魔女娘「あなたは何ができるの?」サキュバス「うっふーんなこと」 (282レス)
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69: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/06/26(金)18:52 ID:eD6qnqNT0(6/16) AAS
魔女娘「さてと……」

 気絶してしまった友魔女を脇へと移動させ、視線をもう一人の少女へと向ける。

ライバル魔女「ぅ、ううぅ……」

 そこには目を潤ませたライバル魔女がいた。
 

魔女娘「ごめん。待たせたね」
省10
70: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/06/26(金)18:54 ID:eD6qnqNT0(7/16) AAS
魔女娘「ん、んく。ぴちゃぴちゃ――じゅるん」

ライバル魔女「ん、ああぁん――や、やめて……そんなところ……汚い、ですわ」

魔女娘「汚くないよ……うふふ、とっても美味しい――」

 くにくにと蜜の溢れる花弁をショーツ越しに人差し指で弄びながら、ペロリと口端を舐めあげる。

 ライバル魔女はそんな恥ずかしい姿も、魔女娘に足をひっくり返して押さえつけられているため、つまびらかに見えていた。
 目を離すことができなかった。
 何故なら、蠱惑的なその光景に釘付けになったから。もっと言えば悦びすら覚えた。
省9
71: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/06/26(金)18:56 ID:eD6qnqNT0(8/16) AAS
ライバル魔女「こ、の――――!」

 されるがままを受け入れるだけなら魔女娘のライバルを名乗っていない。

魔女娘「あら――?」

 お尻が両の手で掴まれた。何事かと思い視線を下げると、ライバル魔女は魔女娘のお尻を自身の顔の上まで引き寄せた。

 そのまま――
省11
72: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/06/26(金)18:58 ID:eD6qnqNT0(9/16) AAS
 やっぱりそうだ。ライバル魔女がただされるがままなんてありえないと。彼女はきっと同じ土俵で戦ってくれる。それが例え淫靡なことであっても。

魔女娘「あーむっ! ――ちゅるるる!!」

 だから、彼女の陰唇を貪った。
 彼女は負けないと言った。だったら魔女娘も負けてはいられない。
 ライバル魔女風に言うならば、魔女娘とライバル魔女は生涯のライバルなのだから――!

ライバル魔女「――ッッ〜〜〜ッン!!!!」

 遠慮なしに魔女娘の全体重がライバル魔女の顔へのしかかる。
 強制クンニにいよいよ呼吸ができなくなる。苦悶と快楽の波に揉まれ、もはや声は声にならず。
 だが、それで引くようなライバル魔女ではない。
省6
73: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/06/26(金)19:00 ID:eD6qnqNT0(10/16) AAS
 人より多少使える魔法で攻めるしかない。
 使うのは音の魔法。音とはつまり振動。
 振動を吠えてぶつける。口は未だライバル魔女の陰唇に隙間なく吸い付いている。

ライバル魔女「――――――ッ!」

 ヴヴヴヴヴヴヴッッッ――――!
 バイブレーションの声砲が魔女娘の陰唇を貫いた。

 
魔女娘「ひっ――な、な――」

 一瞬にして魔女娘の顔から余裕が消えた。
 分かりやすく例えるならば巨大なローターが女性器全体に押し付けられてるような……。
省12
74: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/06/26(金)19:02 ID:eD6qnqNT0(11/16) AAS
ライバル魔女「う……力が……」

 自身もフラフラだということに気がついた。
 それも当たり前だ。
 まともに呼吸ができない状態で魔法を全力行使したのだ。
 クタクタになっても仕方がない。

 けれど、やっぱりライバル魔女の中で一番大きかったものは――

ライバル魔女「勝ちましたわ――」

魔女娘「流石ライバル魔女。まさかイカされるとは思わなかった」
省7
75: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/06/26(金)19:04 ID:eD6qnqNT0(12/16) AAS
 愕然。今のライバル魔女にこそ、まさにその言葉が似合う。
 魔女娘が意識を取り戻した後も、ライバル魔女がエッチなことに付き合ったのは、……まあ、魔女娘のことが好きだからというのもあるが、サキュバスの本能に呑まれた彼女の事を正気に戻したいとも思ったから。

 サキュバスという種族は女をイカせることで精力を吸い取っていると思っていた。
 だからこそ、逆に派手にイカせ気絶させれば終わると。
 しかし、実際にはイカせてもイカされても精力を奪い取れるときた。

ライバル魔女「……いつの間にそんなエッチな人になっちゃったのかしらね?」

ライバル魔女「もしかして元から? ムッツリっていうやつかしら」

魔女娘「あはっ、どうなんだろうね。元から私の中にあった欲かもしれないし、違うかもしれない」
省4
76: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/06/26(金)19:05 ID:eD6qnqNT0(13/16) AAS
魔女娘「魔法を使うってアイデアいただくね」

魔女娘「ま、そのまま使うって言うのも味気ないからさ……」

 指先に水が発生する。
 その水がグルグルと渦巻いて、渦潮を形作る。
 それだけには留まらず、ヴヴヴッと渦潮に振動が加わった。

魔女娘「まずはだいぶエッチな汁で汚れちゃったし、水で綺麗にしようか、そこ」

 あの渦潮がどれ程恐ろしいか。ライバル魔女は息を呑んだ。
 回転と振動。それに水であるが故に流動的だ。
 つまり、ライバル魔女の陰唇にぴったりとくっつき、回転と振動を与えてくることに他ならない。
 あれで遊ばれたら最後、間違いなくなす術はないだろう。
省5
77: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/06/26(金)19:07 ID:eD6qnqNT0(14/16) AAS
魔女娘「サキュバ――ん!?」

サキュバス「――んんっ」

 サキュバスはライバル魔女の前に割って入ると、キスで魔女娘の唇を塞いだ。

サキュバス「ぷはっ……ふぅ。とりあえず腹八分目で我慢なさい。太るわよ」

魔女娘「ぅ――うぅ……」
省10
78: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/06/26(金)19:09 ID:eD6qnqNT0(15/16) AAS
サキュバス「精気の再分配だよん」

サキュバス「我が愛しのマスターは、初めての吸精で舞い上がっちゃったからね」

サキュバス「マスターから過剰分の精気を吸精したの。あとまだ止まりそうになかったから催眠もかけた」

サキュバス「だから――」

 友魔女にも近づくと、寝ている彼女とも唇を重ねた。
 友魔女の表情が和らいだものへと変わる。
省8
79: ◆TEm9zd/GaE [saga] 2020/06/26(金)19:11 ID:eD6qnqNT0(16/16) AAS
 そんな彼女達のことをため息混じりに見つめると、気を取り直してサキュバスもベッドに横になった。

 何も言わないライバル魔女を尻目にサキュバスは――

サキュバス(気づかれたかな……?)

 三人での吸精の強要。人一人分の精気を吸精しても満足しなかった魔女娘。その魔女娘は行為の最中、人の変わったようになった。

サキュバス(ほんと、マスターガチャでアタリを引いたな)
省5
80: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/06/28(日)08:58 ID:LgSQfQLR0(1/4) AAS
――???視点

???「ついにこの時が――」

 私の目の前に広がる広大な学園。
 王立カースカーム魔法学園。
 此処こそゲーム『乙女のハートは恋の魔法』略して『おつ恋』の舞台となる学園。

 十六歳となった私はこの学園へと入学することとなる。
 そう十六歳。
 つまり、あの日から――自称神が私をゲームの世界に転生させてから十六年経ったということになる。

 十六年。短かったと言えば嘘になる。
 それに、そもそも私が転生したのはヒロイン、つまり主人公だ。
省9
81: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/06/28(日)08:59 ID:LgSQfQLR0(2/4) AAS
 この話をするには『おつ恋』のオチを語らなくてはならない。
 そもそも『おつ恋』は、ただのイケメン達とヒロインの恋物語ではない。
 敵役(ヒール)がいる。
 この場合の敵役とは悪役令嬢のことではなく、ヒロインと結ばれたヒーローを貶める悪役のこと。

 そいつは、【災厄の魔女】と呼ばれていた。
 その【災厄の魔女】は、物語の終盤突如として現れ、結ばれたばかりのヒロインとヒーローを襲う。
 物語の序盤からその存在は示唆されてはいたが、初見で登場したときには度肝を抜かれたものだ。

 悪逆非道で情け容赦のない彼女の登場によって話は急転。手に汗握る展開となった『おつ恋』は一気に面白くなった。事実、【災厄の魔女】が登場により良作だった私の『おつ恋』の評価は、傑作へとまたたく間に上がったのだ。

 初登場時に、悪役令嬢であるライバル魔女の腹を貫き絶命させ、さらに学園を半壊。あげく国そのものが崩壊寸前まで追い込まれた。
 主人公とくっついたヒーローまでもが【災厄の魔女】を止めようとして返り討ちにあってしまい、死ぬ寸前まで追い詰められてしまう。
省1
82: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/06/28(日)09:01 ID:LgSQfQLR0(3/4) AAS
 問題は【災厄の魔女】の正体だ。
 その魔女の正体こそ、孤児院兼教会のシスター。

 【災厄の魔女】の登場から物語が面白くなったと言っても、将来国を滅茶苦茶にする奴が近くにいるなんて冷や汗を?くなんてもんじゃない。
 いくら主人公の私が【災厄の魔女】を倒すことができる存在だとしても、いつ気まぐれに殺されやしないか……ラスボスとひとつ屋根の下で生活するのは流石に生きた心地がしなかった。

 だから、こうして無事に魔法が発現し、学園に入学できたことに物凄く安堵している。

 ……だというのに。

ライバル魔女「納得いきませんわ! どうして平民上がり如きが試験でワタクシよりも上の点数がとれますの!!」
省9
83: ◆TEm9zd/GaE [saga] 2020/06/28(日)09:03 ID:LgSQfQLR0(4/4) AAS
 魔女娘は筆記も魔法も試験で高得点を取れるようなキャラじゃない。
 ライバル魔女のキャラはそのままだとしても、二人が入学当初に接点を持つなんてストーリーにはなかった。

 そこでふと転生前に自称神が言っていたことを思い出す。
 イレギュラーが起きたと。確かにそう言っていた。
 これが、それか。

 ストーリーが……『おつ恋』の世界が変わっているのだ。

 私は未だに口論を続けている二人へと近づいた。
 ストーリーに変化が起きている。そして、転生前に自称神が、物語をあるべき姿に戻してくれと言っていた。
 なんで戻してくれと言ったかは定かではないが、【災厄の魔女】という世界を簡単に破壊できるやつがいる以上、そいつを確実に倒すためにはストーリー通りに事を進めるのが一番だからか。
 だったら、私のすべき事は一つ。
省8
84: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/08/14(金)06:21 ID:aTc5IdqM0(1/6) AAS
――――――
――――
――

魔女娘「んん〜よく寝た……」

サキュバス「あらおそよう。体調はどう?」

魔女娘「おそよう……? ってもう夕方か……」

魔女娘「体調も何も……」
省15
85: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/08/14(金)06:22 ID:aTc5IdqM0(2/6) AAS
魔女娘「思いだしたも何も――なんてこと」

サキュバス「そう慌てるなさんな。ちゃんと合意の上での行為だから」

魔女娘「合意って――」

友魔女「ぅ……まあ、キミを救う為に必要だったし……」

ライバル魔女「ワタクシ達のことを……き、気にする必要はありませんわ! 犬に噛まれたようなものですわ!」
省14
86: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/08/14(金)06:24 ID:aTc5IdqM0(3/6) AAS
魔女娘「その……ごめんね。私のせいで……」

ライバル魔女「魔女娘さんが謝ることなんてありませんわ! 悪いのはこの淫獣なんですの! そう、この淫獣! どう落とし前つけてくれる気ですの!」

サキュバス「……君の実家絶対明るいことして貴族になってないよね。脅し文句がカタギじゃないよ」

友魔女「まあまあライバル魔女落ち着いて。やってしまったことは仕方ないよ。事情説明して謝りにいこうか」

ライバル魔女「なんて説明する気ですのよ」
省6
87: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/08/14(金)06:25 ID:aTc5IdqM0(4/6) AAS
取巻き「ああ良かった。いらっしゃるのですねライバル魔女様。魔女娘さんの様態は如何ですか?」

取巻き「あ、部屋の中に入ってもよろしいですか」

友魔女「魔女娘のことなんで知って……? ――って、部屋は不味い。私達全員裸!」

ライバル魔女「――実は……ま、まだワタクシたち風邪気味で……ゴホゴホ……だから移したら申し訳ありませんのでどうかそのまま」

取巻き「そうなのですか?」
省15
88: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/08/14(金)06:26 ID:aTc5IdqM0(5/6) AAS
ライバル魔女「さてと――」

ライバル魔女「もう体調は大丈夫ですわよね、魔女娘さん」

魔女娘「う、うん」

魔女娘「でも、なんで私、あんな風になってしまったの?」

サキュバス「そうね、じゃあそこらへんから話しましょ」
省3
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