都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達…… Part13 (755レス)
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次世代ーズ 「様子見の間に」 1/3
◆John//PW6.
2022/02/11(金)02:39
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611: 次世代ーズ 「様子見の間に」 1/3 ◆John//PW6. [sage] 2022/02/11(金) 02:39:07.33 ID:St4aCTY8o 顔赤くなってんの、バレてんじゃないかな? とりあえず顔を見せないようにYシャツを着直す いよっち先輩に圧されて、結局「先生」から一回分の“保険”を頂くことになった 実のところ體内で妙なことにならないか不安だったが、特に何も起こらなかった 今は一応「先生」の提案で、馴染むまでは様子見ということになった ……俺、いよっち先輩に泣かれて以後、先輩に圧されると弱くなってない? 別の意味で不安が鎌首をもたげてくる あと「先生」的には撃ち込まれた弾の影響も心配してくれていたらしい あれは本当に何の変哲もない通常弾だったんだが、念のためということだ 「迷い子の少年 君は、君が探している少女の契約都市伝説が、真に『ソドムを滅ぼす神の怒り』であるかどうか、その辺りの会話をしていたね?」 「あ……、はい」 迷い、迷う 残留する“波”は確かに、空七のそれだった かつてのものとは大分変質している。が、看過するほど俺の感覚も馬鹿じゃない 「我が助手の従弟が疑問を呈したのは、あの子の情報網的には当然といえば当然であろ あの子が通う『教会』の支部には、凍れる悪魔の御仁もおるしな」 「凍れる悪魔……あれ? 教会なのに、悪魔?」 「そうだよ。かつて、幾百年もの間、雹と霰の天使『バルディエル』に成りすましていた凍れる悪魔 ソロモンの悪魔の一体にして四十八の軍団を指揮する侯爵。天使の姿をもって現れる、かつては竜でもあった者。『クローセル』 二十年程前のごたごたで正体がばれても、幾重もの策略と保険と誰かさんの情けにて。今なお『教会』に所属したままだ」 俺の知らない「教会」の事情を、ただ聞く 成り済ます、装う、謀る。どの界隈でもそうなんだろうが、熟達した実力があれば 他者を欺くことはそう難しいことではない、それが「先生」の話すところの趣旨だった 「その都市伝説にもよるが。誤魔化し、偽る事はできる 誤認してしまう事はある……。思い込みは、時として猛毒にもなりえる」 「それは……」 「人は、時として己の記憶にすら、己の感情にすら嘘をつく 正直、私も過去に思い切り経験がある。他者によって感じた印象すら操作される事もある ――我が助手の従弟が言うていたように。最悪、別のものである可能性も視野に入れた方が良いかもしれん」 「先生」は真っ直ぐ俺を見て、諭すように語り掛ける 俺が迷い、迷っているところを、見抜いているのか 「でも。人を塩に変えちゃう、とか。そんないかにも特徴的なこと、他の都市伝説で装えるのかな?」 俺がどう返答すべきか迷っていると、いよっち先輩が疑問を口にした 「できるよ。ものすごく頑張れば私でもできる」 「「えっ」」 それに対する「先生」の答えに思わず驚いてしまった 少し遅れて、脳裏に彦さんの言葉が甦った 『お前もゆくゆくは同じことができるようになる、脩寿 それは私にもできる、八にもできる。あるいは、定でも「呪宝」の力を借りれば同じことができる 目の前の形に縛られるな。迷いに縛られるな。今お前の眼前にある物すら、如何様にも姿を変える。忘れるな――』 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1495934148/611
顔赤くなってんのバレてんじゃないかな? とりあえず顔を見せないようにシャツを着直す いよっち先輩に圧されて結局先生から一回分の保険を頂くことになった 実のところ内で妙なことにならないか不安だったが特に何も起こらなかった 今は一応先生の提案で馴染むまでは様子見ということになった 俺いよっち先輩に泣かれて以後先輩に圧されると弱くなってない? 別の意味で不安が鎌首をもたげてくる あと先生的には撃ち込まれた弾の影響も心配してくれていたらしい あれは本当に何の変哲もない通常弾だったんだが念のためということだ 迷い子の少年 君は君が探している少女の契約都市伝説が真にソドムを滅ぼす神の怒りであるかどうかその辺りの会話をしていたね? あはい 迷い迷う 残留する波は確かに空七のそれだった かつてのものとは大分変質しているが看過するほど俺の感覚も馬鹿じゃない 我が助手の従弟が疑問を呈したのはあの子の情報網的には当然といえば当然であろ あの子が通う教会の支部には凍れる悪魔の御仁もおるしな 凍れる悪魔あれ? 教会なのに悪魔? そうだよかつて幾百年もの間との天使バルディエルに成りすましていた凍れる悪魔 ソロモンの悪魔の一体にして四十八の軍団を指揮する侯爵天使の姿をもって現れるかつては竜でもあった者クローセル 二十年程前のごたごたで正体がばれても幾重もの策略と保険と誰かさんの情けにて今なお教会に所属したままだ 俺の知らない教会の事情をただ聞く 成り済ます装う謀るどの界隈でもそうなんだろうが熟達した実力があれば 他者を欺くことはそう難しいことではないそれが先生の話すところの趣旨だった その都市伝説にもよるが誤魔化し偽る事はできる 誤認してしまう事はある思い込みは時として猛毒にもなりえる それは 人は時として己の記憶にすら己の感情にすら嘘をつく 正直私も過去に思い切り経験がある他者によって感じた印象すら操作される事もある 我が助手の従弟が言うていたように最悪別のものである可能性も視野に入れた方が良いかもしれん 先生は真っ直ぐ俺を見て諭すように語り掛ける 俺が迷い迷っているところを見抜いているのか でも人を塩に変えちゃうとかそんないかにも特徴的なこと他の都市伝説で装えるのかな? 俺がどう返答すべきか迷っているといよっち先輩が疑問を口にした できるよものすごく頑張れば私でもできる えっ それに対する先生の答えに思わず驚いてしまった 少し遅れて脳裏に彦さんの言葉がった お前もゆくゆくは同じことができるようになる寿 それは私にもできる八にもできるあるいは定でも呪宝の力を借りれば同じことができる 目の前の形に縛られるな迷いに縛られるな今お前の眼前にある物すら如何様にも姿を変える忘れるな
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