都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達…… Part13 (739レス)
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694: 「宴」の夜 ◆7JHcQOyXBMim [sage saga] 2022/04/23(土) 21:10:53.49 ID:pb6sOp5L0 聞こえた叫びに、すぐさま扉を開こうとして……開かない。何か、外側からがっちりと固定されてしまっているかのようだ。 「これは一体…………っ!?」 何か、金属の塊のような物が背後から飛んできて。藍が咄嗟に避けた事でそれは扉へと激突して大きな音を立てた。一歩間違えば、藍の頭部は金属塊の直撃を受け。下手をすればそのまま即死だったかもしれない。 …………何が起きている? 思考しようにも、部屋の中に運ばれていた数々の金属塊が、鉄材が。 いくつものいくつもの金属が、まるでポルターガイストでも発生したかのように荒れ狂う。 「「そうぶんぜ」」 その言葉を唱え、自身が契約している都市伝説の能力を発動させる。視界の範囲内だけではあるが、荒れ狂っていた金属はぼとぼとと床に落ちる。 「っく!?」 が、あくまでも「視界に入る範囲」だけだ。 背後から、視界に入らぬ視覚から。金属は次から次へと藍へと遅いかかってくる。 落ち着け、落ち着け、落ち着け。 「そうぶんせ」で無効化できたならば、これは都市伝説による能力。で、あれば、自分なら対処できる。 壁に背をつける事で背後からの攻撃を受けぬようにしながら、藍は事態へと対処すべく、思考を回転させた。 「…………程々食べたら、戻って来いよ」 男はそう独り言ちる。 携帯端末で、仕掛けさせた隠しカメラの映像を確認しながらも己の契約都市伝説の力を使い続ける。 ひとまず、厄介な奴……都市伝説能力を無効化してくる相手は、扉を外側から太い鉄線で固定し、さらに重たい金属塊をいくつも積み重ねて置くことで封鎖しある程度は足止めできるはず。 それまでの間に、どれだけ食事させられるかが勝負だろう。 「………………ん」 と、ふと。 いくつかの映像の中、見覚えのある少女たちの姿を見つけて。 さてどう動くかと。九十九屋九十九はかすかに口元を得実の形に歪ませた。 to be … ? http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1495934148/694
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