【安価】漁る勇者 (503レス)
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48: [saga] 2019/09/16(月)00:00 ID:1s3zbbwL0(1/25) AAS
部屋にはきちんとタンスがあった
シェア一位のタンスメーカーはきっと儲かっているのだろう

勇者「では失礼して」

彼はタンスを開け、中身を確認する

>>50...タンスの中身
52: [saga] 2019/09/16(月)00:28 ID:1s3zbbwL0(2/25) AAS
中には、想像を絶するものが詰まっていた
男性器を模した器具、連なる球体
中にはもはやただの棒や、腕や首を固定する器具もあった

勇者「......」

勇者「見なかったことにしよう」

勇者「それが得策だ」
53: [saga] 2019/09/16(月)00:32 ID:1s3zbbwL0(3/25) AAS
勇者「金目の物を確保せねば」

勇者「そうだ、壷を割ろう」

この部屋には壷もあった
安心の投げて割れる強度だ
これまでのパターンから鬼が出るか蛇が出るかというレベルだが、それでも彼は希望を捨てなかった
彼は期待を込めて壷を叩きつけた

>>55...壷の中身
56: [saga] 2019/09/16(月)09:53 ID:1s3zbbwL0(4/25) AAS
中には勇者の写真が入っていた
一瞬不可解に思ったが、まあ勇者だしシスターは興味ぐらい持つだろうと思い直した

それよりも彼には金品のないことの方が問題であった
まるで強盗のようだが、合法なのだ。あくまで合法なのだ
そう自分に言い聞かせ、部屋の物色を続けようとしたとき、声をかけられる

シスター「あのー......一体何をして......あっ!」

勇者「あっやべ」
57: [saga] 2019/09/16(月)09:57 ID:1s3zbbwL0(5/25) AAS
シスター「勇者様は確か、タンスを開けたり壷を割っても良いんでしたっけ」

勇者「そうだが」

シスター「そうですか。でも見てしまったんですよね?」

勇者「見たとも」

シスター「ならば私もタダで返す訳にはいきません」
省2
61: [saga] 2019/09/16(月)10:14 ID:1s3zbbwL0(6/25) AAS
シスター「私も旅のお供させてもらいます」

勇者「......あぁ、なんだ。いいよ」

シスター「回復は任せて下さい。しかし勇者様、なぜここに?」

勇者「資金がなくてね。ほらここ、儲かってるとかなんとか」

シスター「資金でしたらお任せ下さい、十分とは言えませんが持っています」
省1
62: [saga] 2019/09/16(月)10:29 ID:1s3zbbwL0(7/25) AAS
勇者「そういえば、勇者の使命ってなんなんだ」

シスター「知らなかったんですか!?」

勇者「うーむ、魔法戦士志望の一般人だったからなぁ」

シスター「......勇者の使命はですね、神の代行や幸せをもたらすこと」

勇者「いまいちピンとこないな」
省4
63: [saga] 2019/09/16(月)10:53 ID:1s3zbbwL0(8/25) AAS
こうして、僕は王国を旅立ち、街道に出た
風も陽も暖かく、良い日だった

勇者「そうだシスター」

シスター「何でしょう」

勇者「この剣に憑いた呪いが何か分かる?」

シスター「うっ.....これはヤバいですよ、>>65です」
67: [saga] 2019/09/16(月)11:01 ID:1s3zbbwL0(9/25) AAS
シスター「全てにおいて最強になる呪いです」

勇者「......別にヤバい訳ではなくね?」

シスター「良くも悪くも最強になるんです。特に運は酷いですよ」

勇者「どういうこと?」

シスター「一口には説明出来ません。勇者様のような魔術適正の高い人が持つとまずいんです」
省2
68: [saga] 2019/09/16(月)11:08 ID:1s3zbbwL0(10/25) AAS
勇者のステータス

HP:65534?
MP:65534?
力:65534?
素早さ:65534?
運:65534?
69: [saga] 2019/09/16(月)11:10 ID:1s3zbbwL0(11/25) AAS
シスター「あ、勇者様、モンスターですよ」

勇者「敵意のあるやつ?」

シスター「はい」

勇者「戦うしかないか.....」

>>71...どんなモンスター?
73: [saga] 2019/09/16(月)11:23 ID:1s3zbbwL0(12/25) AAS
シスターの言っていたことが何なのか即座に理解した
今眼前に居るそれは明らかにただのモンスターではない
圧倒的な魔力量と戦闘能力を放つそれがなんなのか
認めたくないが、それは間違いなく魔王だった

魔王「勇者よ、姫を返す訳にはいかん」

勇者「なんだと!?」

魔王「貴様は彼女がなんなのか分かっていないようだ」

勇者「......とにかく、僕はお前を倒して姫を助けなきゃならないんだ」
74: [saga] 2019/09/16(月)11:34 ID:1s3zbbwL0(13/25) AAS
勇者「行くぞっ!」

勇 者の攻撃!
p=186に(■<<■■)*99のダ"メージ!!

魔王は倒れた!

魔王「ぐ......流石我が宿敵よ......!」

勇者(宿敵?)
省1
75: [saga] 2019/09/16(月)11:38 ID:1s3zbbwL0(14/25) AAS
何がなんだか分からずに勇者が困惑していると、天から光が差す
その光の中に何かが降りてきた

天使「私は天使、神よりメッセージを賜りました」

勇者「メッセージ?」

天使「読み上げます」

天使「『お前のせいで世界中のフラグが複雑骨折した。クソワロ』」
省2
79: [saga] 2019/09/16(月)11:55 ID:1s3zbbwL0(15/25) AAS
シスター「じゃあ早速姫を助けに行きましょう」

勇者「えっ、あのメッセージ何」

シスター「......神様も楽しそうですし、良いんじゃないですか」

勇者「えぇ......」

こうしてモンスターに出会うことはなく、町に到着した
省1
109: [saga] 2019/09/16(月)21:29 ID:1s3zbbwL0(16/25) AAS
どうやら彼女は銀行を信用しないタチらしい
タンスの中身は彼女のほぼ全財産だった
しかし大量に儲けてしまった今、それにあまり価値はなかった

勇者「......いらない」

シスター「こんな良い人が恐ろしいアーティファクトなんか持ってるわけないですよ」

勇者「君も良い人だが、アーティファクトみたいなものを持ってたじゃないか」

シスター「なっ......///あれはですね」
省2
110: [saga] 2019/09/16(月)21:36 ID:1s3zbbwL0(17/25) AAS
司書「しまった、寝顔を見られた」

勇者「起きましたか」

シスター「お邪魔してます」

司書「なんでここに!?確かに住所は挟んだけど、鍵はかけてあったのに」

勇者「僕の体に解錠術式がいつの間にか埋め込まれてたんですよ」
省3
114: [saga] 2019/09/16(月)21:48 ID:1s3zbbwL0(18/25) AAS
司書「私は実は伝説の賢者でしたが、平凡な暮らしをしてみたく一線を退きました」

勇者「......伝説の賢者!?」

司書「が、貴方を見て再び冒険したくなってきました」

シスター「ふむふむ」

司書「性奴隷や肉便器でも良いのでお供させてください!」
省5
115: [saga] 2019/09/16(月)21:57 ID:1s3zbbwL0(19/25) AAS
こうして、新たな仲間が加わった
こういったときは多くの場合、勢いに任せて旅立つものだ
今回はそういう訳にもいかない。なぜならもう夜遅いからだ
手頃な宿を見つけたので、泊まる運びとなった

勇者「さて、どう部屋を取る?」

シスター「どう、と言うと?」

司書「私は>>117が良いと思います」

1.三人それぞれ別の部屋
2.男女で分ける
3.全員同じ部屋
118: [saga] 2019/09/16(月)22:32 ID:1s3zbbwL0(20/25) AAS
司書「私は全員同じ部屋が良いと思います」

勇者「そりゃまたなんで?」

司書「私はまだ新入りなので、親睦を深めたいなと」

シスター「確かにそうですね。私も新入りですし」

勇者「なるほど、良いね」
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