都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達…… Part13 (739レス)
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次世代ーズ 「気づいた」 4/5
◆John//PW6.
2017/07/06(木)22:15
ID:w7DfirXHo(7/7)
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86: 次世代ーズ 「気づいた」 4/5◆John//PW6. [sage] 2017/07/06(木) 22:15:02.67 ID:w7DfirXHo 「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 奇声を上げた「海から」の契約者の体が面白い程に吹っ飛ぶ 彼はアスファルトの上を転げ回りながら、何とか四つん這いになってこちらを向いた その顔面に、轟九は一切攻撃を加えなかった だが、まるでギャグ漫画のように顔の中心がめり込んでいるのはどういうわけだ? 「海から」の契約者は先程から奇声を発しているが、声を上げる口は最早彼の顔面には無かった いや、単にめり込んでいるのでは無い まるで顔の中心へと顔面の皮膚が呑まれるかのように、表皮が蠢いている 「うううううぅぅぅぅぅうううううぅぅぅぅぅううううぅぅうっぅぅぅぅぅううぅぅぅううううううぅぅぅぅぅぅぅうううぅぅぅっぅぅうううう ひかりちゃんひかりちゃんひかりちゃんひかりちゃんひかりちゃんひかりちゃんひかりちゃひかひかひか」 それは、大地を伝って、それを聞く者の腹の底を揺さぶるような、低い声だった 「ひかりちゃん、あれを見ちゃ駄目な!!」 「海から」の契約者を睨み付けたまま、手に持っていた氷柱を打ち捨てると 新たな氷柱をへし折り、肩で担ぐような体勢を取った 大きく踏み込み、氷柱を投擲する 切っ先を真っ直ぐ、「海から」の顔面に向けて 「ぼごぉぉぉぉっっ!!!」 寸分違わぬ正確さで、氷柱は彼の顔面へ突き刺さった いや、突き刺さっただけでは無い、それは完全に頭部を貫通していた (思った通りだな) 轟九は心の中で舌打ちする 蹴りを叩き込んだ瞬間、彼は直感めいた違和を覚えていたが 氷柱の貫通で勘が確信に変わった (手応えが完全に人間のそれじゃあ無え――!!) 「うふ、うふふふふ、うふふうふふ、そうか、そうかそうか、そういうことか とうけつののうりょく、きょうりょくなみつど、οなんばー」 氷柱が頭部を貫通してなお、スーツの男は低い言葉を発していた 四つん這いのまま、今や電柱を昇り切って頂上からこちらを見下ろしている 「οナンバー?」 「海から」の声に反応したのはタートルネックの青年だった 「カダブラ」の双眸に、先程までは無かった冷たい光が混じる 「そうか、なるほど。するとつまり君は、あれの子息か」 回避を止め、彼はおもむろに桐生院真降へと向き直った 「真降!! こいつら相手に手加減は無しだ!!」 「カダブラ」の呟きを掻き消す勢いで轟九の怒号が飛ぶ 真降は「カダブラ」に対し、構えを取った その手に握られていたのは――彼の「七星剣」だ □■□ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1495934148/86
ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 奇声を上げた海からの契約者の体が面白い程に吹っ飛ぶ 彼はアスファルトの上を転げ回りながら何とか四つん這いになってこちらを向いた その顔面に轟九は一切攻撃を加えなかった だがまるでギャグ漫画のように顔の中心がめり込んでいるのはどういうわけだ? 海からの契約者は先程から奇声を発しているが声を上げる口は最早彼の顔面には無かった いや単にめり込んでいるのでは無い まるで顔の中心へと顔面の皮膚が呑まれるかのように表皮がいている うううううぅぅぅぅぅうううううぅぅぅぅぅううううぅぅうっぅぅぅぅぅううぅぅぅううううううぅぅぅぅぅぅぅうううぅぅぅっぅぅうううう ひかりちゃんひかりちゃんひかりちゃんひかりちゃんひかりちゃんひかりちゃんひかりちゃひかひかひか それは大地を伝ってそれを聞く者の腹の底を揺さぶるような低い声だった ひかりちゃんあれを見ちゃ駄目な!! 海からの契約者をみ付けたまま手に持っていた氷柱を打ち捨てると 新たな氷柱をへし折り肩で担ぐような体勢を取った 大きく踏み込み氷柱を投する 切っ先を真っ直ぐ海からの顔面に向けて ぼごぉぉぉぉっっ!!! 寸分違わぬ正確さで氷柱は彼の顔面へ突き刺さった いや突き刺さっただけでは無いそれは完全に頭部を貫通していた 思った通りだな 轟九は心の中で舌打ちする 蹴りを叩き込んだ瞬間彼は直感めいた違和を覚えていたが 氷柱の貫通で勘が確信に変わった 手応えが完全に人間のそれじゃあ無え!! うふうふふふふうふふうふふそうかそうかそうかそういうことか とうけつののうりょくきょうりょくなみつどなんばー 氷柱が頭部を貫通してなおスーツの男は低い言葉を発していた 四つん這いのまま今や電柱を昇り切って頂上からこちらを見下ろしている ナンバー? 海からの声に反応したのはタートルネックの青年だった カダブラの双に先程までは無かった冷たい光が混じる そうかなるほどするとつまり君はあれの子息か 回避を止め彼はおもむろに桐生院真降へと向き直った 真降!! こいつら相手に手加減は無しだ!! カダブラのきを掻き消す勢いで轟九の怒号が飛ぶ 真降はカダブラに対し構えを取った その手に握られていたのは彼の七星剣だ
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