【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】 (783レス)
1-

97: ◆QhFDI08WfRWv [saga] 2022/03/31(木)23:50 ID:eSYQL9F8o(3/3) AAS
ひなた「白鳥さんには命を大切にすることを望むのに、私達には許可をしてくださるんですか?」

陽乃「勇者は戦力として困るけれど、巫女は別に大差がないから」

ひなた「……酷い言い方ですね」

陽乃「事実を言っているだけよ。それに、消耗品は消耗品だわ。それが高級かどうかって違いしかない」

粗悪品よりはマシでしょう。と、

陽乃は苦笑しながら言って、ひなたから目を逸らす。

陽乃「長持ちさせるには、その為の道具を使うべきだし、それもやっぱり消耗品だもの」

ひなた「久遠さんは私達を道具のように扱うことなんて――」

陽乃「役に立つか立たないか。それだけで評価されるのなら、それは道具と変わりのないことだわ」

ひなた「……」

ひなたは眉を潜めて、けれど、口を閉ざす。

陽乃が離れてからそうかからずに大社預かりとなったひなただが、

だとしても、世間の評価と言うものは多少なりと耳にしている。

そもそも、大衆の総本山とも言える大社内部でも、そう言った扱いが全くないとは言えないからだ。

陽乃「だから滑稽なのよ。郡千景も、白鳥歌野も」

ひなた達も同じように命を懸けようとしているが、

それは歌野とは似て非なるものだから、断固拒否することはしない。

陽乃「自分の命の使い道はもっと、有益であるべきなのよ」
1-
あと 686 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.050s