【安価】でアズレンファンタジー (206レス)
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1: ◆u1rV3Ri3IQ [saga] 2020/05/26(火)08:02 ID:imJHfC+HO携(1/3) AAS
 アズールレーンの異世界ファンタジーパロSS。
 主人公は軍のとある騎士隊の指揮官。KAN-SEN達はその隊に所属するメンバーだったり、国の女王だったり色々。
 オリジナルなので、魔法使いになったり錬金術士になったり原作と違う部分もでるやも。そこらへんご注意とご理解を
2: ◆u1rV3Ri3IQ [saga] 2020/05/26(火)08:03 ID:imJHfC+HO携(2/3) AAS
AA省
3: 2020/05/26(火)08:05 ID:/a3U3jwLO携(1) AAS
ロイヤル
4: 2020/05/26(火)08:14 ID:3hr7PxYtO携(1) AAS
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5: 2020/05/26(火)08:19 ID:+90l2TXYO携(1) AAS
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6: 2020/05/26(火)08:32 ID:tcV/MvgbO携(1) AAS
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7: ◆u1rV3Ri3IQ [saga] 2020/05/26(火)09:32 ID:imJHfC+HO携(3/3) AAS
 所属 ロイヤル

 戦闘においてサポートが得意

 で決定。次に、本編を昼か夜かに書きはじめるので、主人公の昔からの相棒を決めます。

 ↓1でキャラを一人指名。条件はロイヤル陣営のキャラのみ
   ↓2からそのキャラの設定を募集。ジョブやら戦い方やら衣装とか主人公との関係やら。できる範囲で採用します
8: 2020/05/26(火)09:52 ID:9T7CmEPzO携(1) AAS
ウォースパイト
9: [sage saga] 2020/05/26(火)09:57 ID:bQ9q4TN/0(1) AAS
関係:幼馴染で昔から主人公に淡い思いを抱いている
ジョブ・服装:女騎士・胸当てや肩に膝の部分を守るパッドを着けた動きやすい軽装備で腰に長剣、バックラーを携えている
戦い方:見たまんまの剣術
10: 2020/05/26(火)10:47 ID:gAr2kTzoo(1) AAS
お姉さんの幼馴染
主人公より背が低いのを気にしてる
11: 2020/05/26(火)18:41 ID:IQxixlyBO携(1) AAS
こういう中途半端な混ぜ合わせって乱立の得意技なんだが
別人だよな?どうしても不安になるわ
12: 2020/05/26(火)18:44 ID:jrIQpK7C0(1) AAS
そうでなくてもアズレンの安価スレってけっこうな確率でエタる印象がな……
13: ◆u1rV3Ri3IQ [sage saga] 2020/05/27(水)04:52 ID:pUCFQcw80(1) AAS
 眠ってしまった……。すみません、更新今日中を目標に頑張ります
14: 2020/05/28(木)04:54 ID:gMMN+k6C0(1) AAS
案の定この体たらくよ
15: ◆u1rV3Ri3IQ [sage saga] 2020/05/28(木)07:40 ID:VBQaNT4Y0(1/8) AAS
【思った以上に忙しくて遅れました! 申し訳ない】

 大陸唯一にして、他の集落、帝国、村の中でも一番広い領地を持つ国、アズールレーン王国。かつて様々な勢力が争いを繰り広げていたその国は、互いに歩み寄ることにより長い年月をかけてゆっくりと平和を取り戻しつつあった。
 ユニオン、ロイヤル、鉄血、重桜、その他の勢力。様々な性別、年齢、種族の者たちが暮らす王国では小さなトラブルが絶えることがない。
 
 王国の首都を出て徒歩十分ほどの距離。首都の外にある草原。そんな、人々の生活圏に極めて近い位置でもトラブルは容易に発生する。
 今日も今日とてトラブルの解決に駆り出された騎士団5番隊の面々は、首都の外に発生した魔物の討伐をこなしていた。

リン「ウォースパイト、そっち行くぞ」

 短剣を手にした青年が合図を出す。彼の視線の先、イノシシのような形をした禍々しい生き物――『魔物』が少女に向かって突進を始めた。
 人をゆうに超える巨体が有り得ない加速を始め、地面を抉りながら迫りくる。小柄な少女はその背丈に似合わぬ長剣を手に、悠然と答えた。
16: ◆u1rV3Ri3IQ [sage saga] 2020/05/28(木)07:41 ID:VBQaNT4Y0(2/8) AAS
ウォースパイト「了解、指揮官。任せて」

 と同時に駆け出す。避けるために横へ、ではなく、敵を倒すため前へ。髪をなびかせ怯むことなく魔物の前へ飛び出し、彼女は短く息を吐いて剣を振るう。
 一瞬の静寂。足を止めた魔物は上下に分断され、血を流すこともなく光となって跡形もなく消える。まるでそこに最初から何もいなかったかのように。

リン「……ふぅ。お疲れ」

 慣れてはいるし、彼女が魔物の体当たりでやられるような人間ではないと分かってはいるものの、彼はつい安堵の息を漏らしてしまう。
 周囲を確認し、武器を収納。これで命令にあった魔物は全て討伐した筈だ。

ウォースパイト「ええ。いいサポートだったわ、指揮官」
省4
17: ◆u1rV3Ri3IQ [sage saga] 2020/05/28(木)07:41 ID:VBQaNT4Y0(3/8) AAS
リン「何もしないで終わったような気もするけどな……ん?」

 ふと、何かの気配に気づく。彼はまっすぐ草原から少し離れた森へ振り返り、視線を向けた。

ウォースパイト「どうしたの?」

リン「……いや、なんでもない」

 が、そこには誰もおらず。既に気配も感じなくなっていた。気のせいなのだろうと結論づけて、彼は伸びを一つ。
省5
18: ◆u1rV3Ri3IQ [sage saga] 2020/05/28(木)07:42 ID:VBQaNT4Y0(4/8) AAS
 大陸が戦乱を極めた時代の勢力の一つ、ロイヤル。
 リンやウォースパイトが所属するギルド、騎士団は、かつてその勢力の中心だった人物らが組織したものだ。
 ユニオン、鉄血、重桜――それぞれのトップがそれぞれの勢力のギルドを作り、互いのテリトリーを確保し、互いを助け合い、今日までのアズールレーンは存在する。
 そんな由緒正しいロイヤルギルド。その騎士団に所属することができるのは、ギルドメンバーの中でも特に戦闘を得意とする強者のみ。
 となると自然に、強大な力を持つKAN-SENがメンバーの大半を占めることとなる。リンはそんな中で自分の隊を持つ、異例中の異例であった。

クイーン・エリザベス「ご苦労! 雑用係たち」

 ……まぁ、悪い意味での異例なのだが。
 ロイヤルギルドの最奥。豪華絢爛な装飾が施されたギルドマスターの部屋で、リンとウォースパイトの二人を椅子の上でふんぞり返って出迎えたのは、かの有名なクイーン・エリザベス。
 王冠を乗せたウォースパイトとそう変わらない幼い容姿の彼女は、仰々しい動きで足を組み直し、満足げな笑みを浮かべた。
19: ◆u1rV3Ri3IQ [sage saga] 2020/05/28(木)07:42 ID:VBQaNT4Y0(5/8) AAS
 彼女こそがロイヤルのトップ。ギルドのメンバーを束ね、いくつかに等分されている国をまとめる権力者の一人。騎士団を作ったのも彼女であり、本来ならばリンのような庶民が会うことのできない雲の上の人間である。

エリザベス「ふふん、いいものね。住民トラブルから魔物退治、臨時のアルバイトまで――なんでもやってくれる隊があるというのも」

リン「あはは……喜んでもらえて嬉しいです」

ウォースパイト「任せて、陛下。これからも期待に応えるわ」

 苦笑いに輝く瞳。対照的なリアクションを見せる二人。
 
 異例中の異例、二人きりの5番隊が結成されたのは今から半年ほど前のことだ。
 増え続けるトラブルの対応をするべく、当時クイーン・エリザベスの護衛をしていたウォースパイトを騎士団に所属させ、その補助をさせるべくリンを隊長に任命。
 通常は立場が逆だろうと思われる采配だが、隊長への推薦はウォースパイトきっての希望。当時リンはギルドの平メンバーを集めてチームを作り、その指揮を行いめざましい活躍をしていたのもあり、意外にも反対意見は少なかった。
 現に5番隊の評判は上々だ。
省1
20: ◆u1rV3Ri3IQ [sage saga] 2020/05/28(木)07:43 ID:VBQaNT4Y0(6/8) AAS
 リンは色々複雑ではあるが、ウォースパイトは女王様の悩み種を少なくしていることにやりがいを感じているらしい。

リン(いいことではあるんだがなぁ……)

 激務なことを除けば理想的ともいえる仕事。けれども苦労人を見られるような目を時折向けられては、ついつい黄昏れてしまう。
 ――隣の芝生は青いということか。遠い目をするリンである。

クイーン・エリザベス「――さて。そんな下僕に今日はいいニュースがあるの」

ウォースパイト「ニュース?」
省7
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