【安価コンマ】オリウマ娘と共に (758レス)
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718: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 06/24(月)00:53 ID:9zd8qTaz0(1/11) AAS
パピヨン「――はいっ、おーわり。どう?違和感とかない?」

シルフィー「いえ大丈夫です。すみませんパピヨンさん、今日もお願いしてしまって……」

パピヨン「良いの良いの、アタシがやりたいからやらせて〜って言ってるんだし。あ、今日使ったオイルは実は最近の新作なんだけど……大丈夫そうだね」

――シルフィーの緑色の尻尾がつやつやと輝いている。元からシルフィーは手入れも上手でアタシがわざわざやるほどでもないんだけど……それでもやっぱり、やりたくなってしまうのが性というもの。

だから時々、こうやってお風呂上りとか寝る前に尻尾の手入れをさせてもらっている。ん〜、ほんっとシルフィーの尻尾は綺麗で良いな〜。
省11
719: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 06/24(月)00:54 ID:9zd8qTaz0(2/11) AAS
と、いう訳でライムがお風呂から上がるのを監視――こほん。いいタイミングで発見したのでアタシの部屋に連行した。

……いやまあ、大体のウマ娘がお風呂に入る時間は同じ時間帯だし、監視とかしなくても大体予想は出来る。遅くまでトレーニングしてたとかなら、お風呂が遅くなったりもあるけど。

ライム「し、尻尾の手入れですか……?い、いえいえ、そんなパピヨンさんにして貰わなくても!わ、私は一人で出来ますから……!」

パピヨン「まあまあ遠慮しないでライム〜。それに聞いたよ?ライムって尻尾の手入れで悩んでるんでしょ?」

昨日シルフィーから聞いたんだ〜。というと、ライムは恥ずかしそうにぐぬぬ……みたいな顔をして、耳をぺたんと倒す。
省13
720: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 06/24(月)00:54 ID:9zd8qTaz0(3/11) AAS
パピヨン「――――なんだ、尻尾が弱いなら最初からそう言えばいいのに」

ライム「は、恥ずかしかったんですよ……!じ、自分でやろうとしても、くすぐったくて中々上手く出来なくて……!」

尻尾を触るとくすぐったくてまともに手入れが出来ない――成程、それは困る。アタシだったら悲しくてストレスが溜まっちゃう。

……それじゃあ人に頼むのも怖いはず。ちょっとミスしちゃったかも、そういう事情なら……もう少しやりようはあったかも?

パピヨン「ごめんごめん、それじゃあもう少し優しくやるから……くすぐったいって言うなら、細かい櫛よりも少し大きめの櫛でやった方が良いかも」
省12
721: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 06/24(月)00:55 ID:9zd8qTaz0(4/11) AAS
全体の毛並みを整えたので、次はオイルを広げていく。手で触ることになるから、櫛よりもくすぐったいし刺激も強いかもだけど……まあ、そこはアタシの手腕に任せて欲しい。

パピヨン「じゃ、根元から広げていくね。出来るだけ優しくするからね」

ライム「ほ、ほんと、ですか……?や、やさしくしてくださゃぁ!?」

ぬとぬとになった手で尻尾の根元に指を入れる、そして浸透させるために軽くわしゃわしゃと指を動かす。

ライム「あっ!ほ、ほんとっ、ぱ、ぱぴよんしゃ……!〜〜〜っ!」
省11
722: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 06/24(月)00:56 ID:9zd8qTaz0(5/11) AAS
パピヨン「ごめんってライム〜!いや、結構絡まってたりしたから念入りにやりたくて……!」

ライム「あ、あれだけやっておいてなんですかそれは!」

――綺麗な毛並み、つやつやの青い光沢。とても満足のいく手入れだった――アタシにとっては。

しかしライムにとってはそうではなかったみたいで。顔を真っ赤にしながらアタシを睨み、プンプンと怒ってくる。こういうライムもまた珍しい。

ライム「も、もう二度と!二度とライムさんには頼みません!」
省9
723: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 06/24(月)00:56 ID:9zd8qTaz0(6/11) AAS
お疲れさまです、00ボーナスの尻尾手入れです。

おやすみなさい。
726: ◆OX0aJKbZO.0H 06/24(月)21:55 ID:9zd8qTaz0(7/11) AAS
流石に死ぬ
デュランダルデュランダルデュランダルデュランダルジャーニージャーニージャーニージャーニービリーヴビリーヴビリーヴ
727: ◆OX0aJKbZO.0H 06/24(月)21:59 ID:9zd8qTaz0(8/11) AAS
は〜〜〜〜〜デュランダルデュランダル……は〜〜〜〜〜
728: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 06/24(月)22:48 ID:9zd8qTaz0(9/11) AAS
落ち着いたのでやりまーす。これだけかも。



9月前半。

『……もう少し近くに来てくれないか』

パピヨン「べ、別にいいでしょこの距離でも。アタシは今この距離が良いの!」
省18
732: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 06/24(月)23:41 ID:9zd8qTaz0(10/11) AAS
『来月の東京盃――これに出よう』

エルムステークスからクラスが上がりG2、東京盃。マイルこそ走れるようになったが、パピヨンの真骨頂は短距離――きっとそこでも勝つことが出来るはずだ。

パピヨン「お、短距離じゃん。お兄さんもしかして――見たくなっちゃった?」

アタシがぶっちぎりで逃げ切って勝っちゃうところ?と、ニヤニヤ笑いながらパピヨンは自信たっぷりに言ってのけた。確かにそれだけ自信満々になる気持ちもわかる、しかし――久しぶりの実戦での短距離。そううまくいくとは思わない。

『……それに、東京盃と言ったら――ブラックマンティスも出走する』
省11
733: ◆OX0aJKbZO.0H [saga] 06/24(月)23:58 ID:9zd8qTaz0(11/11) AAS
ごめんなさいちょっとだけ寝てました。



パピヨン「そろそろ始まるね〜」

『ああ、そうだな』

トレーナー室にあるテレビ、そこで【貴方】とパピヨンはレースを見る。ダートG1、ジャパンダートダービー。
省9
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