【安価】チート従者を連れて異世界転生【コンマ】 (79レス)
1-

1: ◆Rd.6vQpPWY [saga] 2021/12/22(水)19:39 ID:EXR4RUJf0(1/31) AAS
なろう系テンプレ転生を安価(主に選択肢)とコンマでやるスレ
RPGの仲間キャラみたいな従者を作成する転生チートを持ってナーロッパ系異世界でなんやかんやする感じ

地の分多め
ファンタジー系の雰囲気重視
読者参加型エログロありなろう小説と思ってくれれば大体OK

【このスレで発生しうるもの】
 エロ(純愛凌辱問わず)
 グロ(軽い流血から部位の破壊や内臓ぶちまけまで)
 シリアス
 ほのぼの
省12
2: ◆Rd.6vQpPWY [saga] 2021/12/22(水)19:41 ID:EXR4RUJf0(2/31) AAS
「はー、なるほどねぇ……こういう形になったんだ」

俺は椅子の背もたれに体を預けて、手元の手帳をめくりながら呟いた。

大きさはYシャツの胸ポケットにギリギリ入る程度。
厚みも大体そのくらいで、一般的なスマホと同じか一回り大きいくらいだろう。
装丁は本格的な皮張りなのがちょっと高級感があっていい。

その最初のページには、こう題が書かれていた。

【従者生成の手引き】
省8
3: ◆Rd.6vQpPWY [saga] 2021/12/22(水)19:42 ID:EXR4RUJf0(3/31) AAS
よく晴れた冬のある日のこと。

俺は死んだ。
そりゃもうごく普通に、大変ありふれた感じで。

死因は病死だった。
まだ若い身空でというのは少々不運かもしれないが、病とは長い付き合いだったから覚悟はそれなりにできていた。
少なくとも意識が途絶える前に両親とも話ができたし、突然の事故死なんかと比べればまだマシだろう。

ただ、覚悟はあっても人生への未練はタラタラだ。

体の負担から出来なかった遠出や旅行。
食事制限のために味わえなかったネットで紹介されていた美食。
テレビの中で輝かしい笑顔を見せていたスポーツ選手のように体を思いっきり動かしてもみたかった。
省9
4: ◆Rd.6vQpPWY [saga] 2021/12/22(水)19:43 ID:EXR4RUJf0(4/31) AAS
死んだと思ったら目が覚めて。
病院を思わせる、けれど明らかに現世っぽさのない真四角の白い部屋に居て。
目の前にはなんともファンタジックな古めかしい本が浮いていて。

ここは死後の世界で、これからどうするかを決めてくださいねときたものだ。

そりゃもう混乱した。
変な声を出して辺りを見渡してみたり、なんだこれなんだこれと独り言を呟いてみたり。
ちょっと前に全身を包んでいた諦めなんかどっかに飛んで行っていた。

ただ、落ち着くのも早かった。
浮いている本がやたらと親切だったからだ。

「こ、ここはどこ!?」
省10
5: ◆Rd.6vQpPWY [saga] 2021/12/22(水)19:44 ID:EXR4RUJf0(5/31) AAS
その後、落ち着いて色々と聞き出してみた結果は以下の通り。

ひとつ。
ここは本当に死後の世界で、おおむね神様っぽい何かが運営している。
正確には人間の集合意識が持つ力がうんぬんらしいけれど、大事な事とは思えなかったから置いておく。
ともかく、死んだら誰もがここを経由して色んな場所へ振り分けられるんだそうだ。

ひとつ。
案内人がシステマチックな本なのは、俺が明確な宗教観をもっていなかったため。
一定の信仰心があれば天使だの閻魔だのが出てきていたらしい。
スマホやらPCやらに親しんでいたからそれらをベースに、死後の不思議感をプラスしたんだとか。

ひとつ。
省15
6: ◆Rd.6vQpPWY [saga] 2021/12/22(水)19:45 ID:EXR4RUJf0(6/31) AAS
そうして今に至る。
本の案内に従い、いわゆる「転生チート」を得て、地球とは別の世界にやってきたわけだ。

正直に言おう。
めちゃくちゃ得をした気分である。
記憶を持ったまま、健康な体で、やり残したあれやこれやに挑戦できるのだ。
しかもチート付きというのだから、テンションが上がらなかったら嘘ってもんだろう。
入院中の暇つぶしでどっぷり浸かったネット小説漁りだったけれど、死後に役立つとはまさかだった。
7: ◆Rd.6vQpPWY [saga] 2021/12/22(水)19:46 ID:EXR4RUJf0(7/31) AAS
「……よし、大体把握できた」

手帳を読み終えて、付属のペンを手に取る。
俺の選んだ転生チートは、手帳として物質化して与えられていた。

名前を【従者生成】という。

読んで字の通り、俺に従ってくれる人間を作り出す能力だ。

生前ろくに運動した経験もなく、学問や技術を胸を張れるほど修めたわけでもない身である。
超人的パワーだの超能力だの魔法だのを獲得したところで上手くやれるとも思えない。
じゃあどうするかと考えて思い至ったのが、すごい事は専門のすごい人にやってもらおうというアイデアだった。
介助がなければ生きていけなかった俺らしいと言える。
8: ◆Rd.6vQpPWY [saga] 2021/12/22(水)19:46 ID:EXR4RUJf0(8/31) AAS
これで生み出せる従者の能力はこうだ。

【この世界で天才と呼ばれる人物が生涯全てを努力に費やして得られるレベルの能力を初めから持っている】

【主に絶対に従い、絶対に裏切らない】

【どんな境遇、どんな精神状態に置かれようが仕える主の変更は不可能】

【主が望まない限り成長や老化はせず、病気や寿命では死亡しない】
省2
9: ◆Rd.6vQpPWY [saga] 2021/12/22(水)19:47 ID:EXR4RUJf0(9/31) AAS
ただ、死後の世界にも制約はあるらしく、いくつかのルールがある。

【最初の1人は無条件で作れるけれど、2人目からはポイントが必要】

【ポイントは俺が幸福感や達成感を得る度に少しずつ溜まっていく】

【作り出せるのは3人まで】

【人数制限は従者が死亡しても回復しない】
省4
10: ◆Rd.6vQpPWY [saga] 2021/12/22(水)19:49 ID:EXR4RUJf0(10/31) AAS
これらを改めて把握して、俺は現在地を見渡した。

今居るのはそこかしこに木目の走る、暖かい雰囲気のログハウスだ。
置いてある家具は木製の机と椅子が1組、清潔なシーツが敷かれたベッドが1つ、ファンタジー風の衣類と旅の道具が収まったタンス。
他には簡易的なキッチンとシャワールームにトイレ(驚いたことに水回りは地球日本の現代風だった)
地下には多種多様な食料が保存されているのも確認した。

曇りのないガラス窓から外を見ると広がっているのは林だ。
辺りに見えるのは木と土ばかり。
空は葉で覆われて良く見えないけれど、日差しからすると多分晴れた午前だろう。

転生チートを選び終えて白い部屋を旅立った途端、俺は突然ここに居た。

やたらと現代的で、人里から離れていそうな事以外は随分暮らしやすそうだと喜んだものの、これは一日限定らしい。
省5
11: ◆Rd.6vQpPWY [saga] 2021/12/22(水)19:49 ID:EXR4RUJf0(11/31) AAS
>>下1 従者の肉体年齢と性別
12: 2021/12/22(水)19:50 ID:GRpBQGyiO携(1/2) AAS
19 女
13: 2021/12/22(水)19:51 ID:8yETGD+hO携(1) AAS
16

14: ◆Rd.6vQpPWY [saga] 2021/12/22(水)19:52 ID:EXR4RUJf0(12/31) AAS
//19歳 女性

年齢と性別を書き終えて、次は職業をどうするかと考える。
RPGによくある「戦士」とか「魔法使い」とかのあれだ。

ここはそのまま従者の能力の直結するのだから、慎重になった方がいいだろう。
俺は少しページを戻し、手帳の「おすすめ」欄をチェックする。

【1人目はこのおすすめから選ぶ】 べきだ。

これ以外のピーキーな職業……例えば「踊り子」や「遊び人」を選んだ場合、異世界を楽しむまで生き残れるかどうかちょっと怪しい。
中世風ファンタジーという事は、魔物のような生き物もいるかもしれないし、盗賊がうろついている可能性もあるのだ。
省1
15: 2021/12/22(水)19:53 ID:1OECmRtjO携(1/5) AAS
21

16: ◆Rd.6vQpPWY [saga] 2021/12/22(水)19:53 ID:EXR4RUJf0(13/31) AAS
【戦士】
 攻撃的戦闘のエキスパート。
 近接戦闘において最高の攻撃力を持つほか、弓の扱いにも長ける。

【騎士】
 防御的戦闘のエキスパート。
 誰かを守る役割では並ぶ者が居ない。

【狩人】
 弓と罠、追跡と探索のエキスパート。
 放たれる矢は一発必中、隠れ潜んだ獲物を確実に感知し、採取や探索も得意。

【盗賊】
省15
17: 2021/12/22(水)19:54 ID:H8+/hpkY0(1/2) AAS
魔術師
18: 2021/12/22(水)19:55 ID:sId85FfhO携(1/2) AAS
錬金術師
19: 2021/12/22(水)19:55 ID:FRD99y5bo(1/3) AAS
神官
20: 2021/12/22(水)19:55 ID:1OECmRtjO携(2/5) AAS
騎士
1-
あと 59 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.101s*