ブルー「俺達は…」ルージュ「2人で1人、だよねっ!」『サガフロ IF】 (967レス)
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495: [saga] 2019/03/02(土)10:42 ID:NuKycUZ20(7/8) AAS
  ブルー(こいつの父親がそんな大物とはな…)

 透明なグラスを傾け小さく波打った強めのカクテルを眺めながら感想を浮かべた
このニートの父親がそんな大人物だとは

   エミリア「うっ…うぅ…っ」

一通り話を聞いて、むせび泣くような声がし、横を振り向くとなにやたエミリアが机に突っ伏している
顔は見えないが今の話で泣きでもしたのだろうかと声を掛けようか迷っていると…

   エミリア「う、うぅぅぅ、も、もうだめぇ…き、気持ち悪いぃ…」ウップ

   エミリア「ブルー、この際あなたでいい、トイレ連れてって…」グスッ

   ブルー「 」

この日知った、エミリアは酒に弱い。

 えっ、なのにお前酒飲みたいから[ネルソン]のBAR行こうとか言いだしたの?出かけた声を出せずにいるブルーの肩に
エミリアの白い手が触れる

  エミリア「や、やばいって…ほんと、は、はきそ」

  ブルー「おいぃぃぃ!?バカやめろぉぉ!!た、耐えろ、今連れてくから、おい!お、俺の方を向くなァァァ!!」

                 〜 しばらくお待ちください  〜

  ブルー「ぜぇ…ぜぇ…」

  エミリア「あぁ…飲みすぎたわぁ…うぅ」グスッ

危うく大惨事になる所だった、疲弊しきったブルーは今度こそ文句を言わずに居られなかった

  ブルー「だったら…ゼェ、何故、酒を飲むっ!ゼェ…馬鹿なのか貴様は!?」

  エミリア「だってぇ、疲れた時は嗜む程度に飲みたいじゃない!まさかこんな強いカクテルなんて思わなかったの…」

法衣を嘔吐物塗れにされては堪ったものではない、全速力で走って来た術士は息を切らした息を整えながら席へと返る
すると、なにやら話は終わっていたのかリュートは立ち上がっていた

  リュート「ありがとよ!ハミルトンさん…俺さ、やっぱそういうことに手はまだ貸したくないや」

   艦長「そうか…わかったよ、今晩は良い酒が飲めたよ」

  ブルー「リュート」

  リュート「お、戻って来たのか」

  ブルー「貴様、父親の遺志を継ごうとは思わないのか…」

  リュート「んあ?父ちゃんの遺志?」

  ブルー「お前の産みの親であろう、…志半ばで仲間の為に命を落とした」

  ブルー「なら息子であるお前は成してやりたいとは思わないのか…?」
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