【安価・コンマ】孕ませハーレム子孫繁栄! (954レス)
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829: オパビー◆KAEGoYwefVpi [saga] 2019/10/22(火)07:41 ID:W2HSnsGn0(1/9) AAS
俺「流石に、今日会ったばかりでは決められないかな。フィーとは出会ってしばらく過ごしてからこういう関係になったでしょ? フィーは本当に俺を愛してくれていたし、俺もフィーの事を色々知っていた状態だったしね」
フィー「うん……………じゃあ、時間かけて知り合うの…………?」
俺は頷いた。
俺「まあ、そういう事になるね。それから、プリシラ、彼女が助けられたからという一時の感情で俺に惚れたんじゃなくて本気で俺のことを愛してくれるようになったなら、そして俺自身も彼女の事を一生大切にしたいと思うほど愛してると思うようになったら、彼女の事を迎え入れたいかな………」
出会いは、フィーと同じだ。
しかし、ここまで知り合った時間が全然違う。
今日明日では、決めたくはない。
それより、俺に惚れる、と言うのは、俺の加護の影響を受けている、という事だからな。
あんまりそれで会って惚れたからヘイ、ハーレム! というのは………
省10
830: オパビー◆KAEGoYwefVpi [saga] 2019/10/22(火)10:43 ID:W2HSnsGn0(2/9) AAS
◆◇◆◇◆
それからしばらくして梟の執事、ホッホが部屋の扉をノックして開けた。
梟執事「失礼します。お夕食の準備が整いました」
俺「はい。今行きます」
フィー「あー、いー匂ーい………………♡」
省22
831: オパビー◆KAEGoYwefVpi [saga] 2019/10/22(火)10:45 ID:W2HSnsGn0(3/9) AAS
ガルシア「母親のミラシカが死んでから、プリシラは大切に育ててきた」
プリシラ「…………!」
突然そんな話を振られ、俺は驚いた。
ガルシアは食事を進めながら続ける。
ガルシア「この200年………生まれてから一度も外に出さずに、危険の及ばないこの場所で、好きな事をさせ続けた。しかし………この広い屋敷でも、プリシラには狭く退屈だったようだ。俺に隠していた憧れは溢れ出て、今日こっそり俺や使用人達の目を盗み外に出た。窓からしか見たことがなかった外の世界は、プリシラにとってとても輝いて見えたらしい。楽しくもあったようだが、当然のように土地勘も全くないため下の方に降りて結果危険な目に遭ってしまったがな」
うん、ちょっと待って情報が多い。
生まれてこの方家から出た事がない箱入り娘ってのは聞いたことがある。
でも200年ってなに。
省11
832: オパビー◆KAEGoYwefVpi [saga] 2019/10/22(火)11:40 ID:W2HSnsGn0(4/9) AAS
◆◇◆◇◆
俺たちは食事を終えた後用意された寝室に移動した。
そこでフィーとイチャ付きながら話す。
俺「なんだったんだろうね。夕食の時のあのガルシアさんの話………」
フィー「うーん………私達よりも、プリシラちゃんに話していたみたいだけどねー………」
俺とフィーはうーんと首を傾げた。
省18
834: オパビー◆KAEGoYwefVpi [saga] 2019/10/22(火)12:20 ID:W2HSnsGn0(5/9) AAS
誰もが寝静まったドラゴヴェール家の屋敷。
その中で一つ、起き上がる影があった。
その影は自分の部屋を出ると、足音を立てないようにゆっくりととある部屋にと向かっていく。
影は目的の部屋の前に着くと、その扉をゆっくりと開ける。
その部屋には二つのベッドがあり、一つには小さい膨らみ、もう一つには大きい膨らみがある。
影は二つの寝息がある事を確認すると、安心したようにため息をついた。
そして………
>>下
836: オパビー◆KAEGoYwefVpi [saga] 2019/10/22(火)16:22 ID:W2HSnsGn0(6/9) AAS
その影はゆっくりと大きい膨らみに近付くと、そのかたえにしゃがみ込んだ。
プリシラ「…………寝てますか?」
その影、龍人の少女は少しその男に触れ、本当に寝ているかを確認した。
そしてその男が寝ている事が確認できると、少女はどこか寂しげな表情で呟き始めた。
プリシラ「…………寝ているので言います……………シズキさん…………好きです…………起きているあなたには言えません…………ただ、言わせてください。卑怯でごめんなさい…………あ、あなたが、助けてくれて、嬉しかったです………………に、200年、ずっと屋敷の中だけ充分だと思っていましたけど、いつからか外への憧れが止められなくて………出てみたらあんな怖い事になって…………でも、助けてくれて、ありがとうございました………………それで、好きになっちゃいました…………でも、奥さんがいたから………私は、諦めます…………は、うっ…………初恋、でした…………もう、外には出ません…………恋も、しません…………恋を教えてくれて、ありがとうございました…………楽しかったです…………ぐっ………ふぐっ………ひっ……ぁあっ…………! さ、さようなら……………ひぃーん………っ…………!」
声を殺して泣く少女の声を部屋の外で聞いていたその父は静かに首を振ると、そこを静かに離れて行った………
省11
840: オパビー◆KAEGoYwefVpi [saga] 2019/10/22(火)20:01 ID:W2HSnsGn0(7/9) AAS
俺は寝たふりを続ける事にした。
プリシラが何かしでかしたら起き………
そう思っていた時、俺の頬に何か柔らかい物が当たり暖かい水滴がパタタッと落ちた。
柔らかく、少し湿っている物。
俺は何度も経験した事がある、唇の感覚だ。
プリシラ「ごめんなさい…………ごめんなさい…………ごめんなさいぃ…………ひぐっ、ひぃーん……………!」
プリシラが立ち上がった気配がした。
さらにポタポタと暖かい水滴が俺の頬に落ちる。
プリシラ「ぁっ、ふぁっ……………ぅっ……………」
省4
842: オパビー◆KAEGoYwefVpi [saga] 2019/10/22(火)21:34 ID:W2HSnsGn0(8/9) AAS
俺は寝起きを装って身体を動かした。
布団の擦れる音に気づきプリシラが振り返る。
俺「ふ………んん…………あれ、プリシラちゃん…………?」
プリシラ「あ、ああ………えっと、あ、シズキ、さん………」
プリシラは目元を急いで拭くと、何も無かったように手を後ろで組んだ。
しかし目は思いっきり腫れ、目の下には涙の跡がある。
というか俺の頬も濡れているし………
プリシラ「お、起こしてしまいましたか? ごめんなさい………」
省16
844: オパビー◆KAEGoYwefVpi [saga] 2019/10/22(火)23:01 ID:W2HSnsGn0(9/9) AAS
俺は耐えきれず、部屋を出ようとしたプリシラをベッドから降りて後ろから優しく抱き締めてしまった。
堅い龍の翼が強張る。
プリシラ「え、えぁ…………? あ、あの、シズキさ……………?」
俺「……………………」
徐々にプリシラの翼から力が抜けていく。
俺は内心パニックになっていた。
勢いで抱きしめてしまったが、これからどうしようか考えていた。
とりあえず、いやらしくないように抱きしめ続ける。
プリシラ「は………ぁ……………はぁ………シズキ、さぁん……………/////」
省20
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