八神マキノ「盗み見るより見られたい」 (10レス)
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1: [sage saga] 2019/03/03(日)00:07 ID:RK4J1rVs0(1/10) AAS
・モバマスSS
・八神マキノが野外でオナニーする話
です。よろしくお願いいたします。
2: [sage saga] 2019/03/03(日)00:08 ID:RK4J1rVs0(2/10) AAS
いつからだろう。盗み見る立場だった私が、盗み見られるかもしれないことに快感を覚え始めたのは。
事務所の一角、人の気配のない角部屋。電灯も灯さない中で、パソコンのモニターだけが煌々と光る。
この部屋で様々なデータを収集するのが、私の生業とも言うべきルーティンのひとつ。
勿論、ずっと同じ部屋ばかり使っていると、「八神マキノはこの時間帯ならここにいる」という情報を他者に容易く与えてしまうことになる
……単なる位置情報でも、私にとっては値千金。裏を返せば、おいそれとただで提供するものではないわ。
そう考えると、同じ場所を長く使い続けるのは避けた方がいい、というのが道理ね。
省2
3: [sage saga] 2019/03/03(日)00:09 ID:RK4J1rVs0(3/10) AAS
「……ふぅ。こんなところか」
誰もいない中で、誰に語りかけるでもなく、小さく呟く。
疲れに支配されて重くなった身体を、椅子の背もたれに投げかけて、長時間の思考に囚われアクティベートされた脳の動きを止める。
頭脳労働の後の、束の間の思考停止。それはきっと、高度な精神活動を行使できるヒトという種族にのみ与えられた、最高の贅沢だと思うわ。
疲労感と達成感と充実感と浮遊感が綯い交ぜになった状態の自分を、しばらくあるがままにしてあげる。
そうすると、だんだんと大脳の奥底から、今までのロジカルな思考運動とは対極にある、欲のままに身体を突き動かす下卑た本能が、ムラムラと湧き出てくるの。
省16
4: [sage saga] 2019/03/03(日)00:11 ID:RK4J1rVs0(4/10) AAS
◇
椅子に座って、脚を大きく広げる。膝上丈の制服のスカートの裾が、腿の辺りまでずり上がり、下着が露わになる。
右手で胸を軽く揉みつつ、左手でパンツの上から陰部をさすっていく。既に布越しでもわかるぐらいにそこは湿っていて、恥ずかしいやら情けないやら。
くにくにと、少し指でほぐしただけで、私の秘部はすぐに粘度の高い分泌液をまとってくる。
ゆっくりと、じっくりと。少しずつ揉みほぐしていくと、溢れてきた蜜が、徐々に下着と自身との間の摩擦を少なくしていく。
省14
5: [sage saga] 2019/03/03(日)00:11 ID:RK4J1rVs0(5/10) AAS
上も下も、敏感になったところを刺激していくと、段々と身体が自らの意思を離れていく。
秘部からはだらしなく愛液が滴り続け、腰は勝手に上下に動いてさらなる刺激を求める。
乳首はもう服の上からでもひと目で突起がわかるぐらいに固くなっている。
それらを弄ぶ手は自らの意思では止めることができず、頭ではもう、自分を慰めることしか考えられない。
身体全体が、快感のみを求めて動いている。
省7
6: [saga] 2019/03/03(日)00:12 ID:RK4J1rVs0(6/10) AAS
◇
「おーい。誰かいるのか?」
ドアを開けて、スーツ姿の男性が入ってくる。私の担当プロデューサーだった。
「なんだ、マキノか。またこんなところで……諜報とやらも大概にしろよ?」
背後から声がかかる。良かった。気づかれてないみたい。できる限り平静を装って、慌てて取り繕う。
省6
7: [saga] 2019/03/03(日)00:13 ID:RK4J1rVs0(7/10) AAS
◇
「はっ……はっ……ふぅ……」
慌てて事務所から飛び出して、とりあえず薄暗い人目の少ない通りへと駆け抜ける。
大通りの喧騒から離れたことを確認して歩を緩め、上がった息を整えた。
まさか、よりにもよって彼に遭遇するだなんて。見られた? いや、あの様子だと見られてはないはず。
省10
8: [saga] 2019/03/03(日)00:14 ID:RK4J1rVs0(8/10) AAS
◇
「はぁぁっ……ぅっ……ふぅっ……」
人気のない、電灯も満足にない小さな公園のベンチに座り、俗に言うM字開脚の体勢をとって、ぐしょぐしょに濡れた性器を弄ぶ。
流石に下着を全部脱ぐ勇気はなく、ずらした状態で指を絡ませる。
今までのどの自慰よりも蜜を零すそこは、静かな公園という空間に不釣り合いな艶めかしい音を、ぐちゅぐちゅと鳴り響かせている。
初めて及ぶ屋外での行為。開けっぴろげの空間で、澄んだ風が時折吹いて露出した部分をくすぐる。
省19
9: [saga] 2019/03/03(日)00:14 ID:RK4J1rVs0(9/10) AAS
◇
次の日。いつもと同じように、私は事務所にいた。
「ふぅ……こんなところか」
いつものようにルーティンをこなし、疲れた身体を背伸びでほぐして、帰り支度をして部屋を発つ。デスクの人たちに帰宅の挨拶をしに向かう。
「お疲れ様、プロデューサー。相変わらずお仕事に精が出るわね」
省7
10: [saga] 2019/03/03(日)00:17 ID:RK4J1rVs0(10/10) AAS
ありがとうございます。
普段情報を盗み見る側の八神マキノが見られる側に回る話が見たくてつい。
短いですが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
八神マキノはいいぞ。
よろしければ前作もお願いいたします。
和久井留美「冬の寒さに絆されて」
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