【ミリマスSS】篠宮可憐自己肯定感爆上げ大作戦 (34レス)
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(1): ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:10 ID:YTVsfpu+0(1/30) AAS
アイドルマスターミリオンライブ!のSSです。
一部キャラ崩壊があるかもしれませんので予めご了承ください。

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2: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:12 ID:YTVsfpu+0(2/30) AAS
 
P「こんにちは、765プロダクションのプロデューサーです」

雪歩「は、萩原雪歩ですぅ……」

P「今日は篠宮可憐の自己肯定感を爆上げしていこうと思います。よろしくお願いします」

雪歩「でもプロデューサー、一体どうして急にこんなことを……?」

P「それではこちらの映像を御覧ください」
 
3: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:13 ID:YTVsfpu+0(3/30) AAS
 
テロップ【ある日のこと】

P「可憐、新しいオファーが入ったぞ!」

可憐「ほ、本当ですか? 嬉しいです……!」

可憐「どんな仕事なんですか?」

P「水着グラビアの仕事だ。風花も一緒に」
省4
4: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:13 ID:YTVsfpu+0(4/30) AAS
 
可憐「だ、だって、風花さんみたいにスタイル抜群の人と一緒にグラビアなんて……!」

可憐「しかも水着だから、派手な服装で誤魔化すのも難しいですし……」

可憐「私は地味だから、風花さんの隣に並んだら地味すぎて何もできなくなって……」

可憐「きっと皆さんに迷惑をかけてしまいます!」

P「……あー」
省6
5: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:14 ID:YTVsfpu+0(5/30) AAS
 
P「——というわけです」

雪歩「これは酷いですぅ。ひんそーでちんちくりんでダメダメな私ならともかく、可憐ちゃんみたいにスタイルが良い人がこんなに自己肯定感が低いなんておかしいですぅ」

P「……」

雪歩「……どうかしましたか、プロデュ−サー」

P「いえ、なんでもないです。雪歩も今度グラビア頑張ろうな」
省4
6: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:15 ID:YTVsfpu+0(6/30) AAS
 
P「時に萩原雪歩さん。彼女の自己肯定感を上げてあげるにはどうすれば良いと思いますか」

雪歩「自己肯定感を上げるために必要なこと、それは……」

雪歩「それは……」

P「それは……?」

雪歩「いっぱい褒められることですぅ!」
省5
7: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:16 ID:YTVsfpu+0(7/30) AAS
 
P「でも俺も可憐の担当プロデューサーとして、出来る限り褒めてあげるようにしているんだけどな……」

雪歩「でも『この人は私に自信を付けさせるために褒めてくれてるんだな』と思われるようではだめですぅ。一旦そう思われてしまうと、折角褒めても素直に受け取ってもらえないんです」

P「そういうものなのか?」

雪歩「そういうものです。ダメダメな私はこういうことには詳しいんですぅ」

P「……」
省9
8: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:17 ID:YTVsfpu+0(8/30) AAS
 
可憐「……」

雪歩「可憐ちゃんは既に事務室に呼び出しています」

P「なるほど、ここにサポーターを呼び出して可憐を褒めさせるわけだな」

雪歩「そういうことです。私たちは見守るだけですぅ」

可憐「……」
省7
9: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:18 ID:YTVsfpu+0(9/30) AAS
 
P「でも一体誰を選んだんですか」

雪歩「もう少し待てば分かります……あっ来ました!」

ガチャ

昴「おーっす可憐……ってうわー! 可憐が紅茶飲んでる!」

可憐「え、えぇっ!?」
省4
10: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:18 ID:YTVsfpu+0(10/30) AAS
 
昴「うわー、やっぱ可憐はすげーなー。普段からずっと女の子っぽいっていうか」

可憐「え、えっと……どうしたの昴ちゃん……?」

昴「いやだって、紅茶飲もうって発想が出ることがまずすげーし、しかもほら、誰も見てないのにちゃんと姿勢良く飲んでるしさ」

可憐「あっ、これは癖みたいなもので……」

昴「いやいやすっげーって。オレも頼まれたら紅茶淹れることはあるけど、自分一人で淹れようって思わないもんな。あと一人だったら絶対ダラーって脚とか広げちゃうし」
省6
11: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:19 ID:YTVsfpu+0(11/30) AAS
 
P「おぉ? これは良い流れなのでは?」

雪歩「むむぅ……」

P「萩原解説員!? どうしてそんなに難しい顔を!?」

雪歩「これはなかなか強敵ですぅ……」

P「なぜです!? このまま行けば可憐の自己肯定感が爆上げされて自らを神と崇め奉る日も近いのでは!?」
省3
12: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:19 ID:YTVsfpu+0(12/30) AAS
 
昴「この前のグラビアもすっげーかっこよかったし、やっぱ可憐ってすげーよな。前に音楽番組に出た時だってさー」

可憐「す、昴ちゃんだって!」

昴「え、オレ?」

可憐「そんな風に、人の良い所をいっぱい見つけて、いっぱい褒められるって、すごいことだと思うよ……?」

昴「え、オレそんなに褒めてた?」
省4
13: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:20 ID:YTVsfpu+0(13/30) AAS
 
雪歩「あぁっ! やっぱり『いっぱい褒める人すごい現象』が発生してしまいましたぁ!」

P「いっぱい褒める人すごい現象!?」

雪歩「自己肯定感が低い人は一気に褒められすぎてしまうと、『こんなに自分を褒めてくれるなんて、この人は凄い人だなぁ。私なんて……』と考えてしまって、それ以降一切の肯定を受け付けなくなってしまうんですぅ!」

P「なんなのそれ!? 知らん現象が発生してるんだけど!?」

雪歩「くぅぅ……。天空橋さん、春香ちゃんと段階的に褒めていくべきでしたぁ。専門家として恥ずべき失態ですぅ」
省4
14: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:21 ID:YTVsfpu+0(14/30) AAS
 
ピコン

昴「ん、あれプロデューサーから呼び出された。悪い可憐、また今度な」

可憐「うん、じゃあね昴ちゃん」

ガチャ

可憐「あれ? そういえば私もプロデューサーさんに呼び出されてここにいるはずじゃ……」
省6
15: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:22 ID:YTVsfpu+0(15/30) AAS
 
P「なるほど、次は美希か。これはどういう作戦ですか萩原解説員」

雪歩「え、可憐ちゃんって残り香で事務所にいたかどうか分かるんですか?」

P「あ、ごめん慣れ過ぎて何も感じてなかった」

雪歩「……こほん。美希ちゃんも基本は昴ちゃんと同じ、褒め倒しです」

P「ふむ、でも美希には昴ほどの褒め褒めパワーは望めないのでは?」
省6
16: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:23 ID:YTVsfpu+0(16/30) AAS
 
美希「あっ、可憐。そういえば雪歩にいっぱい可憐を褒めてほしいって頼まれたの」

可憐「えっ……?」

雪歩「……」

P「……」
 
17: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:23 ID:YTVsfpu+0(17/30) AAS
 
P「萩原解説員……?」

雪歩「……」

雪歩「……テヘ☆」

P「……」

雪歩「……」
省4
18: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:24 ID:YTVsfpu+0(18/30) AAS
 
可憐「ゆ、雪歩ちゃんがそんなことを……? どうしよう、私なにか心配かけるようなことしちゃったのかな……」

美希「うぅん、そんなことないよ。きっと可憐がグラビアに尻込みしてたからイラッとしたんじゃないかな」

ハナシテクダサイプロデューサー!! ミキチャンヲアナホッテウメマス!!
ヤメロ!! オチツケユキホ!!
ドタンバタン

可憐「ん、あれ。雪歩ちゃんとプロデューサーさんの声が……」

美希「ねぇ可憐。どうしてグラビアに自信ないの?」
省4
19: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:25 ID:YTVsfpu+0(19/30) AAS
 
美希「ねぇ可憐。ミキのおっぱい好き?」

可憐「それは、どういう質問なの……?」

美希「好きか嫌いか、どっちかって言うと、どっち?」

可憐「き、嫌いじゃないけど……」

美希「じゃあ好きってことだね。で、可憐のおっぱいはミキよりおっきいの。じゃあみんな可憐のおっぱいが好きだよね?」
省6
20: ◆ivbWs9E0to [saga] 2022/06/18(土)21:26 ID:YTVsfpu+0(20/30) AAS
 
雪歩「ぷはぁっ! 大事なアイドルを拘束するなんてどうかしてますぅ!」

P「大事なアイドルを穴に埋めかねない勢いだったからな」

雪歩「それよりも解説です。これが美希ちゃんの伝家の宝刀、『ゴリ押し』ですぅ!」

P「もうちょっと何かなかったのか」

雪歩「理論も理解も必要ない。ただ圧倒的でゴリ押しで『もしかして私って、すごい……?』と思わせることで、上がりにくかった自己肯定感も爆上げです!」
省4
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