫻の国でのお花見、一度はしてみたかったもの。
それにリリーと一緒なら楽しいに決まってるもの。ひとりなら怖いものも二人なら怖くないから。

【煌めく顔、少し眩しくて。弾ける喜びの感情、とても温かくて】
【―――リリーの頭に手が伸びる。柔らかく柔らかく愛する子の頭を撫ぜればそれだけで満たされるから】
【でももっと欲しくなったなら。やっぱり二人は同じ感情を共有するのだろう。たのしみって、うれしいって】

あら、よく知ってるわね。リリーは物知りね、関心するわ。
その通りよ、月は遥か遠くにあってとても大きくて重い岩なの。

だから本当に食べた訳じゃないのよ。まぁ……食べた風に見れるけれど。
どうだったかしら。ワタシがお月様を食べる様子は、――さて、リリーに出来るかしらね。
省8
248
(1): ◆rZ1XhuyZ7I [ saga] 2019/03/04(月)21:43 ID:g0Mm6Ekv0(1/2) AAS
>>246

あ〜うん、そうだなぁ。
コイツは意外とタフだしどうやら麻薬で感覚がバグッちまってるのかもな。悪い悪い、俺の計算違いだったわ。
肉剥ぎも悪くはねーが、やり方かえるわ。

―――見直したぜミゲル、いやリカルドだったか?

【「もう離していいぜ」とエーリカの肩を叩きながら空になったボトルを部屋の隅に投げつける。】
【そして余っていた乾いたタオルをエーリカへと投げ渡し自分はカルテルの男を起き上がらせる。】
【麻薬カルテルとは恐怖政治によって住民や権力を従わせる、それは内部にとっても同じことだと言う訳だ。】
【この男にとってもここで尋問されるより、自白してしまった後の方が恐ろしいに違いない。】

【であれば、別のアプローチが必要だ。】
省23
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