【北斗の拳SS】ケンシロウ「安価で愛を取り戻す」 (37レス)
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3: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)09:22 ID:EHXEueBf0(3/25) AAS
ケンシロウ「……」
バット「……ッ」
ドクン、ドクン…
バット(おれは…生きてる…いや、生き返った…?)
リン「ケ、ケンが秘孔を…!!バット…バット!」
省6
4: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)09:27 ID:EHXEueBf0(4/25) AAS
【とある街】
ズゴゴゴゴゴゴゴ…!
ヒィィ!ギャアアアア!
野盗達の暴虐で、街は人々の悲鳴と、業火の炎に包まれていた
野盗「ひひひ!まてぇ〜ぶっ殺してやる〜!!」
省22
5: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)09:29 ID:EHXEueBf0(5/25) AAS
ケンシロウ「まだクズ共が残っている」
ケンシロウ「名も知らぬ老人よ、出来るだけ安全な場所へ避難を」
ケンシロウ「クズ共を捻りつぶす」
ケンシロウ「ハアァァァァ……!」
ケンシロウは全身から闘気を放つ
省5
6: 2023/12/31(日)09:39 ID:eVILnK0i0(1) AAS
あ
7: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)11:18 ID:EHXEueBf0(6/25) AAS
ケンシロウは闘気をむき出しに、野盗を処理した
が、しかし、助けに来るのが遅かったゆえ
人々のほとんどが死に絶え、街は完全に崩壊した
ケンシロウ「俺がもっと早くココにくれば…」
住民1「いえいえ、とんでもございません」
住民2「ありがとうございます!」
住民3「だが、ここはもう住めそうにない」
省15
8: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)11:19 ID:EHXEueBf0(7/25) AAS
老人「手当まで…本当になんと礼を言ったらよいか」
赤ん坊「zzz…」
ケンシロウ「赤ん坊も、泣き止んだようだな」
ケンシロウ「その子の両親は」
老人「この赤ん坊は…私の孫で。私の娘と、その夫の子です」
省12
9: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)11:21 ID:EHXEueBf0(8/25) AAS
【巨大農場】
バルガ「ッ!?ケンシロウさん!」
ケンシロウ「元気であったか、元拳王軍の将軍バルガよ」
ケンシロウ「リュウを預けてくれて、ありがとう。彼は?」
バルガ「リュウ様は今、お一人で鍛錬に励んでおります」
省14
10: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)11:23 ID:EHXEueBf0(9/25) AAS
ケンシロウ「この子に拳法を」
老人「この子の父と母は、とある拳法使いで、屈強な戦士でした」
老人「残念ながら、先日の野盗達との戦いで力尽きてしまいましたが…」
老人「この子の中に、戦いの才能はきっとあると思うのです」
ケンシロウ「……」
省8
11: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)11:27 ID:EHXEueBf0(10/25) AAS
ケンシロウ「さて」
ケンシロウ「ユリアの幻影を見て、稲妻の直撃で記憶を失ったあの時、あの直前に」
ケンシロウ「黒王号が、臨終を迎えたような…」
ケンシロウ「だがあの屈強で、巨体の馬がそう簡単に、命尽きるとは思えん」
ケンシロウ「何にしても、黒王の行く末を見届けねば」
省11
12: 2023/12/31(日)11:30 ID:V5DQrZ0+0(1) AAS
正直、ヒョウ(シュケンの血筋)とサヤカ(リュウオウの血筋)が普通に結ばれて子供が生まれてれば、
北斗宗家の本家と分家みたいなのも統一されてめでたしめでたしだった気がしないでもない
13: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)13:46 ID:EHXEueBf0(11/25) AAS
ケンシロウ「……」
ケンシロウ「黒王よ…お前もまた、俺の中で生きよ」
黒王号、立ったま鼓動を止め、臨終を迎えていた。
ケンシロウ「立ったまま。しかも虫に囲まれた状態じゃ辛かろう」
ケンシロウ「待ってろ、いま埋葬する」
省3
14: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)13:48 ID:EHXEueBf0(12/25) AAS
【農場にて】
バルガ「そうですか。あの巨大で屈強な黒王が…」
ケンシロウ「うむ。見事な生き様だった」
赤子「おぎゃああ!」
リュウ「よしよーし、良い子だね」
省6
15: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)13:49 ID:EHXEueBf0(13/25) AAS
しばし雑談の後、リュウは立ち上がる
リュウ「さて、そろそろまた鍛錬に向かおうかな!」
リュウ「じゃあね!」
ケンシロウ「ああ」
バルガ「……」
省4
16: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)13:52 ID:EHXEueBf0(14/25) AAS
ケンシロウ「……才能だけ見れば、たしかに素晴らしい資質を感じる」
ケンシロウ「だがラオウと違って、激しい気質という感じではない」
ケンシロウ「現時点では純粋無垢。そしてその性質は雲のジュウザに近い。現時点ではな」
ケンシロウ「無論、これから成長次第では、我が兄にして強敵(とも)であるトキの様になるかもしれない」
ケンシロウ「あるいは…レイやシュウ、フドウのような男に育つ可能性もある」
省26
17: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)13:54 ID:EHXEueBf0(15/25) AAS
ケンシロウ「老人よ、話がある」
老人「はい」
ケンシロウ「赤子の件だが…」
ケンシロウ「北斗神拳をまともに身に着ける者には、重き宿命が待っている」
ケンシロウ「北斗神拳に関われば関わるほどに…その関わった分だけの重き宿命が」
省12
18: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)13:56 ID:EHXEueBf0(16/25) AAS
ケンシロウ「所で、その赤子だが」
ケンシロウ「名前と、性別を教えてくれるか」
老人「この子の性別、そしてその名は…」
※安価下1
名前と、性別(男か女か)を記載してください
省2
19: 2023/12/31(日)14:08 ID:rB3E6s13O携(1) AAS
シリュウ 男
シュウ似
20: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)15:04 ID:EHXEueBf0(17/25) AAS
老人「シリュウと申します。男の子です」
ケンシロウ「シリュウ…良い名だ」
ケンシロウ「では、まずは健やかに育つように」
ケンシロウ「俺も手伝う」
ケンシロウ「体の鍛錬は、3歳の誕生日から始める」
省1
21: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)15:06 ID:EHXEueBf0(18/25) AAS
それから、ケンシロウはこの巨大農園で、穏やかな日々を送った。
ケンシロウ「リュウ、そっちの農作業はおわったか?」
リュウ「うん。こっちは終わった」
ケンシロウ「たくさん採れたな」
シリュウ(赤子)「おぎゃああ!」
省16
22: ◆aE.XKQ3Gpg [saga] 2023/12/31(日)15:08 ID:EHXEueBf0(19/25) AAS
――さらに〇年後
シリュウ「よいしょ、よいしょ」
リュウ「シリュウ!リヤカーに野菜を乗せ終わったか!?」
シリュウ「うん!もう全部おわった!」
リュウ「よし!どっちが先に家にたどりつくか、リヤカー引いて走って勝負だ!」
省14
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