【安価】漁る勇者 (503レス)
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331: [saga] 2019/10/05(土)20:53 ID:/Yk6M+dl0(1/5) AAS
最初は、それが壁と誤解した
近付くにつれ陰影を増すそれが壁ではないと気付くのは容易だった
その先には荘厳な天空都市がある......のだが
目の前の問題はそこに続く階段である。あまりに巨大で、果てのあることのみが分かる
勇者「おいおい、何の冗談だ?」
シスター「うわぁ......」
司書「これは何か乗り物が欲しいですね」
魔法少女「......こっち見ないで!?」
省2
332: [saga] 2019/10/05(土)21:20 ID:/Yk6M+dl0(2/5) AAS
魔法少女「そ、そうね......じゃあ、約束を果たしてもらうとするわ!」
勇者「おわっ!?」
魔法少女は勇者の手を引きロッドで階段を登りだす
最初は弾き飛ばされそうだった勇者もしばらくしてロッドに跨がり、安定した姿勢をとる
シスター「......行きましたね」
司書「最近蔑ろにされている気がしないでもないです」
省5
333: [saga] 2019/10/05(土)21:50 ID:/Yk6M+dl0(3/5) AAS
純白の階段で登り、遂に天空都市に辿り着く
そこには普通の町と同じように多くの人が住み、賑わっていた
勇者「良い場所じゃないか。空気が旨い」
魔法少女「そうね」
勇者「そういえばここ、宿あるの?態々階段を登ってくる奴なんていないと思うけど」
魔法少女「確かに宿はないかもね。でもラブホはあるでしょ?」
334: [saga] 2019/10/05(土)21:55 ID:/Yk6M+dl0(4/5) AAS
結局宿はあった
世界宿屋協会が義務付けているとかなんとかだそうで
店主も意外そうだった
勇者「眺めのいい宿だ」
魔法少女「確かに、こんな美しい眺望の宿は世界にないわ。そんなことより......」
勇者「......する、のか?」
魔法少女「当たり前よ」
省1
338: [saga] 2019/10/05(土)22:18 ID:/Yk6M+dl0(5/5) AAS
魔法少女「今から貴方は私の婿よ」
勇者「婿?つまりお前」
魔法少女「うるさい!そういうんじゃない!」
勇者「......ま、どうあれ婿ならたっぷり愛してやらないとね」
魔法少女「......ごくり」
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