【モバマス】LiPPS「虹光の花束」 2スレ目 (371レス)
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89: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)22:25 ID:O/b6jecx0(1/38) AAS
あきらちゃんも実装されたし、明日明後日辺りでりあむも来るんですかね?
Chapter20 投下開始していきます
90: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)22:29 ID:O/b6jecx0(2/38) AAS
会場は既に熱気の台風
全ての人がトップアイドル同士の魂のぶつかり合いを今か今かと待ち望んでいる

でも、ちょっとだけ待ってね?
私達がステージに立つ前に、一つやっておかなといけない事があるの

司会「えーみなさん、ライブを開始する前に一つやっておかなきゃならないことがありますよね?....えっ?前置きはいいから早くやれ?OK!皆さんの興奮が伝わってきました!」

司会「それでは早速まいりましょう!第一審査の先攻を決める運命のコイントス!」

.....来たっ!
省2
91: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)22:31 ID:O/b6jecx0(3/38) AAS
〜〜〜審査開始数十分前、控室〜〜〜

P「宣戦布告は済ませてきたか?」

奏「もちろん。もうステージに立つのが待ちきれないわ」

P「そいつは重畳。だが、一応本戦のルールをもう一度確認しておこう」

周子「本戦は予選とまたルールが違うんだったよね?」
省6
92: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)22:33 ID:O/b6jecx0(4/38) AAS
フレデリカ「はーい!」

P「なんだフレデリカ?」

フレデリカ「Aの各審査で先攻後攻を決める....って、イマイチよくわかりません!」

P「あー、ここ複雑だよな.......ざっくり言うと、第一審査が先攻だからってそれ以降も絶対先攻!とは限らないって事だ」

P「もしかしたら全部先攻になるかもしれないし、全部後攻かもしれない。はたまた先攻→後攻→後攻みたいにごちゃごちゃになるかもしれないって事」
省2
93: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)22:34 ID:O/b6jecx0(5/38) AAS
フレデリカ「....なるほどねー!完全に理解した!」

美嘉「ホントに?」

フレデリカ「分かんなくても大丈夫そうって事は分かったよ♪」

美嘉「ダメじゃん!」

P「いやいやフレデリカ、結構発表順は重要だぞ?先攻か後攻かでそれぞれメリットとデメリットがあるからな」
省5
94: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)22:34 ID:O/b6jecx0(6/38) AAS
志希「ちなみにー、プロデューサー的には『どっちの方がお得!』.....みたいな事はあるの?」

P「うーん....どっちに転ぼうと一長一短だからなんともいえんな」

P「だが、少なくとも第一審査は........」
95: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)22:39 ID:O/b6jecx0(7/38) AAS
奏(お願い、先攻で!!)

カラァン、カラァン、カラン、カン、カン............
小気味良い音を立ててコインが跳ねる

祈りが届いたのか、コインはLiPPSが描かれた面を上にして落ちた

それは、第一審査の先攻がLiPPSに決まったことを示すサイン!
96: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)22:41 ID:O/b6jecx0(8/38) AAS
周子「よしっ!」

奏「第一審査の先攻は、トップバッターである故に観客に与えられる印象も強くなりやすい....最初の風はこっちに吹いてくれたわね」

美嘉「その分プレッシャーもかかる状況だよ.....でも、あたし達なら大丈夫だよね!」

奏「当然よ!折角掴んだチャンスだもの、最初からスパートかけて行くわよ!!」

司会「それでは登場していただきましょう!第一審査先攻、『LiPPS』の皆さんです!」
省3
97: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)22:42 ID:O/b6jecx0(9/38) AAS
奈緒「先攻はとられちまったか....LiPPSもしっかり観客の心つかんでるし、第一審査は厳しそうだな」

凛「でも、まだ序盤も序盤。全然巻き返せるよ」

加蓮「そうだね。後から巻き返せるように今のうちに作戦を確認しておこう」

奈緒「おっけー!後攻だからプランBだよな?」

P「ああ、第一審査はとりあえず.......」
98: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)22:43 ID:O/b6jecx0(10/38) AAS
    第一審査 結果

LiPPS         782543票(累計782543票)     

トライアドプリムス  679292票(累計679292票)

周子「よしっ!上手くリード出来た!」

フレデリカ「プロデューサーの言ってた通り、皆の心にドカーンと残ったんだね!みなの者、この勢いのまま次の審査も張り切って行こー!」
99: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)22:45 ID:O/b6jecx0(11/38) AAS
P「........いや、ちょっと待ってくれ。想定より差が開きすぎてる、これは.....」

志希「プロデューサー、多分その予想あたってるよ」

美嘉「どういうこと?」

志希「さっきの審査、トライアドプリムスは全力じゃなかった。多分、第一審査で有利な先攻を取られたから体力を温存したんだと思う」

奏「後半での巻き返しを狙っているってことね....」
省1
100: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)22:46 ID:O/b6jecx0(12/38) AAS
周子「なんで?第2審査で巻き返せないくらい差をつけた方がいいんじゃないの?」

P「周子、お前さっき全力出したばっかなのに、第2審査も全力だして最後まで体力持つか?」

周子「そりゃあ.....ちょっと厳しいかな。第2審査はギリギリ持たせられるかもしれないけど、次の審査は無理だ」

P「だろ?その反面、向こうはさっき温存したおかげで第2審査は多少無茶ができる。全力で突き放そうとしてもそこまで差は広げられないだろう」

P「それにもし第2審査の間は大丈夫でも、ここで体力を使いきった状態で第3審査の後攻.......大トリを取られようもんなら負け一直線だぞ」
省2
101: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)22:51 ID:O/b6jecx0(13/38) AAS
P「......周子、第2審査の間だけなら、全力を出しても体力は持つか?」

周子「多分大丈夫....ううん、絶対持たせて見せる」

P「よし、じゃあ立ち位置を変えよう。周子、お前がセンターに入れ」

周子「センター?あたしが?」

P「ああ。お前にはなるべく差を縮められない様に、ちょっと無茶をしてもらう」
省10
102: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)22:55 ID:O/b6jecx0(14/38) AAS
続く第2審査はトライアドプリムスが先攻、LiPPSが後攻でスタートした

そして.......

    第二審査 結果

LiPPS         768365票(累計1550908票)     

トライアドプリムス  818650票(累計1497942票)
省9
103: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)22:57 ID:O/b6jecx0(15/38) AAS
周子「ハァ.....ハァ.....!」

美嘉「後攻.....取られちゃったね.....」

P「クソッ、流れが向こうに行っちまったか」

奏「でも、周子と美嘉のおかげでかなりリードを保つことができたわ。まだ勝機はちゃんと残ってる」

志希「じゃあ、今度はあたし達が頑張らなきゃね!」
省4
104: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)22:59 ID:O/b6jecx0(16/38) AAS
第3審査、先攻となったLiPPSは、先の審査で後ろに下がっていた3人がメインとなってアピールしている

体力を温存した甲斐あってか、前に出ている3人のパフォーマンスはクライマックスに相応しい、最高の出来だ

観客達は次々と彼女達に魅了されて、ボルテージもすでに昇るところまで昇り詰めている

メインにするアイドルを第2審査と歳3審査で分ける....向こうのプロデューサーも、土壇場でなかなか良い作戦を思い付いたものだ

だが......
省1
105: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)23:05 ID:O/b6jecx0(17/38) AAS
P「クソッ!ダメだ、これじゃ足りないッ....!!」

アイドルユニットというのは人数が多い分インパクトも強くなるが、その分全体のバランスを取るのが難しくもなる
一人でも崩れてしまえば、なし崩しに全員の調子が崩壊してしまう

体力を温存させた奏達はしっかりと100%のパフォーマンスが出来ている。だが周子と美嘉は限界が近い!

LiPPSは元々5人のユニット。もしそのうち二人のスタミナが尽きて完全にバテてしまったら....

いや、そもそも5人がかりでようやく3人のトライアドプリムスと互角だったんだ
全員で全力を出してぶつかりに行かなければ、流れを完全に持っていかれちまう..........!
省4
106: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)23:08 ID:O/b6jecx0(18/38) AAS
.....とか思ってるんやろうなぁ、Pさん

そりゃあ、確かに凄くキツイよ。心臓バクバク言ってるし、四肢はもう気合で動かしてるって感じ
今にぶっ倒れてもおかしくないかも

....でも、大丈夫

3人が約束通り頑張ってくれたおかげで、あたしも美嘉ちゃんも、ギリギリ曲の終わりまで体力を残すことができた

本当に少しだけ、雀の涙くらいの体力だけど、このクライマックスで最後の賭けをするには、十分すぎる体力!
省3
107: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)23:12 ID:O/b6jecx0(19/38) AAS
  〜〜〜数日前、合宿中〜〜〜

青木「来たな、二人とも」

美嘉「トレーナーさん、なんであたし達だけ呼び出したの?」

周子「あたしだけならなんかお叱りかもって思ったんだけどねー」

青木「別に説教するわけじゃない、むしろ先ほどのお前ら二人のダンス技術を見込んで話がある」
省7
108: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/13(土)23:14 ID:O/b6jecx0(20/38) AAS
青木「....っと!こんな感じだ」

美嘉「す、凄い.......!」

周子「青木さん、なんで今までそんな凄い技隠してたん!?」

青木「そりゃあ隠すさ、この技は生半可な努力で習得できるもんじゃない。それに、もし本番でこの技を失敗すれば大ケガするかもしれない」

青木「それでも....これを習得する覚悟はあるか?」
省5
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