奴隷「ご主人、様」 (337レス)
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(1): ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/09(月)02:52 ID:RFcMJIEp0(1/11) AAS
現在執筆中のSS

チャラ男「あ〜、彼女欲しいわ〜www」
vip2chスレ:news4ssnip
これから日記を書く 三冊目
vip2chスレ:news4ssnip
ウェイター「俺は勇者じゃないんだけども」 女兵士「貴様は勇者だよ」
vip2chスレ:news4ssnip
女騎士「黒パン固ぇwww」 2本目
vip2chスレ:news4ssnip

すでに、下で書いてたんだけど。影響受けたゲームの冒頭と似すぎてるので、改めて書き直し。
省2
2: ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/09(月)02:59 ID:RFcMJIEp0(2/11) AAS
闇の中。ゆっくりと眠りから覚めていることに気づく。身体の感覚がゆっくりと戻る中、下半身、それも局部からぬめりそして少しざらついたような感触があった。

しばらくの間、規則正しくその感触が竿を上下した後、亀頭から順に生暖かく柔らかいものに包まれていく。

その感触により生み出された快楽のおかげで、じゅぶじゅぶと聞こえ始めた水音と合わせるように、瞼をゆっくりと開ける。

少しだけ朝の光で目がくらんでから、元の視界に戻ると、俺のそれを咥えしゃぶるうら若い娘の姿があった。

男「おはよう」
省1
3: ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/09(月)02:59 ID:RFcMJIEp0(3/11) AAS
行為は激しさを増し、聞こえてくる水音もより空気を含んだものに変わっていく。与えられる激しい快楽を我慢する必要はなく、俺はそのまま娘に白濁液を吐き出した。彼女もそれを予期していたように、タイミングを計ったように喉奥まで入れこみ、それを受け止めた。

射精が終わったところで、中の分も吸い出しながら局部から口を離していく。少し荒い息をして呼吸を整えてから、それを飲み干した。

「……食事の準備ができております。支度の準備は、お手伝いいたしますか?」

今までの行為とは裏腹に、どこか事務的な口調で俺に聞いてきた。いらないと答えると、娘は静かに礼をした後部屋を後にした。
4: ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/09(月)03:00 ID:RFcMJIEp0(4/11) AAS
娘は俺に与えられた奴隷だ。戦いによる怪我の後遺症で、俺は戦場から離れた。後遺症により少し足に不自由はあるが、鍛えていた体のおかげで不便があったということはない。家を飛び出して騎士となった俺に、戻るという選択肢は頭になく、このそこそこ栄えている街に小さな一軒家を購入した。生活の当てもそこそこの勲章を授与されるぐらいには活躍していたから、国からの恩給で成り立っている。

命のやり取りをする必要もなく、窮屈な家で生活しないで済む。人々が穏やかなこの街で、一人暮らすことに充足感を覚える生活が、2年ほど経ったある日のことだ。
5: ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/09(月)03:02 ID:RFcMJIEp0(5/11) AAS
便りなど来るはずもない我が家に、1通の手紙が届けられた。見慣れた筆記体で書かれた文字は、俺の親父の名前だった。破り捨ててやろうかとも思ったが、そうすると親父絡みで何かあった時に、結局面倒をこうむるのは自分と言い聞かせて中身を空けると、書かれていたのは『明日、迎えをよこす』の一文だけだった。

その内容に俺は違和感があった。あの傲慢で自分の思い通りになると思っている親父が、俺に断りを入れるなんてことはせず、迎えどころか強引に連れ戻す。そう思ったからだ。

はっきり言って顔すらも見たくはない肉親だったが、このやり方に好奇心が沸いた俺は、翌朝きっちりときた迎えの馬車に乗って、家へと戻った。
6: ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/09(月)03:02 ID:RFcMJIEp0(6/11) AAS
懐かしい顔が、俺に少し疎ましそうな表情をしているのを見ながら通り過ぎ、書斎に通されると白髪が目立ちやや頬がこけた親父が、そこにいた。

『久しいな』

その声もどこか弱弱しいものだった。いつも怒鳴り散らしていた男が、俺が離れた数年の間でこうなるのかと思うと、反抗で出て行ったことに対して虚しさを感じていた。

『先の戦で、足に障害が残ったそうだな?』

そのあとに続く言葉は、半端者にお似合いな姿、あるいは。そんな罵詈雑言を想像していると。
省2
7: ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/09(月)03:03 ID:RFcMJIEp0(7/11) AAS
そうやって我が家にやってきたのが、先ほど俺の世話をしてくれた奴隷だ。異国の血が混ざっているためか、こちらでは珍しい黒髪が腰まで伸びている。顔立ちは、整っているのだがほとんど無表情と言っていい。服装は俺の買い物の付き添いなどがある為、街人が見ても恥ずかしくない服を与えている。

俺が眠る時、家事をする時、娘が用を足す時。そういった事以外で何もない状態であれば、娘は俺の側を離れることはない。それは、障害を持った俺を心配する訳ではなく、奴隷として与えられた命令として、事務的に俺の世話をするためだ。

俺の所有物、そうなってしまうから命令は聞く。だから離れろと言われれば離れるが、いつの間にか俺の側に娘はいる。
8: ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/09(月)03:04 ID:RFcMJIEp0(8/11) AAS
だが、それはあくまで命令だからであって、俺を心配するためのものではない。娘の態度はあくまで事務的なものであり、今一緒に食事している時でも、何ら会話はない。たまに食器などが触れる音がキッチンに響くだけだ。

先に食べ終えて、娘を眺めてみる。間違いなく美人と称される部類であり、奴隷でなければ引手あまただと言える。どちらにしても、奴隷という最悪の境遇を引いてしまったならば、主人を喜ばせるもの以外に役立てるところはなかっただろう。

俺の視線を感じて、こちらを向いた時に視線は合ったものの、無表情のまま御用でございますかと聞かれ、いやと答えるとまた食事に娘は戻った。
9: ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/09(月)03:05 ID:RFcMJIEp0(9/11) AAS
一緒に暮らすようになって、それなりに経ったと思うが、俺はまだ娘の表情を見ていない。それこそ、あんな淫らな行為があってもだ。

そんなことを考えていると、娘は食べ終えた自分の食器と俺の食器を運び、洗い物に取り掛かった。この状態で脅かすような真似をすれば、もしかしたら彼女の表情を見ることはできるのではないか。そんな悪戯心が、芽生えてきた。

だが、どうすれば娘が驚くのか、その方法が浮かばず、とりあえず彼女に近づいてみることにした。
10: ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/09(月)03:05 ID:RFcMJIEp0(10/11) AAS
スッと手を伸ばすと、気配に気づいたのか娘は振り向き、意図せず胸に手が触れた。こちらも予定外のため、少し固まっている間、彼女は胸に触れた手をゆっくり見て、俺の方を見直し。

奴隷「処理の方が不足でしたか?」

と聞いてくる。そういう訳ではなく偶然と伝える。

奴隷「畏まりました。それでは、洗い物の方に戻らせていただきます」

淡々とした様子でまたこちらに背を向け、作業を再開する。表情を見たい、ということで偶然起きたことだが、娘のその態度が少し癪に障り、耐えられる程度の苛立ちを覚えながら、そのまま自室へと戻った。
11: ◆9W6PAVDo7. [saga sage] 2015/11/09(月)03:07 ID:RFcMJIEp0(11/11) AAS
ここまで。このSSは書き溜めてぶっぱな更新予定なので、かなり不定期です。

とある理由でものすごい勢いで書くやもですがの。
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/09(月)06:46 ID:eQUHKrzAo(1) AAS

13: ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/11(水)15:13 ID:PcY4WhKE0(1/10) AAS
奴隷「(どうされたのだろう)」

主人の機嫌が悪いことには気づいた。原因は私にあるとは思うものの、それでもどういった事情で悪いのかが理解できないでいる。

奴隷という身分ではあるが、世話役として主人に仕えているのだから、出来うる限りのことはしなければならない。

奴隷「(頂き物で、リラックス効果のあるハーブティーがございましたね)」

それで解決できるようなことではないけれど、少なくとも気分が落ち着くはず。急ぎ洗い物が終わり次第、お茶の入れる支度をしなければいけない。
14: ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/11(水)15:13 ID:PcY4WhKE0(2/10) AAS
洗い物を終え、リラックス効果のあるハーブティーを運んで主人のいつもいる書斎へと向かう。手慣れた様子で書き仕事をされている主人に近づき、邪魔にならない位置にそれを置いてから、私は主人が用意していただいた椅子に腰かけて、彼の仕事の様子を見させていただく。

サラサラとペンが紙をなぞる音が聞こえる。何をされているかはお教えいただけていないためわからないが、この生活を維持するために必要なお仕事とは、伺っている。

後はお邪魔にならぬよう、主人からのご命令か、必要なお仕事をこなす時間になるまで、その後姿を見守らせていただくのみだ。
15: ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/11(水)15:14 ID:PcY4WhKE0(3/10) AAS
幾らかの時間がたった後、主人は身体を伸ばし、固まった体をほぐすような動きをされる。

男「奴隷、同じので良いからお茶をもう一杯頼む」

奴隷「畏まりました」

頂いたご命令を実行するために立ち上がり、主人が飲まれたカップを手に取りキッチンへと戻る。お茶を適温まで温めて、カップも同様に温める。良い味が出るよう調整するには少々お時間をいただいてしまう。主人は味にこだわりはない方のようだが、やはり良いものをいただいてほしいと私は思う。

男「あ、言い忘れた。一緒に飲むから、2人分で頼むよ」
省2
16: ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/11(水)15:15 ID:PcY4WhKE0(4/10) AAS
男「うん、うまい」

奴隷「ありがとうございます」

主人にお褒めいただけるのは嬉しいことだ。しかし、感情を出さないように努める。主人にとって私はただの奴隷であり、所有物。感情であっても、それを自由にしてはいけない。

胸の内にそっと、閉じ込めておく。

主人は今までお会いした方の中で、とてもお優しいのだと思う。だから、私にもいろいろなものを与えてくれる。それに感謝しかない。
省1
17: ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/11(水)15:15 ID:PcY4WhKE0(5/10) AAS
一日の流れは、いつも早く感じられる。つい先ほど朝食をお作りしたと思えば、もう夕食をお作りし、もう主人の夜伽をさせていただく時間になる。ドアをノックさせていただいて、主人からの返事をお待ちする。

男「入っていいよ」

ご了承いただいてから室内に入ると、寝間着に着替えてベッドに座ってくつろいでいらっしゃる、主人の姿があった。

奴隷「夜伽にお伺いさせていただきました」

その言葉を聞いて、主人はなぜか少し渋い顔をされてから。
省2
18: ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/11(水)15:16 ID:PcY4WhKE0(6/10) AAS
奴隷「お話しでございますか」

男「ここに来てから話すこともなかっただろ?」

言われる通り、主人とはお話するということはない。しかし、それは私が奴隷という身分だからだ。奴隷は家具と同じ、主人のためになる事以外なら、与えられたお仕事やご命令がなければ動いてはいけない。お話するなんて言うのはもってのほかだ。

奴隷「そうでございますが…。しかし…」

男「…あー、わかった。これは命令、俺と君は今話をしなきゃいけない。OK?」
省1
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(1): ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/11(水)15:17 ID:PcY4WhKE0(7/10) AAS
男「奴隷はどこで生まれたんだ?」

奴隷「フォーブリア様、そういうお名前の領主様が治められていた領地の施設にて、孤児として生きておりました」

男「そうか…。フォーブリア殿か」

領主様のことをご存じのようで、主人は何度か頷かれた後。

男「フォーブリア殿と面識は?」
省3
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(1): ◆9W6PAVDo7. [saga] 2015/11/11(水)15:17 ID:PcY4WhKE0(8/10) AAS
男「……、しかし、引き取られたということは、元々そういう奴隷だったわけじゃないのか」

奴隷「はい。隣国との戦争の際、フォーブリア領が襲われその時に捕まりました」

男「そうか。その時からそうなったってことか」

命令だからこそ、このお話しは緊張している。私は主人を満足するようなお話ができているのか。会話と言われるものはどうすればいいのか、よくわからない。

男「奴隷としての日々は、まぁ、今も奴隷ではあるけど、聞きはしない。多分、嫌では済まない思い出だろ?」
省1
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