R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part3 (975レス)
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894: 塔の主◆VfcsCSY7us [saga] 2023/01/20(金)21:51 ID:KRU6nIWs0(7/15) AAS
「いい顔になったじゃないか、柚」

声のしたほうに顔を向けると、自分をこの幸せな場に導いてくれた男の顔があった。

「オークラ…さまぁ…♥」

堕ちた爆乳狐娘は自分を支配する主人にうっとりとした媚びた視線を送る。

「お…オークラさま。うちに…もっとおしえてください。おきゃくさまたちによろこんでいただける方法を。お、おきつね堂のキャンペーンガールとしてっ…せ、性産業部門の、『商品』としての在り方をっ…♥」

もうオークを格下として見ていたころの柚はもういない。

おきつね堂の商品として、そしてオークラ氏の女として生きることに喜びを見出してしまった一匹のメスがそこにいた。

「ああ、教えることは山ほどある。これからみっちりとその体に叩き込んでやるさ。くくくっ…」

自分に服従するドスケベボディの女狐を見下ろしながら、オークラ氏はこれから始まる悦楽の日々に思いを馳せるのだった。

そして数か月の時が過ぎた。

オークラ氏を新店主として迎えたおきつね堂は―

「おい、聞いたか。あのプリティーうさちゃんズがついに全員おきつね堂に捕まったってよ!」

「マジか…あの好き放題やってるオーク野郎と真っ向からやりあってた数少ないギルドだったのに」

「うう…あのミルキィちゃんたちまでオーク野郎の孕み腹かよ」

柚の力を我が物にしたオークラ氏の勢いは凄まじかった。

彼はおきつね堂の敵対勢力の多くを叩き潰し、取り込み、より権力を増大させていった。

そしてツバキやミルキィたちのギルド『プリティーうさちゃんズ』も例外ではなく―



「きゃあぁぁぁっ!!」

「あぁぁぁあっ!!」

疾風のごとく放たれた豪拳が、二人をまとめて吹き飛ばす。

「く、クチナっ! アリス!?」

「ツバキ様! このオーク、ただのオークではありませぬっ…この妖力はまったく別の…うぁぁぁーっ!!」

ボウゥッ…!

オークが使えるはずのない、『狐火』の炎がギンガの全身を覆いつくした。

「ギンガ!? くっ、おのれぇぇ!!」

怒りに燃えるツバキの刀がオークに向かって振り下ろされるも…

バキンッ!

「ば、馬鹿な…血風丸が、折れ…」

ドゴォッ!!

「げふっ…」

カウンター気味に放たれたパンチがツバキの腹に突き刺さり、一瞬で意識を刈り取った。

「そんな…みんながこんなあっさり…」

仲間たちが成すすべもなく次々に打倒される様を見て呆然と立ち尽くすミルキィ。

「―ふっ、あとはお前ひとりだな。どうする、仲間を見捨てて逃げるか?」

「冗談でしょ…! ここであんたを倒して、みんなを助けるっ! はぁぁぁーーーっっ!!」

魔法剣に魔石をセットし、引き出されたパワーを全開にして『敵』に挑みかかるミルキィ。

だがそのオークはただニヤリと不遜な笑みを浮かべ…

数秒後、地に倒れ伏していたのは金髪の少女のほうであった。


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