提督「艦娘が二千万特攻すれば、この戦争は勝てる」 (411レス)
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297: ◆6ae5KZVV.rp/ [sage saga] 2019/02/08(金)00:45 ID:plqhzIVP0(2/29) AAS
……しばらくして

提督「で、夕べは部屋にも戻らなかったんだな」

伊19「そうなのねー。いつものことだと思っていたのねー」

青葉「このところ、訓練後は夕食もとらずに姿を消していたと」

伊19「また、悪い病気かと思って。もう気にするのをやめてたのねー」

提督「身上書によると、お前らは同期なんだな」

伊19「そうなのねー」

提督「ただ、同期というだけの付き合いではないように見えるが?」

北上「うんうん、同期にしては腐れ縁な感じが漂ってるものねえ」

伊19「ああ、提督はなんでもお見通しなのねー」

提督「手がかりになるかもしれない。そこから聞こうか?」

伊19「最近じゃ、ありがちな話なの。私も58も、深海棲艦に家も家族も焼かれて、
夜の街で身体を売って暮らしてたのね。その時からの付き合いなのね」

北上「泣かせるねえ」

伊19「58は、あの商売はほんと向いてなかったのね。惚れっぽくて
……何度も悪いヒモに騙されて、せっかく貯めたお金も全部持っていかれてばかりだったのね。
だから、今回もきっと男に騙されていると思うのね」

提督「なにか、そんな心当たりはあったのか」

伊19「もう、しょっちゅうだから、艦娘になってまたかと思ってたのね。
休日に、街に出た時に運命の出会いがあったとか、ぽろっと話していたけど。
私に怒られると思ったのか、あんまり話さなかったの……もっと、警戒しておけばよかったの……」

提督「男の心当たりは?」

伊19「まったくわからないの」

提督「……ひとまず街で探すか。大淀、しばらくこのことは伏せておくように。
今日は訓練はなしだ。座学ということにしておけ」

北上「ってことは、アタシらが出動だね」

提督「そういうことだ。拳銃は装備するように」

青葉「拳銃だけでいいですか?」

提督「ちょっと、不安だな……青葉、そこの棚を空けてくれ」

青葉「ここですか? よいしょ」

提督「モーゼルもぶら下げておけば十分だろう」

金剛「こんなに何挺もどうしたんですカー?」

提督「大陸で馬賊とやり合ってた時の戦利品だ。そこいらの装備品よりもよっぽど頼りになるぞ。行こう」
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