イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (955レス)
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663: ◆b0M46H9tf98h [saga] 2020/08/07(金)00:31 ID:BJPKbci00(1) AAS
…1730時…
デジエ「…デジエ、帰投しました」
アクスム「同じくアクスム、帰投しました」
提督「二人ともお帰りなさい、無事で良かったわ…って、アクスムったら体中まっ黒けじゃない……一体どうしたの?」
…カーキ色の熱帯用シャツを着ているアクスムだが、そのシャツの胸元から左右の腕、頬からお腹からお構いなしにべったりと黒く汚れている…
アクスム「あー、これですか。実は帰投中にディーゼル主機の滑油パイプから油が漏れて…どうにか閉めたのですが、こんなになってしまいまシタ……」
提督「なるほどね…それじゃあ戦闘日誌の提出は後でいいから、服を洗濯機にかけてお風呂に入ってきなさい……命令よ♪」
アクスム「了解…デジエ、一緒に入りましょう?」
デジエ「ええ…♪」お互いに指を絡めた「恋人つなぎ」で大浴場に向かって歩いて行った…
………
…
…翌日…
提督「おー、よしよし……ルチアはいい子ねぇ…そーれっ♪」
ルチア「ワンッ♪」
…作戦のあいだ着ていたずっしりと重い制服からごくあっさりしたタートルネックセーターとスカートに着替え、大喜びで庭をはしゃぎ回っているルチア相手におもちゃを投げたり、抱きしめてあちこち撫で回したりしている提督……元気な駆逐艦や中型潜の数人も一緒になって駆け回り、カヴールたちはそれを食堂から眺めている…
カヴール「…ふふふ、提督ったらさっきからずっとあんな具合で……なんとも微笑ましいですね♪」
チェザーレ「まぁ、提督の気持ちは分からぬでもない……作戦は成功、援護部隊の「スコルピオーネ」戦隊もリットリオを始め何事もなく帰投し、哨戒にあたっていたマルコーニたちから、デジエとアクスムまで残らず無事とあれば浮かれた気分にもなる」
ドリア「ええ…それにしても、ああして無邪気にルチアとたわむれている提督を見ていると……」
チェザーレ「提督を見ると…なんだ?」
ドリア「……とても可愛くて、もう食べてしまいたいですね♪」おっとりした笑みを浮かべつつも、庭でルチアに振り回されている提督を見る目はとろりと妖しげな色を帯び、小さく舌なめずりをした……
カヴール「まぁまぁ…アンドレアったら本当に美食家なんですから♪」ころころと笑いながらも、やはり提督を見る目は色欲を帯びて爛々と輝いている…
チェザーレ「ふっ、やれやれ…どうやら二人ともまだまだ枯れてはいないようであるな」
カヴール「あら……ジュリオ、そういう貴女だって提督と一戦交えたいでしょう?」
チェザーレ「無論だ…あの優しい性格に甘い声、ふっくらした柔肌……口説きたくもなるというものだ」
カヴール「ふふっ…♪」
ドリア「うふふ…っ♪」
チェザーレ「ははははっ…♪」
サウロ「……カヴールたちは何の話をしているんでしょうね、とっても楽しそうです」
提督「そうね……ほぉら、もう一回投げてあげますからねぇ♪」
ルチア「ワフッ…♪」
フレッチア「私だって負けないわよ!」
提督「ふふふっ…もう、フレッチアったらルチアに張り合ってどうするのよ♪」
ライモン「…駆逐艦の娘はみんな元気一杯ですから」
提督「あら、ライモン……厨房でお昼の手伝いをしに行くんじゃなかったの?」
ライモン「ええ、それが「作戦成功お祝いパーティの準備を始めるからのぞいちゃダメですっ!」…とエリトレアに追い出されまして」
提督「なるほど…」
ライモン「コーヒーはもらえたので、しばらくこちらにいることにします」
提督「ええ、歓迎するわ……まぁ、偉い偉い♪」駆け込んでくるルチアを抱きとめ、そのまま一緒に芝生の上に転がった……チェックの暖色のスカートがめくれ上がり、黒いストッキングと対照的な白いふとももがあらわになる…
ライモン「…っ///」
………
…
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