加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」 (619レス)
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4: [saga] 2018/12/01(土)13:27 ID:HGHj6cYl0(4/9) AAS
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提督(その後、俺たちは軽く夕食をとりつつ酒を嗜む。酔いは心の壁を取り払ってくれる。そして身内の話で盛り上がった)
提督(こういう時、共通の話題があることは助かる。特に加賀と駆逐艦娘の二人は趣味嗜好が全く違うからな)
提督(最初は互いに牽制し合って硬かった場の雰囲気もだいぶ和んだ。もともと、加賀と黒潮、浦風は同じ艦隊になることも結構あったからな)
提督(仲が悪いわけではないのだ。ただ、俺をめぐってシュラバヤ沖で一触即発の事態になっていただけで……)
提督「ん、酔いが回ってきたようだ……っ……あぁ、気持ちいい……」グググ
加賀「疲れているのね、提督」
提督「ああ。最近は引継ぎで忙しくてな……ずっと机仕事だ」
浦風「うちが肩でももんであげよか、提督?」
黒潮「っ!!せや、ならウチらで良いことしたげよ。頑張ってる司令にご褒美や!!」
提督「ご褒美?」
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提督「おぅ……いやぁこれは……素晴らしい……」
提督(黒潮の言うご褒美とは温度を調節したサウナで全身をマッサージすることだった。ご丁寧にベッドまで持ち込んで)
提督(もちろん、誰も入ってこないように清掃中の札をかけるのも忘れずに。まあ、この時間にサウナを使いに来る人はいないだろうが)
加賀「そうですか。ならよかったです」モミモミ
提督「クセになりそうだ……これからもちょくちょく頼もうかな」
黒潮「司令、ほんまええ体やなぁ……男の体って感じやわぁ」
提督「空いた時間でそれなりに努力しているからな。君たちに釣り合うように頑張っているのさ」
浦風「提督……傷だらけじゃねぇ……」モミモミ
提督「ああ……まあ、男の勲章だ。少なくとも、もう誰にも自分は安全な後方で指揮だけ執っているとは言わせないぞ」
加賀「本来ならそうあるべきです。そんな誹りを気にしないでください。もし提督に万が一があったら……私は……」
黒潮「せやで。加賀さんの言う通りや。司令はんはもう取らなあかん責任がぎょうさんあるやろ?」
浦風「もし勝手に死んだりしよったらあの世まで追いかけてぶちまわしたるけぇ、よーく覚悟しときぃよ?」
提督「大丈夫だ。俺だって君たちを残して死ぬつもりはないよ」
提督(うつ伏せに寝そべる俺の左の肩回りを黒潮が。右の肩回りを加賀が。腰を浦風が揉んでくれる。あぁ、いい……!!)
提督「熊野が通い詰めるのも納得だなぁ……極楽極楽……」
提督(心地よい暖かさとマッサージのじんわりとした気持ち良さに眠くなってくる。微睡ながらマッサージを堪能した)
提督「……っ」
提督(っていかんいかん。眠ってしまったらダメだ。きっともう起きれないぞ。それに、このまま寝てしまうのは勿体ない)
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