【艦これ安価】提督「艦娘たちとデート?」(番外編) (636レス)
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346: ◆cU/osbLpwQ 2017/12/04(月)07:05 ID:FIZAGiAH0(3/11) AAS
「なあ大鳳、予約って…」
「あ、もう済ませました」
「は?」
「1ヶ月後ですけど早めに準備しておきましょう! では私、これから演習なので」
省8
347: ◆cU/osbLpwQ 2017/12/04(月)07:06 ID:FIZAGiAH0(4/11) AAS
――――
「わぁー! 良い景色ですね!」
それから1ヶ月なんて早いものだった。
俺たちは船で本土へ渡り、電車とバスを乗り継いで、自然に囲まれた観光地までやって来た。
省9
348: ◆cU/osbLpwQ 2017/12/04(月)07:08 ID:FIZAGiAH0(5/11) AAS
その部屋がまた雰囲気があって、決して豪華というわけではないのだが、日本らしさを感じる良いところだった。
俺たちは荷物を置き、しばらく休憩してから用意された浴衣に着替えて、運ばれてきた美味しそうな夕食を美味しく頂いたのだった。
――――
「ふぅ、腹一杯だ」
「もう提督ったら。ご飯おかわりしすぎですよ」
省8
349: ◆cU/osbLpwQ 2017/12/04(月)07:10 ID:FIZAGiAH0(6/11) AAS
「提督……もしかしてエッチなこと考えてますか?」
「えっ」
「私がくっついたから、ラッキーって顔してます」
いやいや、これは違うよ。
省10
350: ◆cU/osbLpwQ 2017/12/04(月)07:11 ID:FIZAGiAH0(7/11) AAS
――――
「……ん?」
「どうしました?」
男女の脱衣所が別れる場所まで来て、俺は立ち止まった。
省11
351: ◆cU/osbLpwQ 2017/12/04(月)07:13 ID:FIZAGiAH0(8/11) AAS
いや、だって混浴だぞ。
男女関係ないんだ。
「恥ずかしいですか?」
「いや……そういうことじゃなくて」
大鳳と俺が一緒に入るのは、別に問題はない。
省9
352: ◆cU/osbLpwQ 2017/12/04(月)07:15 ID:FIZAGiAH0(9/11) AAS
俺から放れて、すたすたと入っていってしまった。
はぁ……こうなってしまったら仕方ない。俺も行くしかないじゃないか。
意を決し、男の方の脱衣所へ入った。
中には誰もいない。まず一安心。
「……仕方ない」
省9
353: ◆cU/osbLpwQ 2017/12/04(月)07:19 ID:FIZAGiAH0(10/11) AAS
体を洗うことにした。
木造の小さな椅子に座って、蛇口を捻り、桶にお湯を溜める。
そして冷えた体にかける。その間は温かいけれど、濡れた体に冷たい空気が触れてすぐに寒くなる。
さっさと洗って、湯に浸かってしまおう。
――――
省10
354: ◆cU/osbLpwQ 2017/12/04(月)07:21 ID:FIZAGiAH0(11/11) AAS
ここまでで
毎度読んでくださってありがとうございます
355: 2017/12/04(月)07:49 ID:YiitGG5kO携(1) AAS
乙
356: 2017/12/04(月)16:47 ID:kYfokj+o0(1) AAS
乙乙ー
357: 2017/12/04(月)22:28 ID:1W0/7MG/o(1) AAS
乙
大鳳編楽しみにしてた
358: 2017/12/05(火)23:46 ID:ygbEV36jO携(1) AAS
乙
大鳳編待ってました
359: ◆cU/osbLpwQ 2017/12/10(日)23:25 ID:iBK5OntG0(1) AAS
投下は明日の朝方になります
360: ◆cU/osbLpwQ [saga] 2017/12/11(月)11:10 ID:HqgPqWOo0(1/7) AAS
腰、腹、胸、肩と、徐々に体を沈めていく。
とても心地よく、生き返るようだ。体の芯までポカポカになっていく。
「はぁー……」
自然とため息もこぼれてしまう。
ふと上を見上げると、満天の星空。説明に書いてあった通り素晴らしいものだ。
省11
361: ◆cU/osbLpwQ 2017/12/11(月)11:11 ID:HqgPqWOo0(2/7) AAS
「うー、寒い寒いっ」
「!!」
そんな邪な考えから現実に引き戻されたのは、大鳳の可愛らしい声を聞いた瞬間だった。
足音はすぐ後ろまで来ていた。それが止まったかと思えば、ちゃぽんと、俺が足を温泉につけた時と同じ音が隣から聞こえた。
省13
362: ◆cU/osbLpwQ 2017/12/11(月)11:12 ID:HqgPqWOo0(3/7) AAS
距離で言うと50センチくらいの位置に大鳳はいた。
予想より結構、というかかなり近い。
「星空も綺麗だぞ。耳を済ませると鈴虫の綺麗な声も聞こえてくるし」
「……!」
俺の言葉に誘われて上を見上げた大鳳は、夜空に散らばる無数の星に目を奪われる。
省11
363: ◆cU/osbLpwQ 2017/12/11(月)11:14 ID:HqgPqWOo0(4/7) AAS
「そんな……私はただ、提督と一緒に旅行に行きたかっただけですから」
「……ごめん。もっと大鳳の気持ちを察してあげれば……」
「え? あ、違いますよ! 提督を責めてるんじゃなくて……!」
言葉が止まったかと思えば、もじもじとし始める。
省11
364: ◆cU/osbLpwQ 2017/12/11(月)11:15 ID:HqgPqWOo0(5/7) AAS
鈴虫の綺麗な声は、鳴り止むことなく秋の夜長に響いている。
「提督」
大鳳が俺を呼んだ。
「ん?」
「……もっと近づいてもいいですか?」
省8
365: ◆cU/osbLpwQ 2017/12/11(月)11:17 ID:HqgPqWOo0(6/7) AAS
「提督」
大鳳はまた俺を呼び、すっと目を閉じる。
耳を澄ませるためでないことは当然分かっている。
俺は体を大鳳の方へ向けると、自分の口を大鳳の口に軽く合わせた。
省12
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