めぐみん「我が爆裂魔法で神を討つ!!」アクア「討てるもんなら討ってみなさいな」 (7レス)
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1: [sage saga] 2022/01/11(火)23:23 ID:Uo8ReOtWO携(1/7) AAS
「うぃ〜いま帰ったぞぉ〜」

どうも。皆さん、ご無沙汰しております。
我が名はめぐみん。紅魔の里随一の良い女。
ダストたちと飲んでくると言って出かけた近い将来の夫の帰りを寝ずに待っていました。

「なんだ、こんなとこで寝やがって」

帰宅したカズマを真っ先に出迎えようとしたら、リビングには既に先客がいたらしく。

「起きろ、アクア。飲み直すぞ」
「むにゃむにゃ……カズマしゃん」
「たく。幸せそうな寝顔しやがって」
省11
2: [sage saga] 2022/01/11(火)23:27 ID:Uo8ReOtWO携(2/7) AAS
「ゲホッゴホッ……お、おまっ、お前なっ! 起きてんなら起きてるって言えよ!?」
「あら、帰ってたの。おかえり」
「おかえりじゃねーよ!? 仮にも女神ならもう少し貞淑に主人の帰りを出迎えろよ!」
「カズマが主人? ぷーっくすくす! あんたごときがこの私の主人を気取るなんて100億万年早いわよ! まずは転生に転生を重ねて原罪を償ってから出直してきなさいな!」
「原罪の塊みたいな自称神がほざくな!」

予想通りの結果にホッとするやら嫉妬するやら。あれ? どうして私は嫉妬しているのか。
アクアとカズマの仲が良いのは今に始まったことではないのに、ここでバーン!とドアを開けて「話は聞かせて貰った!」と登場する勇気がない。勇気。そう、勇気が足りない。

「ていうか、どうしたのよこの惨状は。ははあん。カズマさんったら飲み過ぎて気持ち悪くなっちゃったのね? 仕方ないわね。この優しい女神様が汚い床を浄化してあげるわ」
「お前の仕業だ! ひとのせいにすんな!」
「そーれ! 花鳥諷詠ー!」
省5
3: [sage saga] 2022/01/11(火)23:29 ID:Uo8ReOtWO携(3/7) AAS
すみません
花鳥諷詠ではなく、花鳥風月でした
以下、続きです
4: [sage saga] 2022/01/11(火)23:33 ID:Uo8ReOtWO携(4/7) AAS
「相変わらず仲が良いな、あの2人は」
「ダ、ダクネス! 盗み見は良くないですよ」
「めぐみんだって同罪だろう?」

背後から声を掛けられてびっくりしました。
盗み見に熱中していて全然気づけず、不覚。
同罪ならば、我々は共犯者です。観察続行。

「ぷはっ! このしゅわしゅわ美味いな!」
「でしょ? 街の市場で見つけてきたのよ!」
「水が良いんだろうな。でかした水の女神」
「ふふん! もっと褒めて崇め奉りなさい!」
省23
5: [sage saga] 2022/01/11(火)23:37 ID:Uo8ReOtWO携(5/7) AAS
「めぐみんも嫉妬するのだな」
「ダクネスと違って年頃の乙女ですから」
「私も年頃の乙女なのだが?」

ダクネスが年頃の乙女なら、私は妹のこめっこよりも幼い幼女以下の胎児になりますよ。

「出ていかないのか?」
「私は良い女ですから」
「良い女、か」

意地を張ると、ダクネスは優しい眼差しで。

「良い女が男に好かれるわけでもあるまい」
省11
6: [sage saga] 2022/01/11(火)23:40 ID:Uo8ReOtWO携(6/7) AAS
「なんだ、ダクネス。起きてたのか」
「めぐみんも居るぞ」
「お、おかえりなさい……カズマ」

もじもじ応じて、カズマの顔が見れません。

「どうした、めぐみん。もじもじして」
「べ、別に……なんでもないですよ」
「ははあん。さてはおしっこしたいんだろ」
「やだもう、カズマさんったらお下品!」
「わはははははは!」
「ぷーっくすくす!」
省11
7: [sage saga] 2022/01/11(火)23:43 ID:Uo8ReOtWO携(7/7) AAS
「黒より瞑く、闇より深き漆黒よ……」
「や、やめっ……もがっ!?」

ズボッ!とカズマの頭をスカートに仕舞ってからアクアに目を向けるとまるで試すような眼差しを返されました。上等です。無詠唱。

「エクスプロージョン!」

ぷしゃーっ!

「フハッ!」
「ふあっ!」
省12
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