【シャニマス】黛冬優子の忘れたい出来事 (30レス)
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(1): [saga] 2019/10/12(土)23:00 ID:uuC3e7CF0(1/3) AAS
プロデューサーズカップ頑張るの早くも疲れてきたので、立ったら書きます。

・あさふゆSS
・一応R-18描写を含む
・(台風と体力の都合で)書ききれる保証はなし
>>1は結華甘奈冬優子P(全員走っているとは言ってない)
・(多分)短編
・「キャラ崩壊?解釈違いなのでセーフ」の精神で

これらについてはあらかじめご了承ください。
それでは、どうぞお気軽にお読みいただければ幸いです。
2: [saga] 2019/10/12(土)23:23 ID:uuC3e7CF0(2/3) AAS
「……おはよう」

こっそりと、まだ眠っている隣人に声をかけてから、ゆっくりとベッドを抜け出す。
それでもかすかにずれてしまった布団を直してあげると、少しだけ身じろぎをしてから、また静かな寝息を立て始めた。

「……ほんと、こうしてれば可愛げもあるんだけど」

思わずそう独りごちる。
気まぐれで何をするか読めなくて、それでもつい気になってしまうし惹かれてしまう。
……外見が良いのは言わずもがな。

「なんか、ネコのことみたいね……」
省6
3: [saga] 2019/10/12(土)23:47 ID:uuC3e7CF0(3/3) AAS
彼女が、こうしてネコのようにしてくるようになったのは、いつ頃からだったか。
元から、愛依とのスキンシップ自体がペットのそれに近いところはあったけれど、ふゆの記憶では初めからではなかったはずだ。
それが、いつからか大切なところ以外も舐め始めるようになって。それも、太ももとか、おへそとか、そういう所謂セクシャルアピールなところ。
(ああ、こいつこんなところ見てるんだー)なんて思ってたら、徐々にわきとか、指のあいだとか、なんか違うイミで恥ずかしいところも舐められるようになって。
今じゃ多分、もう舐められたことがない場所、口に含まれたことがないところなんてないくらい、体中を好きにされてしまっている。

「……っ、ふっ」

危うくスポンジを取り落としそうになってしまった。
どれもこれもあいつが悪い。
今だって別にふゆは意識してたつもりはないのに、身体を洗う自分の手がなぞる場所を、同じようになぞったあいつの舌の動きを一瞬思い出してしまったんだから。
少しだけ疼きかけたおなかに喝を入れて、なんとか日常への回帰を試みる。
省11
4: [saga] 2019/10/13(日)00:40 ID:9xU2xJQF0(1/6) AAS
(これは……マズいのでは……?)

考えてみれば、あいつに『される』ときの流れすらも好ましくない方に変化している気がする。
そもそも最初は『される』ことすら拒否してたはず……もうあんまり覚えてないけど。
それがいつしか、せめてベッドで、とか、せめてシャワーを浴びてから、になっているのが現状だし。
どちらにせよ今ではこうして翌朝シャワーを浴びないと耐え難い違和感を覚えるほどに、一晩かけて散々弄んで泣かせて啼かせて、汗だくになるまで責めたててからその汗の一滴まで舐めとるように私の身体を舐り倒すのだ。

「……このままでは……いけない……!」

何よりもマズいのは、おそらくこの状況を当たり前として受け入れ始めているふゆ自身だ。
いや、心はこうして全力で警鐘を鳴らしているし、むしろ耳にたこができるほど好き好き言われながらも、ふゆの方からそう言ったことは一度もないし、ふゆの『あんまり好きじゃない』も揺らいでなんかいないけど。
文字通り舐るように嬲るように続けられるあいつの『愛情表現』に対して、鉄壁を誇るふゆの心といえどいつ崩れてしまうかわからない、そんな不安が芽生えつつある。
特に昨夜――もとい、日付的には今日だろうけど――、一番上までイってから降りてこられず、最後には背中を舐められながらはしたなくお漏らしを――
省2
5: [saga] 2019/10/13(日)01:26 ID:9xU2xJQF0(2/6) AAS
「冬優子ちゃん!おつかれー!」

撮影の仕事から戻ると、事務所にはあさひと愛依がいた。
それぞれの様子を見ると、二人とも仕事上がりらしい。
こうしてその気がなくても集まってしまうあたり、ユニットっていうのは不思議なものだと思う。

「おつかれ。愛依は今日は何かの収録?まだ表情ちょっと硬いわよー?」
「え、マジ!?」
「……冗談よ」
「ええっ!?」
「ちょっとカマかけただけだってば。撮影とかレッスンだったら、そのメイクじゃないでしょー?」
「マジか!そこまでわかっちゃうとか、冬優子ちゃん流石だわー……」
省10
6: [saga] 2019/10/13(日)02:05 ID:9xU2xJQF0(3/6) AAS
……ん、あれ?
最近めったに聞かなくなったフレーズに、私は反応に詰まる。
このところは気がついたら付いてきてて、気がついたら部屋にいる、くらいの感じだったから、こうして正攻法で許可を求めるなんて完全に予想外だった。

「え、なになに、今日もあさひちゃん冬優子ちゃん家にお泊りー?いいなー」
「愛依ちゃんも冬優子ちゃんちにお泊りしたいんすか?じゃあ一緒にどうっすか?」
「良いの!?よっしゃー!!」

「え、いや、ちょっと――」

ふゆの一瞬の隙を逃さず、いつものように暴走するバカコンビ。
朝の決意通り、「そんなことさせるわけないでしょ!」と言いかけるのを飲み込んで、ふと考える。

(これは、もしやチャンスなのでは――?)
省16
7: [saga] 2019/10/13(日)02:43 ID:9xU2xJQF0(4/6) AAS
「やっぱり、ちょっと狭いっすね」
「あはは、そだねー」
「だからソファーで寝るって言ってるじゃない……」
「いやいやいや、流石に家主にそんなことされられないっしょ!」

お泊り会もたけなわ、ついにおやすみのパートまできた。
ここまではびっくりするほど何事もなく、ふゆの作った夕食を食べて(あさひの食べ方をちょっとでも直そうとして)、順番にお風呂に入って(みんな一緒に入ろうとか言いだすバカコンビをいなして)、ちょっとくだらないお話をして(プロデューサーとの出会いとか、なんかセーシュン、って感じの)。
予備の布団なんてものは流石にないから、ベッドに二人、ソファーにふゆ、って話をしたら、二人に猛反対されて、今に至る。
壁際からあさひ、ふゆ、愛依の三人が、精々1.5人サイズのベッドに川の字。
いくら何でもキツイのだけれど、結局二人に押し切られてしまった。

「その家主が狭いって言ってんのよ……」
省12
8: [saga] 2019/10/13(日)03:02 ID:9xU2xJQF0(5/6) AAS
「……愛依、そっち、落ちそうになってない?」
「え、うん、大丈夫、だよ?」
「あ、冬優子ちゃん、ちょっと愛依ちゃんに優しくなったっす!」
「うるさい、別にそういうのじゃないから」

茶々を入れるあさひをあしらう。確かにちょっと塩対応を反省してるとこだけど。
そう考えれば、あさひにも感謝をすべきなのかもしれない。こうしてバラさなければ、ふゆがこのことを知るのはもっと先のことになってただろうから。
だからといってあさひに対してまで対応を変えるのはあまりに癪だから、どうしようかしら。

「……アタシさ、ちゃんと見終わってから話すつもりだったんだよね。あのシーンがどーとか、このシーンがどーとか、そういう話もしてみたかったしさー?」

……ほんと、この子は良い子だわ、ギャルなのとちょっとバカなのとあさひと組むとタチが悪いのさえなければ、本当に聖女みたいな子なのに。

「愛依……ほんと、あんたがいてくれて良かあっ♡」
省9
9: [saga] 2019/10/13(日)03:06 ID:9xU2xJQF0(6/6) AAS
書ききれなくて申し訳ない、しばらく落ちます。
PカップもS4残り1週で集計期間入りしたし、色々グダいですね、反省……

落ちなければ(?)続きは明日(日曜)。
10: [saga] 2019/10/14(月)00:24 ID:nKcuB8r20(1/20) AAS
後半部分書いていきます。何とか今日中に終われるだろうか……?

※昨夜の時点では愛依ちゃんの一人称を『アタシ』だと勘違いしておりました。
多分どこぞのカリスマJKの影響です。本当に申し訳ありません。
11: [saga] 2019/10/14(月)00:28 ID:nKcuB8r20(2/20) AAS
「あっ、な、なんでもないのよ愛依。急に、眠くなっちゃって、ね……」
「そ、そうなん……?じゃあ、おやすみ……?」
「う、うん……おやすみ……」

何とか会話に区切りをつける。
その間も、ふゆにちょっかいをかけようとする不埒な手を、必死で太ももで挟み込み続ける。
こいつに暴れられたら、どんな醜態をさらしてしまうかわかったもんじゃない。
だから、意識の半分はその手に、残りの半分は愛依の吐息に向ける。
愛依の呼吸が少しずつゆっくりと、深くなる間、ふゆは何とか守り切ることに成功した。

「……あ〜さ〜ひ〜!」

愛依を起こしてしまわないよう、それでいて最大限の怒りが伝わるよう、ドスを利かせた声を出す。
省10
12: [saga] 2019/10/14(月)00:49 ID:nKcuB8r20(3/20) AAS
「ちょっと、あさひ……、だめ、愛依が起きちゃあふっ!」

もう一度手を挟み込もうとした太ももを煽るように撫でられ、今までで一番高い声を上げてしまい、口を両手で塞ぐ。
その瞬間、今まで太ももで挟んで『抑え込んでいた』のが錯覚で、あさひが『機を窺っていた』だけだったことに気付いてしまった。
だって、ふゆの両手がフリーな状態で、あさひも片手しか使ってない状態で、五分と五分なんてことは一度だってなかったんだから。
その自覚が正解だったことを思い知らせるように、もう片方の手がふゆの腰から脇腹へと撫でるように蠢いていく。
いけない、このままではまたワンサイドゲームだ。
そう思いはするものの、ふゆの手は口から動かせない。
タオルなり袖なりを噛みしめていられればまだ良かったのかもしれないけれど、こういう日に限って寝間着は半そでだし、目の前で背中を見せる愛依に声や吐息が伝わらないようにするので両手とも必死だった。

「冬優子ちゃん」
「な、何よ……?」
省7
13: [saga] 2019/10/14(月)01:07 ID:nKcuB8r20(4/20) AAS
声を上げなかったことを褒めてほしい。
真っ白になって、涙が溢れて、気持ちよくて。
この日の一回目は、耳と胸とアソコからだった。

「えらいっすね、冬優子ちゃん。ちゃんと声ガマンしたんすか?」
「っ……あっ、はっ」
「無理にしゃべらなくて良いっすよ、もうちょっとこっち来るっす」

まだ降りてこられないふゆを、あさひは年不相応なくらい強引に引っ張って、仰向けにする。
マウントポジション。完全に勝ちに来てる。今日もいつも通り、全身余すところなく苛め倒しにきてる。

「冬優子ちゃん、」
「ね、おねがいあさひ、今日は――」
省8
14: [saga] 2019/10/14(月)01:27 ID:nKcuB8r20(5/20) AAS
「んふっ♡だめっ、そっちっ♡」

乳首を摘み、クリトリスを軽く弾き、かと思えばいきなり耳を食むように舐る。
意外にも、あさひはバイブ頼みの責めをしてこなかった。
実際、ふゆの膣内はあさひに散々弄られてきたけれど、それはあくまで指や舌の届く範囲でだから、いきなりバイブで抉られていたら痛みで声を上げてしまっていたかもしれない。
その点、挿したバイブはそのままで、慣れてしまった胸や首筋や腋や大腿に責めを集中してくれたおかげで、ふゆの身体は、存分にいつも通りの快感を脳に届けてくれた。
……どっちの方が幸せだったかは、正直悩ましいけれど。

「こんどは首筋でイッちゃうっすね?可愛いっすよ、冬優子ちゃん♪」
「ひぅ――――ッ♡」

四度目。もう身体中敏感になってしまって、あさひのなすがまま。
それでも、まだ始まったばかり。それをわからせてくるように、右手がお腹を撫で、子宮のあるあたりを軽く押したり、フェザータッチでぴくぴく震えちゃうふゆの腹筋を楽しんだり。
省8
15: [saga] 2019/10/14(月)01:50 ID:nKcuB8r20(6/20) AAS
イッたところから降りてこられなくなって、ずっとキモチイイが続いて、身体の感覚から他のものがなくなるのが怖くなって、思わずあさひの腕とか頭とか、触れられる何かにしがみついて抱きしめて。
そこにある熱量と激しい鼓動に、それを感じられる自分にちょっとだけ安心して、またイく。
いつもだったらそうやって後10回はイくまで止まらない、その責めが止んだ。
そのことに、あさひの手のある方へ、視線を落としてしまう。

「あ、冬優子ちゃんにも見えるっすか?こっそりKonozamAしたんすけど、すごい形してるんすよー、これ♪」
「ぁ……」

――見なきゃ、良かった。
見なければ、見えてなければ、これから私に何が襲いかかるのかわからないまま、わけもわからず飛べたのに。
さいっこーに生き生きとした悪魔の笑顔を浮かべたあさひの手元にある、ピンク色をした棒状の物体。
さっき半分くらいぶっ刺されたときは痛み8割だったけど、いつの間にか挿入ってることすら忘れてたそれ。
省11
16: [saga] 2019/10/14(月)20:24 ID:nKcuB8r20(7/20) AAS
「――はっ」
「あ、目、覚めたっすか?」
「あさ、ひ……?」
「はい、あさひっす。大丈夫っすか、冬優子ちゃん?」
「え、うん……」

目を開くと、あさひの顔がどアップで視界に映り、少しびっくりする。
だけど、ゆっくりと頭を撫でられて、そのあまりに平和な優しさに、つい安らいでしまう。
ありがと、と撫で返そうとして、ふ、と。
手が思ったように動かないことに、気づいてしまった。

「どうしたっすか、冬優子ちゃん?」
省5
17: [saga] 2019/10/14(月)20:40 ID:nKcuB8r20(8/20) AAS
「ああっ、冬優子ちゃん、寝ちゃダメっす!」
「ぅえ……?」
「まだ3時半っす、まだまだこれから!っすよ♪」
「――――」

まともに悲鳴を上げられただろうか。
確かベッドに入ったのは日付が変わる前。多分そこから愛依が寝て、ふゆが落ちるまで、1時間半かそこらだろう。
つまり、そこから大体2時間。
いったい何をされたのかはわからないけど、こんなに身体が自分のものじゃなくなるくらいまで、きっと好き放題されたんだ。
しかも、この無尽蔵娘、『まだまだこれから』なんてぬかしやがって。

「あんた、一体全体どういうつもり……?」
省12
18: [saga] 2019/10/14(月)21:01 ID:nKcuB8r20(9/20) AAS
「冬優子ちゃんが好きっす。冬優子ちゃんを、わたしのものに、するっす。絶対」

彫刻のような美しい顔。
珍しく紅潮した柔らかそうな頬。
つい惹き込まれそうな輝く瞳。

(ヤバい……負ける……)

直感的に危機感を覚えて、あさひから視線を逸らす。

――見なければよかった。
省5
19: 2019/10/14(月)21:06 ID:RkUNHFgJO携(1) AAS
荒らし速報

ID: +vAJUinAO、ID: XxAEAIo80、ID:vuMJPVEE0、ID: Ao8Lv9x9O、ID: cJcQzrkpo 、ID: 6ra6liDjO
ID: 89tlEEMSo

以上のIDが他スレにて悪質な荒らし行為をしている事が確認されました。
これ等のIDは荒らし目的のクソ安価を出しますのでご注意ください。
20: [saga] 2019/10/14(月)21:19 ID:nKcuB8r20(10/20) AAS
唯一まともに機能してる口で、掠れそうな声をなんとか振り絞って状況の改善を試みる。
ストレイライトの良心枠、こんな時に救ってくれるかもしれない聖母。
見た目に似合わずピュアで、穢したくない子。
いざという時はなんとかしてくれるんじゃないか、って、こっそりだけど頼りにしてた、その和泉愛依が、何時の間にか寝返りを打って、こちらを向いていた。

「そんなこと言っても、わたしはもう止まれないっすよ」
「いや、だから」
「愛依ちゃんだろうがプロデューサーさんだろうが、そんなことは関係ないっす!」

むしろ冬優子ちゃんがわたしのものだって証明してもらうっすよ、なんて息巻くあさひ。
でも、それどころじゃないのだ。

(あんた、絶対それ寝た『フリ』でしょーが!!)
省5
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