【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】 (783レス)
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558: ◆QhFDI08WfRWv [saga] 2022/09/15(木)00:06 ID:XaQuKoOA0(1/3) AAS
陽乃『私は別に何もしていないわ』
ひなた『久遠さんがそうなら、誰も胸を張ることが出来なくなりますよ』
ただただ滅びを待つだけの運命だった諏訪から、
そこに住む住民を含めて迎えに行き、連れ帰ってきた陽乃。
歌野達が今度は自分達が命を懸けるべきだというのも無理はないと思えるほどの功績だ。
その功績を自分のものだなんて威張ったりすることはまるでないが、
同行していた球子や杏はそうだし、
諏訪とやり取りしていた若葉も、いつか助けに行きたいと思っていた友奈も、
外に出て、生存者を連れ帰ってきたこと自体を希望と見ている巫女達も。
みんな、陽乃に恩を感じている。
やっぱり、陽乃はそれを快く思わないのだろうけれど、
それでも、成し遂げてしまったことはどうしようもないのだ。
そして、だからこそ、ひなた自身も。
けれど、その献身は拒絶されてばかりで、それは今もそう。
ひなたはぐっっと意を決するように唇を固く結ぶ。
ひなた『本当に、私じゃ駄目ですか? 若葉ちゃんの代わりを務める方がお役に立てますか?』
若葉か陽乃か。
その反動を引き受けるのはどちらにするべきか。
ひなたはその最終決定を、陽乃に委ねようとしているようだった。
1、ええ、貴女ではだめよ。
2、それは貴女が決めることよ。
3、私の役に立つかどうかではないでしょう。
4、乃木さんにしておきなさい。
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