魔女娘「あなたは何ができるの?」サキュバス「うっふーんなこと」 (282レス)
魔女娘「あなたは何ができるの?」サキュバス「うっふーんなこと」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
15: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/02/22(土) 00:35:37.73 ID:keKnuKXkO 魔女娘「ゃ……見ないで……」 手を振り、振り払おうとするもその行為に意味などなかった。 弱々しい私の力は、すぐ押さえられてしまった。 私の腕を掴んだサキュバスは言う。 サキュバス「抵抗しないで、恥ずかしがらないで。あなたの身体、とても素敵だよ」 力強い視線に射抜かれ怯み、力が完全に抜ける。 だけど、その瞳はやはり綺麗だった。 そんな瞳をみていると、なんだか抵抗する気が失せてくる。 むしろ彼女が見たいと言うのなら、自分から服を脱ぐべきではないかとすら思えてくる。 思う前に身体は動いていた。 魔女娘「笑わ……ないでよ……」 そう言った時には既にブラウスは腕から抜け落ち、下着のない私の肢体は全てさらけ出されていた。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/15
16: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/02/22(土) 00:36:57.96 ID:keKnuKXkO サキュバス「……ふふっ、綺麗だよ、すっごくね」 滑らかで細い指が伸び、私の胸を――薄い胸板の上に走っている切り傷を撫でる。 サキュバス「どうしたの、これ?」 魔女娘「……昔、男の人に襲われて、そのときに……」 サキュバス「へぇ……」 サキュバスのか細い指が傷痕を嘗める。 こそばゆさに身が震える。 サキュバス「この傷、嫌い?」 魔女娘「きらい……醜いでしょ」 サキュバス「そうでもないけど……まあ好きにはなれないか、乙女だもの」 顔が胸にぐいっと近づく。吐息がかかり、どくんどくんと胸の上下が速くなる。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/16
17: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/02/22(土) 00:38:49.45 ID:keKnuKXkO ちろり、と軟らかで湿り気の帯びた感触が胸に、そこに走った傷痕に、与えられた。 思わず、ひゃっとあられもない声が出てしまう。 サキュバス「かわいい声……これ、好き?」 魔女娘「……きらい」 嫌いだった。他人に見られたくない箇所だった。そんな場所を、私は今、舐められている。 目の前の美しい女性に舐められている。 猫のようにチロチロと走る粘体は、今までに感じたことのない痺れを産む。 魔女娘「ひゃあ……あぁ、ん」 我慢できずに、上げたことのない声を上げてしまう。 こんなの知らない。 こんな媚びたような声を上げる自分も、胸に走る気持ちよさも、嫌いなところを好きにされる疼痛も……美しい人に弄ばれる甘さも。 サキュバス「ふふっ、月並な言い方だけど、体は正直だねぇ。サキュバス冥利に尽きるなぁ」 ぺろりと舌なめずりする妖魔。 妖しく光ったその瞳は、弱った獲物を目の前にして喜悦に震える獣のよう。 竦んでしまって何もできない。 ただ、与えられている快楽の渦に流されるのみ。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/17
18: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/02/22(土) 00:39:44.79 ID:keKnuKXkO サキュバス「出来上がってきたねぇ……じゃあ、こっちもイッてみようか」 魔女娘「――はへぇ?!」 不意に、細く滑らかな指がお腹を撫でると、ツツっとそのまま下に伸びた。 生え揃ってない子供みたいな淡い茂みの奥。 ぬらりと汗ではない汁、淫らな液の溢れる一筋の割れ目。 誰にも触れられたことのない箇所へと手を伸ばされた。 魔女娘「だ、だめ……そこ、おしっこのところ……汚いよ……」 サキュバス「ふふ、そんなことないよ」 そう言ってサキュバスは遠慮なく敏感なところに指を突き刺す。 サキュバス「うふふ、入っちゃった。見て、分かる? マスターのきつきつなおまんこに私の指、出たり入ったり」 魔女娘「う、あぁん……ぁっあああん――!」 欠けていたところを埋められる感覚に喜びの艶声がでてしまう。 サキュバスが少し指を動かしただけで、グッチュグチュとお股から水音が溢れ出す。即ちそれ程までに、濡れていたということで……。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/18
19: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/02/22(土) 00:40:35.81 ID:keKnuKXkO 魔女娘「う、わぁ……はずかし、ぁっ……ああん、みない、でぇ――」 今自分はどんな表情をしているのだろう。 初対面の女性……しかも、顔の良い人に好きに弄ばれるなんて……。 ぐしゃりと両手で顔を抑える。間違いなくだらしない顔になっている。そんな顔見せたくなかった。 恥ずかしさで頭がおかしくなりそうだった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/19
20: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/02/22(土) 00:41:36.44 ID:keKnuKXkO ぐちゅぐちゅ。 私の女性器から奏でられる淫らな水音は勢いを増す。私の喘ぎと、サキュバスの弄笑が合わさった蠱惑の三重奏。 サキュバス「かわいいね、マスター。そんなに気持ちいいんだぁ……口からだらしなくよだれ垂らして……」 魔女娘「うへぁ……っあ、ひ」 サキュバス「まともに言葉も出せないか……でもまだまだ――」 魔女娘「イっ――あああっ!! なにこれ?? なにこへ?? あたま、おかしくなりゅ!!!」 サキュバス「うふふ、ここが気持ちいんだ? もっとやってあげるね」 魔女娘「やらぁ!? や、やだやだ!! ああぁっ、きもひ、よすぎ……! しらない、こんなの、しらなぃぃぃっ!!」 こつこつこつ! サキュバスの指、激しくなって。 わたしの、気持ちいいところ、見つけられては、ぐちゃぐちゃになるくらいかき乱して――。 魔女娘「あ、あああっあへあへぇ……! あああんっふへぇえ――!!」 脳が溶ける。もう、獣みたいな声しか出せない。 限界だった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/20
21: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/02/22(土) 00:42:25.45 ID:keKnuKXkO サキュバス「もう、イきそう? イきそうね! いいよ、ぐちゅぐちゅおまんこ爆発させて! 私に挨拶代わりの始めまして本気イキみせて!」 私が限界になっているのを感じ取ったのか、攻める手の激しさが増す。 脳の奥でチカチカとスパークが走った。電流は増幅し、私の体を焦がし尽くした。 魔女娘「あっ、あ、ぁっあ――あ、嗚呼アああぁっアアァああッッッ!!」 溢れ出た快楽は、脳を犯し、体中を走り抜け、サキュバスの指が差し込まれた膣で爆発した。 魔女娘「――っっ!!!」 高いところから降りてこれない。 それほどまでに深い絶頂。 呼吸さえ忘れてしまうほどだった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/21
22: ◆TEm9zd/GaE [saga] 2020/02/22(土) 00:43:37.08 ID:keKnuKXkO サキュバス「うふふ、かわいい」 彼女の声が耳に心地良い。 高いところにいた意識がふわりふわりと落ちてくる。 気だるさが体を蝕み、意識が更に下へと落ちていく。 まぶたが重くなってきた。 サキュバス「淫催眠も使ったけど、ここまで乱れてくれるんだ。くふふ、当たりのマスターだあ」 魔女娘「サキュバス……?」 サキュバス「ふふ、これからも末永くよろしくね、マイマスター」 薄れゆく意識の中、妖艶に微笑むサキュバスの顔が印象的だった。 その端整な唇を歪ませて言う。 サキュバス「次は現実で楽しみましょ。ね、マスター」 ―――――― ―――― ―― http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/22
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage] 2020/02/22(土) 01:27:22.01 ID:5MPB+ZAEo うおおお再起動してる! ありがとう!! 続き待ってる! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/23
24: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/04/09(木) 12:05:55.14 ID:JETatQBBO 魔女娘「――――?!」ガバッ ライバル魔女「魔女娘さんっ?!」 友魔女「やっと起きた!……大丈夫、魔女娘?」 ライバル魔女「大丈夫なわけありませんわ!! あんなにうなされて……汗もこんなに……」 友魔女「落ち着きなよ、ライバル魔女……」 ライバル魔女「落ち着けるわけ無いでしょう! 魔女娘さんが倒れたんですのよ!」 友魔女「その魔女娘が目覚めたんだから落ち着けってんだ……」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/24
25: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/04/09(木) 12:06:54.42 ID:JETatQBBO 友魔女「……と、魔女娘、今の状況分かる? 授業中に倒れたから保健室に連れてきたんだけど……」 魔女娘「……あの人は……?」 ライバル魔女「え?」 魔女娘「あの人は、どこ?」 友魔女「誰のことだい……ああ、使い魔か。彼女なら先生が話があるって、連れて行った――」 魔女娘「――まずいっ!!」ダッ ライバル魔女「ちょっと、魔女娘さん! どこに行く気ですの?! 倒れたのですから安静に――」 魔女娘「そんなこと、言ってる場合じゃない……」 魔女娘「とんでもないの呼び出しちゃった……」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/25
26: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/04/09(木) 12:08:10.41 ID:JETatQBBO ライバル魔女「どういうことですの!?」 魔女娘「やっぱり触媒もらっとけば良かったってこと――!」 ライバル魔女「ほら――――ほら! だから言ったじゃありませんの! あの時ワタクシに一生尽くすと誓っていれば、こんなことにはならなかったのですわ!」 ライバル魔女「今からでも遅くありませんわ。泣いて頭を垂れながら、ライバル魔女様を愛しております、これから一生、身も心も全て捧げますと言えたら、使い魔を再召喚するときに触媒を下賜してあげてもよろしくてよ――!」 魔女娘「……」 友魔女「つまり魔女娘が倒れたのは、呼び出した使い魔のせいってこと?」 魔女娘「そうじゃない。単純に私の魔力不足。……けど、放置したら、まずいことになる……」 ライバル魔女「ちょっとお!? 無視しないでくださる?!」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/26
27: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/04/09(木) 12:09:17.00 ID:JETatQBBO ライバル魔女「そもそも、何を焦っているんですの……? 貴女らしくもない……。いったい貴女は何を呼び出したんですの?」 友魔女「ヒューマンタイプだよね。君の魔力をすべて吸い取るなんて……少なくともただの使い魔じゃないね……」 魔女娘「……私が、呼び出したのは――」 ドア「」ガチャ サキュバス「――お、目が覚めたみたいだね、マスター」 魔女娘「サキュバス……」 ライバル魔女「さ、サキュバス――っ!?」 サキュバス「あら? どうも〜」 ライバル魔女「サキュバスって……あのサキュバスですの?!」 サキュバス「どのサキュバスか知らんけど……そのサキュバスだと思うよ」 友魔女「……じゃあ、倒れた魔女娘がうなされてたのって」 サキュバス「ん? ああ……私の支配した夢の中の出来事は、現実の肉体にも影響するからね」 サキュバス「マスターのパンツ、ぐしょぐしょなんじゃない?」 魔女娘「――――」バッ 魔女娘「……!!!」カアァッ ライバル魔女「え? え?」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/27
28: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/04/09(木) 12:10:15.15 ID:JETatQBBO 魔女娘「……サキュバ――」グウゥ 魔女娘「……お腹、へった……」 友魔女「こんなときに……キミってやつは……」 サキュバス「まあまあ……ほら、どうぞマスター。ここに来る前に食堂によって焼き立てパン恵んで貰ったの」 魔女娘「パン! 焼き立て!!」ピコーン サキュバス「うふふ、食事は大事よね――――よく分かるわ」 サキュバス「さ、夢にまで見た焼き立てパンどうぞ」 魔女娘「ありがとう!」パクパク http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/28
29: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/04/09(木) 12:11:03.21 ID:JETatQBBO 友魔女「で、サキュバスさん。貴女、先生に呼び出されてたけど、使い魔になるってことでいいのかい?」 サキュバス「そうそう。元いた場所に帰りますかって聞かれたけどね。帰る故郷もないし、面白そうだし――なによりご飯に困らなくなりそうだし」 サキュバス「腹ペコご主人様の使い魔をすることにしたの。これからよろしくね、ご主人様のお友達さん」 ライバル魔女「ワタクシは認めませんわよ!!」 サキュバス「ん? 君は……ご主人様の友達その2さん」 ライバル魔女「友達じゃありませんわ!!」 ライバル魔女「ワタクシと魔女娘さんはライバルです。そこのところ履き違え無いようよろしくお願いいたしますわ、この淫獣!」 サキュバス「淫獣……」 ライバル魔女「ええ! そうですともそうですとも、魔女娘さんにいやらしいことをしたのでしょう?! ワタクシだってしたことないのに! あなたなんか淫獣ですわ!」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/29
30: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/04/09(木) 12:12:05.99 ID:JETatQBBO 友魔女「おい……あんまり挑発しちゃ――」 サキュバス「くふふ、淫獣……淫獣って、ふふふ――あははっ」 サキュバス「なかなかどうして笑かしてくれる……」 ライバル魔女「な、なんですの……突然笑いだして……」 サキュバス「いえいえごめんなさいね、くふふ……ツボに入っただけだから気にしないで」 サキュバス「まあ、仲良くしていきましょ、お友達さん達」 ライバル魔女「お断りですわ!!」 友魔女「……まあ、変なことしないならいいかな……」 魔女娘「ねえ、パンはもう無いの?」 サキュバス「ないよ」 魔女娘「そう。ごちそうさまでした」 魔女娘「まだお腹減ってるから学食に食べに行ってくる」 友魔女「ほんと、キミってやつは……」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/30
31: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/04/09(木) 12:13:02.11 ID:JETatQBBO ライバル魔女「なんとかなりませんの、その暴食――食事なら私専属のシェフに一級のものを作らせますわ。ぜひワタクシの部屋まで」 魔女娘「いいや。学食いくから。まだお昼過ぎくらいでしょ? 今からシェフに作ってもらわなくても学食で十分」 ライバル魔女「なぜ!? 淫獣の持ってきた得体のしれないパンは食べられて、ワタクシの用意した食事は食べないの?!」 魔女娘「ポイント貯めたいから。――一緒にご飯食べるなら早く行こう。ぺこぺこなの、お腹」 友魔女「じゃあ私はご一緒するよ。倒れたキミを看てたから、何も食べてないんだ。それに良い使い魔を召喚したくて、ゲン担ぎに朝ご飯も抜いてきていてね。かく言う私もお腹ぺこぺこなの」 ライバル魔女「そんな……高々学食の割引ポイント如きに、ワタクシ(のシェフ)が負けるなんて……」 ライバル魔女「ああもう分かりましたわ! 行きます! ワタクシも学食に行きますわ!」 ライバル魔女「魔女娘さん! ワタクシの分のポイントも欲しいと――どうしても欲しいというのなら、その頭を地面に擦り付け、ライバル魔女様おしたい申しております、一生永久にお側に居させてください、と媚へつらい涙ながらに懇願できたら差し上げても宜しくてよ!」 魔女娘「うん、いらない」 ライバル魔女「もうっ!!」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/31
32: ◆TEm9zd/GaE [saga] 2020/04/09(木) 12:14:18.47 ID:JETatQBBO サキュバス「――くふふ、ほんと面白いね、アナタ達」 魔女娘「で、サキュバスは一緒に来るの? 来るんならポイントちょうだい」 サキュバス「ご一緒もするし、ポイントぐらい上げてもいいけど、その前に――」 サキュバス「パンツくらい替えてきたら?」 魔女娘「……漏らしたわけじゃないし、ご飯を優先してもいいと思うの」 友魔女「替えてきなよ、みっともない」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/32
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage] 2020/04/09(木) 12:28:42.66 ID:Ul/T1AdBO 待っててよかっ!!!た! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/33
34: ◆TEm9zd/GaE [sage saga] 2020/04/15(水) 10:01:59.06 ID:5EZ9OMUe0 ―――――― ―――― ―― ――???視点 気づけば一面真っ白な世界にいた。 「いやーまいったねぇ。まさか死んじゃうなんて」 真っ白な世界に一点のノイズ。 サンタさんみたいにヒゲをもっさりと蓄えた老人が、私の目の前でそうぼやいていた。 ???「どこだ、ここ?」 「死後の世界というやつだね。つまりお前さんは死んだんだ」 私の呟きに答えたのは件のジジイ。 その予定調和じみた薄っぺらい言葉と、使い倒されて最早神秘さの欠片もない一面真っ白なこの空間に……ああ、これはつまりそういうことなんだろうなぁと思った。 そのジジイは遠くを見るように目を細め、私を凝視した。 「自分が死んだのに驚かないなんて大物だねぇ」 ???「こういうラノベが流行ってるんですよ。死ぬ予定のなかった人が神様のミスで死んじゃって、お詫びとして別の世界に転生させてくれるってやつ」 小学生が考えたみたいなチート能力を特典として付けてね、なんて嘯くと、ジジイは目を更に細め、笑った。 「理解が早くて助かるよ。そのとおり、君には君のよく知る異世界に転生してもらいたい」 ???「ってことは、転生先は、私がやってたゲームの世界、あたりかな?」 「察しが良いのは美点だね。『乙女のハートは恋の魔法』。このゲームのことはよく知ってるよね」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1571457888/34
メモ帳
(0/65535文字)
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 248 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.010s