チートな元勇者のぶらり放浪記3 (1002レス)
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33: ◆xbRwWjbPl2H. [saga] 2021/07/30(金)15:00 ID:3RI1c4fhO携(2/3) AAS
ドンケルハイト「ところでこれにて謁見は終わるが、2人はこれからの予定はあるのか?」

フェリシア「?」
「魔王の業務は当面の間の分全て終わらせたので暫くは暇を取れるかと」

ドンケルハイト「おいおい、あの莫大な業務を当面の間の分も終わらせるなんてどんなバケモノだよ…」

シェイド「貴方は魔王就任時は騎士にまで手伝って貰ったって聞いてるわ」

ドンケルハイト「魔王の業務は始めの内は馬鹿みたいに膨大なんだよ」
「それをこうもあっさり…英雄王の名前は伊達じゃないってか…」

フェリシア「は、ははは…私は一度魔王をしていた事があるので勝手がわかっていたと言いますか…」

ドンケルハイトはこの後の予定をフェリシアに何となく聞いてみたが、そこからフェリシアが何気無しに放った一言に対して若干引き気味になりながら感嘆するのであった

ドンケルハイト「まぁ、この後予定が無いなら好都合だ」
「もし2人が良かったら茶でも飲みながら話をしたいと思ってたところだ」

フェリシア「私は構いませんが、ラシード様はどういたしましょうか?」

ラシード「我も構わん、それに茶という物には興味がある」

ドンケルハイト「決まりだな」
「さぁ、こんな堅苦しい場所で飲む茶は不味いだろうから、プライベートルームでゆっくりしようや」

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フェリシア「ここがプライベートルーム…何とも豪奢な…」

ドンケルハイト「俺のガラには合わなから一般家庭クラスでも良いって言ったら、大魔王の威厳やらなんやらで下が喧しくてな…仕方なくこうしているわけだ」
「ともあれ寛いでくれ」

シェイド「私はお茶の準備をしてきますわね♪」

フェリシアは大魔王城のプライベートルームを見るや否や自身が住んでいる魔王城を凌駕する絢爛さに圧倒されるが、ドンケルハイト自身は性分に合っていないと感じていた為か頬をポリポリ掻きながら気不味そうな笑みを浮かべる
そしてそんな様子を上機嫌に見ていたシェイドはフェリシア、ラシードをもてなす為、茶会の準備をするのであった

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シェイド「お待たせしました♪」
「私ご自慢のお茶とお菓子ですわ♪」

少しするとシェイドはこれでもかと言う程閑麗なティーセットを運んでくる

フェリシア「まぁ!何と素敵な…!」
「このお茶菓子は全て手作りなのでしょうか?」

シェイド「多少買ったのもあるけど、簡単なものなら手作りですわよ♪」

ドンケルハイト「はぁ…エロすぎなければ完璧な妻なんだがな…」

シェイド「あら?でも貴方、私が求めればどんな激務の後でも子どもの手作り ドンケルハイト「エロい話を振ったわけじゃねぇよ!」「さぁ、茶会を始めようか!」 ふふふ♪愛の結晶ですよ♪」

フェリシアはシェイドの運んで来たティーセットに驚いたような反応を示し、ドンケルハイトはボソッと溢すようにボヤいてシェイドがキョトンとした表情を作りエロい方向に持っていこうとするが、ドンケルハイトが割り込んで無理矢理茶会を開くのであった

茶会での話の内容

ラシードとフェリシアの夫婦魔王就任の経緯 10以下偶数

10以下偶数+人間(超科学国)との友好を結んだ話 偶数

七色の混沌について 奇数

流石大魔王と言うべきか、リージャとフェリシアが友人と言う事を知っておりその話+エリオットについてもガッツリ情報を掴んでいました! ゾロ

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