加賀「……何をしているの、あなた達」 「「っ!?」」 (619レス)
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2: [saga] 2018/12/01(土)13:20 ID:HGHj6cYl0(2/9) AAS
黒潮「か、加賀さん……」

浦風「い、いや、これは……」

加賀「そこは提督の部屋よ。そんなところで言い合いしていたら提督にご迷惑でしょう?」

「「はい……すいません……」」

加賀「分かったのなら部屋へ戻りなさい。いいわね?」

「「っ……はい……」」

加賀「……」スッ

黒潮「……って待たんかい!!」

浦風「何しとん加賀さん!?」

加賀「……提督に御用があるんです」

黒潮「はあ!?あ、分かったそう言うことやな!?ならうちらだってそうや!!女としてここで引き下がられへん!!」

浦風「加賀さんもなん!?っ……あの人はもう……まあええわ!!けど提督さん今日は予定なしなはずじゃ!!加賀さんも奇襲なんじゃね!?」

加賀「……いいからあなた達は帰りなさい。これからは大人の時間よ」

黒潮&浦風「「絶対嫌や(じゃ)!!」」

加賀「っ……!!もういいわ……そこを退きなさい……!!」

黒潮「いやぁああああ!!嫌や嫌や!!ウチは負けへん!!女の意地や!!」

浦風「うちは絶対退かん!!じゃけぇ加賀さんが帰っちゃってください!!」

提督「!?」

提督(引継ぎの準備やらなんやらがやっと終わって部屋へ戻ってきたら、何事か起きていた。俺の部屋の前で言い争っているのは加賀と黒潮と浦風か)

提督「何をしているんだ?」

「「「っ!!提督(司令はん)!!」」」

提督(俺が呼びかけると三人が俺の方を向いた。そして我先にと迫りくる。まるで襲いかからんばかりに)

提督「っ!?」

加賀「提督!!私、提督が行ってしまうと考えるだけで……今日は他の子のところなんて行かないで……!!どうか私と居てください……私に戦う勇気を……お願いです……!!」バッ ダキッ

提督(一番俺に近かった上に体も駆逐艦娘に比べて成長している加賀がまず最初に俺の胸に飛び込んできた。そして保護欲をそそる表情で俺を見上げ、そう訴えてくる)

浦風「提督!!だめじゃ!!加賀さんじゃなくてうちを……うちと居て!!この中で一番提督を愛しているのは間違いなくこの浦風じゃ!!」ダキッ ギュッ

提督(次に浦風が俺の首に腕をまわして抱きついてくる。切なそうに眉尻を下げ、目に涙をためていた)

黒潮「あかんで司令!!ウチの方が司令のこと思っとる!!それに、その二人は絶対無茶するで!!今日はウチが司令のこと優しく労わるから……ウチと居よ……?」スッ ピトッ

提督(最後に黒潮が空いている俺の背後に回ると背中に優しく抱きついてくる。俺の背中に顔を埋め、密着してきた。ぞくぞくするウィスパーボイスで囁かれる)

提督(俺を巡って三人が争っていた。それが、隠していたが、大きな失敗をして左遷されて挫折感に苛まれて傷ついていた自尊心を慰める)

提督(加賀のような美人や黒潮と浦風のような美少女が俺を取り合っている。他の奴らに見せつけてやりたい光景だ)

提督(この子たちは最上級の女だ。その容姿端麗さはイメージが重要な軍の広報に彼女たちが使われ、絶大な実績を上げている程ことからも分かる)

提督(それに加えて性格も良いのだ。戦争に涙する優しさ。そして立ち上がり戦場で戦う強さ。さらにその地獄のような戦乱の中で道理を失わない正しさを持っている)
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