【プリコネR】ノゾミ「私が深夜に徘徊してる?」 (44レス)
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1: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)03:14 ID:uthRXowYO携(1) AAS
注意事項
プリコネRのSS
騎士君そこそこの知能あります
名前はデフォルトネームの「ユウキ」です
地の文有り
25: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)03:58 ID:i6jZM0hR0(24/41) AAS
ノゾミ「あっ……えっ……?」
ユウキ「━━━━━━んぅ?」
ノゾミ?「♪♪♪💛💛💛」
シャドウ以外驚きで一切動くことが出来ていない状況で、さらに状況は悪化?した
シャドウは埋めていた顔を離したと思ったら、僕の顔に手を添えてきた
省5
26: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)03:59 ID:i6jZM0hR0(25/41) AAS
唇の柔らかいものは、恐らくは10秒も当たってはいなかっただろう
しかし、僕にはとてつもなく長い時間に感じた
誰も言葉を発せなかった
本物のノゾミは絶句しながらなんとか口を動かしているが、何も音が出ていない
シャドウは熱っぽい目でこちらを見上げてる
省6
27: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)04:00 ID:i6jZM0hR0(26/41) AAS
ユウキ「あいたた……」
ノゾミ「あ、ご、ごめんなさい!つい勢いで……」
ユウキ「だ、大丈夫……今ので僕も目が覚めたから……」
ノゾミ?「??」
痛みでぼーっとしていた頭がハッキリしてきた
省3
28: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)04:01 ID:i6jZM0hR0(27/41) AAS
黒い靄
この季節
そして最近あったとある出来事
ああそうか
そういうことか
29: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)04:02 ID:i6jZM0hR0(28/41) AAS
ノゾミ?「……♪♪♪」
シャドウが今度は自分から手を広げて僕を迎え入れるような態勢を作っている
ノゾミ「あっ、また……!」
ユウキ「大丈夫、僕に任せて」
ノゾミ「ユウキ君……?」
省5
30: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)04:02 ID:i6jZM0hR0(29/41) AAS
ユウキ「満足したかい?」
ノゾミ?「……」
尋ねると、ゆっくりと頷いた
次の瞬間、シャドウの体が光に包まれた
ゆっくりと薄く消えていく
省4
31: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)04:03 ID:i6jZM0hR0(30/41) AAS
ユウキ「……」
ノゾミ「……ねぇ、ユウキ君」
ユウキ「……あ、ごめんねノゾミ。放っておいちゃって」
ノゾミ「ううん、いい……わけではないけれど、それよりも、さっきのは結局何だったの?」
ユウキ「多分シャドウ……なんだけど、残留した思念を伴った似て非なるもの……かな」
省4
32: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)04:04 ID:i6jZM0hR0(31/41) AAS
大晦日からお正月にかけて体験したある出来事を説明する
年末にかけて集約する人々の叶わなかった願いが、妙な形で現れるというものだ
あの時の残留思念が現れるときの黒い靄は、今回の件ととても似ていた
最終的に巨大になった靄はトゥインクルウィッシュの皆と退治したが、あれだけの規模だ、どこかに見逃しがあったかもしれない
それに、人の願いなんて無限大だ
省1
33: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)04:05 ID:i6jZM0hR0(32/41) AAS
ノゾミ「つまり、あのシャドウは私の願いの具現化だったってこと?」
ユウキ「そうなると思う」
ノゾミ「えっ、ていうことはつまり……」
ユウキ「…………うん」
見る見るうちに顔を真っ赤にしていくノゾミ
省2
34: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)04:05 ID:i6jZM0hR0(33/41) AAS
ユウキ「…………」
ノゾミ「…………」
カルミナのギルドハウスに戻ってきた
気まずい
それもそうだ
省6
35: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)04:08 ID:i6jZM0hR0(34/41) AAS
突然の大声に、びくりとしながら僕も大声で応えてしまう
ノゾミ「私はまだトップアイドルになってません!」
ユウキ「はい!」
ノゾミ「だから、今キミにこの気持ちをハッキリとは言えません!」
ユウキ「はい!」
省3
36: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)04:09 ID:i6jZM0hR0(35/41) AAS
困っている人を助けるのは、自分の性格であるから今までなんとも思わなかった
だが、ノゾミに対して僕がしたいと思うことは、性格なんてもので片付けれる代物じゃなかった
何があっても、ノゾミを大切に、一番にする
顔を赤くしながらはにかむノゾミを見て、僕は誓った
こうして僕らの不思議な体験は幕を閉じた......のだが
37: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)04:10 ID:i6jZM0hR0(36/41) AAS
ユウキ「ノゾミ、苦しくない?」
ノゾミ「平気、寧ろもっと強くてもいいよ?」
ユウキ「じゃあ遠慮なく」
ノゾミ「えへ、あったかぁい......」
ノゾミの背中に回した腕を優しく、しかし存在を確かめるようにしっかりと抱き締める
省7
38: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)04:13 ID:i6jZM0hR0(37/41) AAS
ユウキ「今日は後どれくらい時間大丈夫?」
ノゾミ「キミとこうしたくて全部早く終わらせたから、もう今日はずっと大丈夫」
最初に抱きついたときの焦りなどはもう無くなった
それどころか二人きりになった途端にノゾミから抱きついてくる始末だ
ノゾミ「あ、いいこと思い付いた!ユウキ君、そこの椅子に座って?」
省5
39: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)04:15 ID:i6jZM0hR0(38/41) AAS
いつもなら僕の胸に顔を埋める形なのだが、この体勢だとちょうどお互いの顔が同じ高さにあった
ノゾミはゆっくりと僕の肩に顎を乗せると自分のヒットソングを鼻唄で奏で始めた
一方僕はノゾミの匂いやら膝上から全部にかけて感じる柔らかさなどで気が気ではなかった
ひたすらにノゾミがずり落ちないようにとしっかりと抱き止めてあげることだけに神経を集中させ、少しでも気を紛らわせていた
悶々としながら数分たったとき、気がつくとノゾミが肩から顔を離し、代わりに両手を置いきながら僕をまっすぐと見つめていた
省8
40: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)04:16 ID:i6jZM0hR0(39/41) AAS
酸素不足で倒れそうになりかけたとき、漸く解放される
ノゾミ「っ......はぁ......はぁ......」
足りなくなった酸素を補充するために、少し荒い息遣いになる
自然とノゾミの唇に目線を向けると、先程のキスで残った二人の唾液がキラキラと光っていた
ノゾミ「.....あのシャドウもキスしてきたんだから、私もしないと発散しきれないから......ね?」
省3
41: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)04:19 ID:i6jZM0hR0(40/41) AAS
こんな調子でノゾミがトップアイドルになるまで気持ちを言葉にしないなんて出来るのだろうか
ましてや色々過ちのようなものを犯すであろうことも想像に難くない
そんな疑問がわかないわけでは決してなかったが、ノゾミが口内に舌を入れてきたことで思考は溶け落ちた
シャドウと交わしたものとは比べ物にならないくらい熱く深い口付け
愛おしさしか最早感じられない
省2
42: ◆3zicXuP.Gvsl [saga] 2019/01/10(木)04:23 ID:i6jZM0hR0(41/41) AAS
終わり
ある意味スレチで申し訳ないです、ラストはここに投下した関係で即興で書いてます
あまりにプリコネ二次捜索が寂しいので、ほならね、自分で書いてみろとやりました
プリコネもっと盛り上がれ、たぶんプレイヤー数多いし絵描いてる人も間違いなく結構やってるから、こういうの増えて
ではさらば
43: 2019/01/10(木)22:58 ID:iizqHhGFO携(1) AAS
乙
44: 2019/01/11(金)14:11 ID:W8CWsYOc0(1) AAS
おつ
良かったよ
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