イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 (982レス)
イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/
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388: ◆b0M46H9tf98h [sage saga] 2018/11/06(火) 11:50:51.73 ID:M7Nz+K8g0 …その頃・廊下… サイエッタ議員「…あなたの所の司令官には本当にあきれました!」 エウジェニオ「まぁ、奇遇ね…私も貴女にはあきれ返って物も言えないでいるところなの」…純白の肌に整った美しい顔、うっすらと施したメイク…ギリシャ風に結い上げた髪もばっちり決まっているエウジェニオが、あきれたように肩をすくめた… サイエッタ議員「あのね…あなたたちがいくらイタリアの防衛に尽くしているからって、州議員に対して少し失礼じゃありません?」 エウジェニオ「かもしれないわ。でも私は普段から、礼を尽くす相手にはきちんとした態度を取っているのよ?」 サイエッタ議員「なら私が「礼を尽くしていない」って言うつもりですか?」 エウジェニオ「いいえ。私はあくまでも、相手に合わせてそれ相応の態度を取るだけ……ってこと♪」 サイエッタ議員「そういう冷やかしが無礼だと言っているのです…仮にもプーリア州の議員として納税者の代表を務めている……」 エウジェニオ「興味ないわ。私は命令を受けて作戦に出て、無事に戻れるように戦うだけ…陸(おか)にいるときは「あの時」楽しめなかった分も楽しんで…他の面倒なことは全部、あなたたち陸の人間に任せておくわ」 サイエッタ議員「あなたねぇ…!」 エウジェニオ「…それに、さっきの言い草は気に入らないわね。誰が誰を好きになるかなんてアモーレ(愛の女神)だけが決めることで、あとは個人の自由でいいじゃない?」 サイエッタ議員「ですから、そういう身勝手な考えの人が増えるから国民の一体感や……」 エウジェニオ「知った事じゃないわ。やれ国旗だの標語だの…そんなので戦争に勝てるなら、ムッソリーニは世界大統領にでもなってたわ」 サイエッタ議員「あなたってば本当に…!」 エウジェニオ「エウジェニオ・ディ・サヴォイア…人の何倍も人生経験のある私に向かって「あなた」だなんて失礼じゃない?」 サイエッタ議員「そうだとしてもあなたの態度は少し軽薄すぎま…っ!?」 エウジェニオ「…なら、これで少しは静かに出来るかしら?」むちゅっ、ちゅぅ…じゅるっ、ちゅぅぅ……っ♪ サイエッタ議員「!?」 エウジェニオ「ぷはぁ……口うるさい女性議員を黙らせるならこの手に限るわね。それに舌も柔らかくて、結構よかったわよ?」 サイエッタ議員「あ、あなた一体なにをして…っ!?」 エウジェニオ「あら…議員さんったらこんな挨拶で驚くような小娘だったの?」 サイエッタ議員「し、信じられませんっ…こんな、こんな事……っ///」顔を真っ赤にして、がくがくとひざを震わせているサイエッタ… エウジェニオ「ふぅん……貴女ってがみがみと小うるさいけれど、ちゃんと可愛い顔も出来るじゃない…♪」 サイエッタ議員「可愛いですって…!?」 エウジェニオ「ええ。意外と好みかもしれないわよ…ミーア♪」 サイエッタ議員「…っ///」 エウジェニオ「さ、化粧室に行くんでしょう……歩ける?」 サイエッタ議員「あ、当たり前です…っ!」 エウジェニオ「その調子じゃあだめそうね…それじゃあ失礼して♪」艦娘だけあって、エウジェニオは軽々とサイエッタを「お姫様抱っこ」した… サイエッタ議員「何をするのっ! …お、降ろしなさい…っ!」 エウジェニオ「ふふっ、あんまりわがまま言わないの…ちゅっ♪」 サイエッタ議員「///」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1514656546/388
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