都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達…… Part13 (738レス)
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(1): カレー煮込む前に投下する花子さんとかの人 ◆7JHcQOyXBMim 2022/01/31(月)17:44 ID:hcB114oa0(8/11) AAS
AA省
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(3): 簡単なご返答 ◆7JHcQOyXBMim 2022/01/31(月)17:46 ID:hcB114oa0(9/11) AAS
(あれ?)

 手洗いから戻る際中、早渡はわりと大きめのサイズの蜘蛛の姿を見たような気がした。
 そう、結構大きい。サイズ的に、軍曹ことアシダカグモだろうか。
 あれは物体Gすら捕らえるという最強クラスの狩人。益虫として放置されていたのだろうか。
 どちらにせよ、物陰に戻っていったから関係ないか。

「――――――り神の御仁は、今は警戒を強めていて、そうやすやすとは――――」
「だからって――――そもそも、お前、どこでアレと接触――」

 部屋に戻る途中、診察室の方から「先生」と、鬼灯……周りが言っている様子から想像するに、「地唄師匠の鬼灯先生」その人の会話の断片が聞こえてきて。
 微妙に、不穏な単語が混じっていたような気がしつつ、早渡は皆のいる部屋へと戻った。
 まだ、きちんと答えを聞いていない部分が、あるのだから。
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(4): 簡単なご返答 ◆7JHcQOyXBMim 2022/01/31(月)17:48 ID:hcB114oa0(10/11) AAS
「…………「先生」が退室しといて正解だったか」

 ぽそり、と灰人が口に出したのを、慶次は聞き逃さなかった。
 その意味を、ふと考える。

(……そういや、あの白衣がそもそも発狂するに至った原因は確か……)
「………………邪魔だな、「ピエロ」」
(ん?)

 ……今、聞こえた呟きは、誰のものだった?
 酷く冷え込んだ、同時に心底苛立っているような、そんな声だったような……
 軽く皆を見回したが、俯いたままの憐以外は大体皆、何やら思案していた。呟いたのなら、他にも誰か聞きとめていたはずだが気にしている様子のものはいない。
 憐が呟いたとしたら違和感を感じるし、気のせいだっただろうか。
省30
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(3): 簡単なご返答 ◆7JHcQOyXBMim 2022/01/31(月)17:49 ID:hcB114oa0(11/11) AAS
「九宮空七、だったな。「組織」の方……と言うか、CNoとANoでは、少なくとも彼女が「狐」に加担してるって情報はないんだよな?」

 遥と灰人が睨み合いかけたところで、直斗が話題を逸らすようにこちらとかなえに問うてきた。
 問われると思っていなかったのか、かなえはやや慌てた様子だったが。

「あぁ。こっちが見た範囲ではなかった……なかったよな?」
「う、うん。なかった、と思う……」
『主の傍で見ていたが。そのような名前や、先ほどの画像の面影がある女子はいなかったはずだ』

 ぬぅ、とかなえの傍に「岩融」が姿を現した。
 今までずっと姿を消していたそれが姿を現したのを見て、東が「わ」と驚いたような声をあげたのが聞こえた。

「俺達が閲覧できない範囲の資料にあった場合は別だけどな。それこそ、SNoとか」
「あそこの資料は閲覧制限厳しいものね…………あ、「組織」のDNoの資料でも覚えないわよ、その子については」
省25
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