【モバマス】LiPPS「虹光の花束」 2スレ目 (371レス)
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1(1): ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/09(火)22:35 ID:K6AtmFbL0(1/4) AAS
このスレは
【モバマス】LiPPS「虹光の花束」
vip2chスレ:news4ssr
の続きです。先に↑を読まないとわけわかめです
また
・多数のオリジナル要素
省4
2: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/09(火)22:39 ID:K6AtmFbL0(2/4) AAS
あら?前スレのリンク貼れてない?
vip2chスレ:news4ssr
3: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/09(火)23:12 ID:K6AtmFbL0(3/4) AAS
貼れてたわ.....
凄くざっくりとしたあらすじ
ある日奏は設立3か月の新米芸能事務所811プロにスカウトされてアイドルになる
その後なんやかんや仲間が増えLiPPSを結成、なんやかんや困難を乗り越え、遂にアイドルランクがAランクになった
そしてそんなLiPPSの姿を見て、遂に彼女たちに後ろめたい気持ちを隠していたプロデューサーも、彼女達に心を開いたのだった...
主要人物紹介
速水 奏
811プロのエースでLiPPSのリーダー
びっくらポンが天敵
省21
4: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/09(火)23:20 ID:K6AtmFbL0(4/4) AAS
主要用語
811プロ
主人公の奏達が所属する芸能事務所、まだ設立したばかり
010プロ
トライアドプリムス等多くの人気アイドルを抱える大型事務所
あとちひろさんがここで事務員をやっている
891プロ
Pとちひろさんが前にいた事務所
アイドルだけでなく多くのジャンルの芸能人を抱える超マンモス事務所
iMB事件
省4
5: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/10(水)21:28 ID:H0VH1/Ch0(1/47) AAS
あかりんご初手で笑わせてくるのずるいやろ....
前スレの続き、Chapter18から投下していきます
6: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/10(水)21:32 ID:H0VH1/Ch0(2/47) AAS
俺が自分の秘密を打ち明けた翌日
歌姫楽園明けでの疲れを予測していた俺は、この日を全員オフになるように調整していた
...はずなのだが
P「なんで全員事務所来てんだ?」
『なんとなく!』
P「さいですか...」
省6
7: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/10(水)21:34 ID:H0VH1/Ch0(3/47) AAS
美嘉「今日の議題は...まあいっぱいあるよね。議長、どれからいく?」
奏「そうね...とりあえず、これから私達が出場する大会、『IG』についての確認から始めましょう」
P「...なんかお前ら手慣れてないか?結構何度もこうやって会議してたのか?」
周子「そうだよー、いっつも奏ちゃんが議長でね」
P(社長なのに一度も参加してないんだが...)
省10
8: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/10(水)21:37 ID:H0VH1/Ch0(4/47) AAS
P「んで、本戦に進出したユニット4組でトーナメント組んでそれぞれ1対1でライブバトル、勝ち抜いたユニットが晴れてSランクアイドルってわけだ」
P「ただし...」
周子「ただし?」
P「予選にしろ本戦にしろ審査の基準が普通と違う。審査の基準は星ではなく、投票で決まるんだ」
美嘉「投票?」
P「IGっつーのはアイドルにとってはSランクを掴むためのオーディションという側面があるが、世間にとっては違う。トップアイドルがわんさか集まってライブする、いわばお祭りなんだ」
省8
9: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/10(水)21:37 ID:H0VH1/Ch0(5/47) AAS
P「そうだ、結局のところやることはいつもと変わらねぇ」
奏「今まで通り、ファンも対戦相手も、自分自身さえ巻き込んで、全力で楽しむだけね!」
P「その通りだ!お前ら、どんなことがあろうと本番は全力で楽しんでいけよ!!」
LiPPS『はーい!!』
10: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/10(水)21:40 ID:H0VH1/Ch0(6/47) AAS
奏「じゃあIGについての確認が済んだところで、次の議題に行きましょう」
奏「...iMB事件について」
周子「iMB事件...」
奏「IGに参加する事が発表されている事務所には、iMBにも参加した事務所がほとんどよ」
志希「まぁiMBがそもそも勢いのある事務所を集めた企画だったし、IGの参加者も自然とそうなるだろうねー」
志希「...だからこそ、嫌でもIGとiMB事件の繋がりを勘ぐらなきゃいけなくなる」
奏「それに阿苦都苦出版があのパーティー会場に入れたのは,間違いなくあのパーティーの参加者の誰かが手配したから」
省8
11: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/10(水)21:41 ID:H0VH1/Ch0(7/47) AAS
P「えっ?」
志希「確かに010プロはiMB参加事務所の中で唯一出版社による被害を受けてない。でも、そのせいで世間ではiMB事件を起こした犯人としての疑惑も上がって、最近かなりバッシング受けてるよね?」
志希「それってむしろ、この事件で一番被害を受けてるって事じゃないかにゃ?」
P「それは...確かにそうだけど...」
フレデリカ「つまり、010プロは犯人じゃないって事だね!」
志希「『黒幕も自分の首を絞めることを想定していなかった』とかじゃなければだけどね」
省1
12: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/10(水)21:43 ID:H0VH1/Ch0(8/47) AAS
奏「手掛かりはまだあるわ。プロデューサーさんが歌手を辞めることになった、あの事件」
美嘉「それって確かプロデューサーの仲良かったアイドルが枕営業したってバッシングされて、それで心を痛めて...」
P「...ビルから飛び降りて、自殺した。夢だったアイドルに絶望してな。だからこそ俺はアイドル業界にあの子を貶めた犯人がいると推測して、この事務所を立てたんだ」
周子「...ちょっと嫌なこと聞くようで申し訳ないけど、枕したってのは本当なの?もしかしたら濡れ衣着せられたって可能性も...」
P「分からない...俺には何も、話してくれなかった...出来れば濡れ衣であってほしいが...」
省5
13: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/10(水)21:44 ID:H0VH1/Ch0(9/47) AAS
奏「思い出してみて。プロデューサーさんがそのアイドルの自殺に裏があると思った理由を」
美嘉「確か違う出版社の記事なのに使ってる写真が全く同じだから......あれっ?」
美嘉「それってあたしの時と一緒じゃん!?」
周子「ついでに、大しておいしくないネタなのに皆でこぞって叩いたってとこも似てるね」
P「ああ....だから俺は美嘉の記事を見た時、あの子の事件とiMB事件が繋がってることを確信したんだ」
省5
14: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/10(水)21:46 ID:H0VH1/Ch0(10/47) AAS
志希「相手の男の顔も写ってるけど、心当たりある?」
P「無い......当時もかなりこの写真を手がかりに探しはしたんだが、ダメだった。この男の情報は、マジで砂の一粒も集まらなかったんだ」
奏「なら、当時所属してた事務所に話を聞きたいところだけど...」
P「倒産しちまったからな...当時の社長も、彼女を担当していたプロデューサーも、今となっては生きているかすらわからない...」
美嘉「それじゃあ、結局手掛かりなしってこと...?」
省3
15: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/10(水)21:49 ID:H0VH1/Ch0(11/47) AAS
P「おかしいって、何が?」
フレデリカ「だって、マクラエイギョー....ってよくわかんないけど、兎に角普通は嫌なことだよね?」
P「そりゃまぁ、好きでもないやつに無理やり抱かれるんだから、誰だって嫌だろうな」
フレデリカ「でもこの記事の写真に写ってるこの子、全然嫌な顔してないよ?」
フレデリカ「アタシわかるよ!この子が写真を撮られたとき、絶対この子は幸せな気持ちだったはず!どう見たって、自分で嫌だって思ってることする時の顔じゃないよ!」
省11
16: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/10(水)21:51 ID:H0VH1/Ch0(12/47) AAS
奏「プロデューサーとのレッスンの写真ということは...」
周子「映ってる相手は実はPさんだったって事!?」
美嘉「でも、どう見たって違う人間だよ?」
P「間違いない、この公園はいつもの......ならこの写真には、俺も一緒に写っていたはずだ!なのに一体何故!?」
志希「合成だろうね、プロデューサーのとこだけ全然違う人間に置き換えたんだ」
志希「相手の人、顔は全然違うけど肩幅とか足の長さ、体格はプロデューサーに似てる。今の技術なら、元々写ってたプロデューサーを体格の似た別の人間の様に編集するくらい、ワケないよ」
省7
17: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/10(水)21:52 ID:H0VH1/Ch0(13/47) AAS
P「えっ?」
フレデリカ「犯人は実はプロデューサーのことが大好きで、そんなプロデューサーがスキャンダルになりかけてたから、守ったって事じゃない?」
フレデリカ「......なんとなく、そんな気がするんだ。この記事を書かせた人は、どうしてもプロデューサーを守りたかったんだろうなって」
美嘉「じゃあ黒幕は....いろんな出版社を動かせる力があって、iMBに参加した事務所の関係者で、当時スキャンダルになりかけてたプロデューサーを守りたかった人間?」
P「いやぁ、そんな都合のいい人間がいるはずは....」
奏「.............!!」
18: ◆FuHrdA/9sY [saga] 2019/04/10(水)21:53 ID:H0VH1/Ch0(14/47) AAS
カチリ、と頭の中で音がした
欠けていたパズルの、最後のピースを見つけた様な感覚
脳が急速に回転し、あのパーティーであった事を思い起こさせる
そうだ、私は一度会っている!
多くの出版社に働きかけれるほどの資金と権力を持っていて、MBに参加した事務所の関係者で
そして、当時プロデューサーを守る動機があった人物.....
すべての条件を満たすパズルの答えを、私は知っている!!
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