[過去ログ] ´ω`)ノ こんぬづわ10 (1002レス)
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989: 読書(雑誌) 2018/03/25(日)18:07 ID:V4dn9ztg0(1) AAS
C■~* STUDIO VOICE Vol.215(INFAS 1993年11月号)
特集★マンガのパースペクティブ

☆所有・既読の一品。この20年でマンガは大きく変わった!!
ボク自身の感想は多分変わってないな。20年前に興味もった作品は今も同じ。
「かっこいいスキヤキ」は何度も書くが文庫ではなく、大判で読まなくてはならない。

27 つげ義春の紹介文by北折智子
'82年の「ユリイカ」のつげ特集で福島章が「ねじ式」以降の作品はさほどの出来でなく「ねじ式」を絶頂期として「退屈な部屋」などは虚脱期、子どもっぽく空虚で理解しがたいと言い捨てているが、この生の悲哀感を感じえないような者に自分の精神分析を絶対頼みたくないワッと毒ずきたくなる。

37 萩尾望都「グレン・スミスの日記」紹介文by 大塚英志
わずか30ページ余の短編の中に3世代に渡る一族のドラマが凝縮されている。一人の人物が3コマしか登場しないことさえあるがそれでもその人物の人生がはっきりと描かれている。「ポーの一族」のシリーズの中でも最高傑作といってよい。少女まんがにおけるファンタジーの基本はあくまでも萩尾望都であり、高河ゆんでもましてや「セーラームーン」でもない。若い読者にそれだけははっきり言いたい。読み比べなさい、自分で。

37 ジョージ秋山「アシュラ」紹介文by 大塚英志
母親に捨てられ言葉も持たず人肉をくらって生き延びた少年アシュラ。食肉のシーンが当時問題視されたが、今読み返してむしろ興味深いのは中世の被差別部落の一形態で網野善彦ふうにいえば無縁の地である「散所」がそれなりに正確に描かれている点である。何故、70年代初頭には少年まんがでそれが可能であったのか、当時、少年であったぼくにはその時は少しも不思議ではなかったが今はとてつもなく不思議である。

39 社会派まんがの紹介冒頭文by村上知彦
かつてダディ・グースの名で描いた作品群を自己総括した矢作俊彦「スズキさんの休息と遍歴」(新潮社)を、番外としてぜひ加えたい。

以下気になる作品(既読含む)をば。
29「谷岡ヤスジのギャグトピア」
43 日野日出志「地獄変」、水木しげる「呪われた村」
44 ジョージ秋山「デロリンマン」、吾妻ひでお「不条理日記」
45 泉昌之「かっこいいスキヤキ」
57 山上たつひこ「光る風」
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