【バンドリ】燐子「異世界で冒険……?」【安価】 (335レス)
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抽出解除 レス栞 あぼーん

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(3): ◆g5daB11lKU [saga] 2018/10/23(火)02:15 ID:pognziZH0(1) AAS
 バンドリの異世界転生風ファンタジー
 安価と選択肢で進行
 
 注意!
 キャラ崩壊あり
 無言で落ちたり、入ったり。まったり進行
 今回の主人公、燐子に生えてたり、また他のキャラに……なんてこともあるのでご了承を
 R板なので、そゆことあります

 以上、危なそうな人はご注意を
省9
5: ◆g5daB11lKU [saga] 2018/10/24(水)01:31 ID:O5HCo43k0(1/3) AAS
 リンコ  職業『勇者』
 魔法 9(孤高のウィザード級)
 物理 5(一般冒険者級)
 知識 5(現代の並程度の知識)

 
 次に仲間の異世界での設定。
 今回はロゼリアから全員。あこはパートナー、高好感度。コンマ一桁で燐子との関係や立ち位置を判定。
 二桁目で好感度判定。高いほど仲良し。パートナーの場合は最低8以上保証。

 1 初対面
省12
9: ◆g5daB11lKU [sage saga] 2018/10/24(水)07:35 ID:O5HCo43k0(2/3) AAS
 紗夜 初対面 好感度8
  職業『ナイト(NFOイベント時のタンク参照)』

 友希那 家族 好感度3
  職業『吟遊詩人』

 リサ 幼馴染 好感度9
  職業『僧侶(ヒーラー参照)』

 あこ パートナー 好感度9
  職業『ネクロマンサー』
省2
10: ◆g5daB11lKU [saga] 2018/10/24(水)07:39 ID:O5HCo43k0(3/3) AAS
 
燐子(……自分が目を閉じてるのが分かった)

燐子(ぼんやりとした自我への気づき。そして目覚め。……それはいつものこと)

燐子(けれどわたしはこの時、ちょっとした違いを感じていた)

燐子(……眠っていた筈なのに、というより今も眠っている筈なのに意識がはっきりしている。スイッチがオンになった照明みたいに、わたしは目覚めた状態になっている)
省13
12: ◆g5daB11lKU [sage saga] 2018/10/25(木)05:04 ID:h/Sift450(1/3) AAS
 あこ 記憶あり

 あこちゃんの姿はまるでNFOみたいな、現実離れしたものだった。紫色の髪はそのままにツインテールで、頭には悪魔の翼みたいな飾り。服はフリルの付いたブラウスにミニスカート。紫と白を基調にしたデザインで、彼女の言う聖堕天使のイメージに近いカラーリング。
 目覚めて間もないわたしと違って事情を把握しているのか、その表情はいつもみたいに自信に満ち溢れていた。

アコ「りんりん、あこのこと覚えてる? ロゼリアでバンドしてて、それより前にも――」

燐子「う、うん。覚えてる……よ」

 かと思いきや、喜びに満ちていた顔をパッと弱気に変えて、あこちゃんはわたしへすがるように問いかけてくる。
 何かあった。それが簡単に分かっちゃうくらいに。
省4
13: ◆g5daB11lKU [sage saga] 2018/10/25(木)05:05 ID:h/Sift450(2/3) AAS
アコ「えっとね、りんりん。驚かないで聞いてね? あこ達――異世界転生しちゃったみたい!」

燐子「異世界、転生?」

アコ「うん」

 こっくりと頷く。
 異世界転生……最近よく聞くあれだよね? 異世界にやって来て冒険するっていう。もしそれが本当なら服装も窓の外の景色も納得なのだけれど、まだドッキリとか夢だとかその線の方が太そうだ。

アコ「あれっ? りんりん信じてないの?」
省9
14: ◆g5daB11lKU [saga] 2018/10/25(木)05:05 ID:h/Sift450(3/3) AAS
燐子「あこちゃん……この世界に来て、ちょっと……経つみたいだね……」

アコ「3日くらいかな。りんりんがいなくて寂しかったよー」

 3日も……。じゃあ異世界って話は確定。頭は追いつかないけど……。

燐子「他にも……誰か、いたの?」

アコ「うん! えっとね――」
省7
18: ◆g5daB11lKU [sage saga] 2018/10/26(金)02:57 ID:YM0BnYNK0(1/4) AAS
 リサのみ記憶なし。
 初対面設定は記憶なしじゃないと面白味が……と思ったので、次からは記憶なしで突き進みます。

アコ「ロゼリアのみんなとは会ったよ。ユキナさんと、サヨさんと、リサ姉」

燐子「あ……みんないたんだ……」

 少し安心。あこちゃんと二人きりなのはちょっと心細いから。にっこりと笑いながら語るあこちゃん。でも何か思い出したみたい。シュンと落ち込んだ様子を見せる。
省10
19: ◆g5daB11lKU [sage saga] 2018/10/26(金)02:58 ID:YM0BnYNK0(2/4) AAS
アコ「りんりん?」

 混乱していると、当然目の前のあこちゃんが気づく。突然静止し下半身に触れたわたしを見、首を傾げていた彼女だけど何かに気づくとにっこりと笑った。

アコ「もしかして……したくなっちゃった? ふふっ、あこはいいよ? りんりん」

燐子「……えっ?」

 見たことのないあこちゃんの笑顔。妖艶な、色気のある笑みを浮かべた彼女に、思わずドキッとしてしまう。
 
燐子「あ、あこちゃん――っ、何……言って……」
省9
20: ◆g5daB11lKU [sage saga] 2018/10/26(金)02:59 ID:YM0BnYNK0(3/4) AAS
アコ「この世界のアコ、りんりんと恋人同士みたいなんだ……」

燐子「……!」

 ピシャーンと雷に打たれたかのような強い動揺が走る。
 ……こい、びと? それでさっきの発言……。あ。分かった……。

アコ「それで、そういうことした記憶も頭にあって……ううぅ、恥ずかしい……」

 つまり……そういうこと。
 この世界のわたしは、あこちゃんとアレやコレをしている関係。それであこちゃんはついその設定に引っ張られてしまったみたい。
省3
21: ◆g5daB11lKU [saga] 2018/10/26(金)02:59 ID:YM0BnYNK0(4/4) AAS
アコ「ね、ねぇ、りんりん……。辛かったらあこ、ほんとにいいからね? りんりんの身体、魔力多くて――出さないといけないの、知ってるから」

燐子「えっ……」ゴクリ

 ……ゴクリって、わたし。
 でも潤んだ目で頬を赤らめ、わたしを見つめるあこちゃんを見ていると……かわいいなって思ってしまう。
 体質のせいもあったみたいだけど……手を出してしまう気持ちが分か――って、ダメダメ。
 前の世界なら有り得ない感情だ。まるで自分にもこの世界の記憶があるみたい。

燐子「わたし……は……」

 揺らぐ気持ち。頭がくらくらしてきたのを感じながら、わたしは答えた。
省3
23: ◆g5daB11lKU [sage saga] 2018/10/28(日)23:08 ID:aZ1aod5f0(1/2) AAS
燐子「……みんなに会いに……行こう?」

アコ「うん……緊張するけど、りんりんのためなら――えっ? そ、そうなんだ」

 あれ? あこちゃんがっかりしてる……? 若干呆れも入ってるような……。

アコ「そうだよね! りんりんも初めてのところだし、まずは色々見ておかないと」

燐子「う、うん……」
省8
24: ◆g5daB11lKU [saga] 2018/10/28(日)23:09 ID:aZ1aod5f0(2/2) AAS
燐子「……あこちゃん、ここって、誰かの……お家?」

アコ「りんりんのだよ。ここはりんりんとユキナさんのお家」

燐子「わたし……友希那さんと……一緒に……?」

 あこちゃん、首肯。
 ……え、えっと、あこちゃんは私と恋人みたいな関係で、その上友希那さんと住んでる? この世界の私、遊んでる印象しかないんだけど……。

ユキナ「声がすると思ったら……本当に来たのね、リンコ」
省6
27: ◆g5daB11lKU [saga] 2018/10/29(月)00:36 ID:fAXrczS70(1) AAS
 『友希那は燐子の……義娘』
 【義理の娘、ということで養子みたいな扱いで進めます。詳細を追加で安価】

 
 『義娘になった理由は?』
 1 小さい頃に両親が亡くなり、同居を始める。なんやかんやで母扱い
 2 燐子とあこ、リサのいずれかがカップルとして身寄りのない彼女を保護

 ↓1 選択。二番の場合はあことリサのいずれかを選択

  

 『ユキナのリンコの呼び方は?』
省5
31: ◆g5daB11lKU [sage saga] 2018/11/06(火)23:19 ID:KRHwaj9G0(1/4) AAS
 『両親が亡くなり、同居を始める。なんやかんやで母扱い。呼び方はいつも通り』

燐子「は、はい……無事で、よかったです……」

 気になる……。けど、聞いてる場合じゃないよね。返答をしつつ私は友希那さんの服装をそれとなく観察。NFOの吟遊詩人の格好によく似ている。腰回りを出し、大きなスリットの入ったスカートが目を引く、大人っぽい友希那さんに似合う女性らしくて上品な衣装だ。
 帽子もそのままで、腰に琴を提げている。
 このNFOでの共通点はどういうことなんだろう……。
 色々考え込むわたしの横、あこちゃんが一歩近づいて面白そうな顔をして言う。 

アコ「ユキナさんはね、りんりんの子供なんだよ」

燐子「子供? え……えぇっ!?」
省10
32: ◆g5daB11lKU [sage saga] 2018/11/06(火)23:20 ID:KRHwaj9G0(2/4) AAS
アコ「だからアコ、説明しようと……」

ユキナ「うっ……。ごめんなさい。どのパターンにせよ、この世界の私を知っていると思っていたから、つい」

 友希那さんが落ち込んだ様子のあこちゃんに謝る。
 わたしも同年齢の知り合いを母親扱いしていた……なんて知ったら、すごく恥ずかしいだろうし、気持ちはよく分かる。知っているであろう相手にそんなことをまた説明するなんてしたくはないだろう。

ユキナ「ということは、これから説明を?」

あこ「はいっ。りんりん、重要な役ですから」
省13
33: ◆g5daB11lKU [sage saga] 2018/11/06(火)23:21 ID:KRHwaj9G0(3/4) AAS
ユキナ「前の世界の記憶の有無は人それぞれみたいね。現にリサはロゼリアのことも知らずに、この世界の住人になりきってるわ」

ユキナ「……まったくの別人、私達のように入れ替わってない可能性もあるのだけど」

アコ「でもそれはアコ達もですよね。前の世界の記憶だけ入ったのかも」

ユキナ「ええ。……とにかく、私達の身に何が起きたのか、分からないことが多い。むしろこの世界の知識と記憶の方が膨大ね」

 ……友希那さんも、わたし達がどうしてこうなったのか分からないみたいだ。ショックだけど……二人はもっと困っているのだろう。理解不能な状況に、記憶と知識が前と今の世界で一気に二倍に。容量がオーバーしかねない。
省15
34: ◆g5daB11lKU [saga] 2018/11/06(火)23:22 ID:KRHwaj9G0(4/4) AAS
ユキナ「この世界の私は幼い頃に両親を亡くしたみたい。それから同じ境遇のリンコと同居して、まぁ……甘えてた、みたいね」

ユキナ「リサとは変わらず幼馴染よ。この世界ではリンコも。両親のことは気にしなくて大丈夫。不思議と落ち着いているの。……この世界の記憶のおかげかしら」

燐子「……そう、ですか……」

 両親……わたしの親もこの世界ではいないみたい。もし帰れなかったらこのまま会えない場合も……。少し、怖くなってきた。

ユキナ「次はサヨね。サヨは……城の騎士をしていたわ。記憶もあるけれど、私達とは初対面みたい」
省8
36: ◆g5daB11lKU [sage saga] 2018/11/08(木)05:04 ID:s1Z0TEIy0(1/4) AAS
 『ヘビーめ設定採用ですー』

ユキナ「……少し、分からないところがあるの」

燐子「……」

 言葉や表情に出さないもののわたしは驚いた。
 友希那さんが今井さんのことについて分からないと口にするなんて。幼馴染ということもあるけど、知ろうとする姿勢を見せるだろうし、こんな諦めたような口調で断定する筈はないのだ。
 ましてや諦めるにしても、『少し』だなんて曖昧な言葉を使うとは。
 余程複雑なのだろう。
省8
37: ◆g5daB11lKU [sage saga] 2018/11/08(木)05:05 ID:s1Z0TEIy0(2/4) AAS
 あこちゃんに言われ、頷く友希那さん。台詞を整理しているようで数秒止まると彼女は口を開いた。そして早口で、

ユキナ「リンコ。この世界についてだけど……世界の名前はグランバウム。ドイツ語、らしいわね。何百年おきに勇者が選ばれ、魔王を倒す使命を課される……一言で言えばアコやリンコがやっていたゲームのような世界ね」

ユキナ「魔法や不思議な力が使えるし、科学の気配は無し。街の外に出れば魔物や盗賊が出る。弱肉強食の世界ね。加えて……ロゼリア以外のバンドの人達もこの世界に来ているわ」

燐子「それは……もしかして」
 
 なんとなく予想ができた。ポッピンパーティーにパステルパルット、アフターグロウ……ロゼリアと接点も多い彼女達メンバー。わたしたちが来たということは、彼女達も……。

ユキナ「ええ。様々な役と職業、設定……街の外にも大勢いるみたい」
省7
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