私が育てる私の提督(艦これ) (33レス)
上下前次1-新
1: 2021/09/22(水)00:18 ID:uZ0R0nux0(1/16) AAS
こんにちわ。
2年前くらい昔に書いていたssがあったので再構成して書かせて頂きます。
お付き合いいただければ幸いです。
寝落ちするかも
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14: 2021/09/22(水)08:04 ID:uZ0R0nux0(14/16) AAS
「霞!霞、いるか!」ドタドタ
あいつの声がする…せっかく寝付けてたのに…
霞「っなによ!今何時だと……え」
私は驚いた
提督「彼女が浜辺で倒れていたんだ!治療具はあるか!?」
省8
15: 2021/09/22(水)08:10 ID:UafsBPRMO携(1) AAS
わりと面白い
支援
16: 2021/09/22(水)08:10 ID:uZ0R0nux0(15/16) AAS
霞「ここよ」
霞が連れてきたのはお風呂、浴場だった
提督「ここって…入渠施設じゃないか!ふざけているのか霞!」
霞「ああ!もうじれったい!」ガシ
霞は俺が抱えていた少女の首の根っこを掴み浴槽へと放り込んだ。
省12
17: 2021/09/22(水)08:25 ID:uZ0R0nux0(16/16) AAS
「ん…う?」
提督「おお!気がついたか?どこか痛むか?」
「っひい!!やめてください!盾になりますから!これ以上は!」
提督「…?何を言っているんだ?俺は何もしないぞ?」
霞「…少し下がってなさい」
提督「ああ、分かった」
省34
18: 2021/09/23(木)00:26 ID:dOXh8CKy0(1/9) AAS
そしてなんやかんやあって俺は部屋を追い出された。理由は霞が朝潮に何があったかを聞くためだ。
そもそもなんであんなに怯えられていたんだろう。
俺はなんにも…してないよな?
深海悽艦と戦って戦闘恐怖症になったとしても俺を恐れる理由がない…。
たぶん朝潮は別の鎮守府に所属していたよな…?
『盾になりますから!』
…そういえば盾って言っていたな
もしかしt
霞「入っていいわよ」
霞に呼ばれた。
省7
19: 2021/09/23(木)00:27 ID:dOXh8CKy0(2/9) AAS
内容を簡潔にすると、朝潮にあったことはこうだ。
鎮守府の艦娘に建造され、早速最前線で実践投入された。
朝潮はまだ練度も低く、戦闘のせの字も知らなかった。
艦娘は建造されたとき基本的な知識は艦装の出し方と言語知識しか知らない。
そんな朝潮がいきなり最前線に駆り出されたのだ。
予想はつくだろう。
敵に弾も当てられず、避けることもままならず、最終的には戦艦などの主力艦の盾として働くことを強要された。
断ることはできない。艦娘に拒否権などない。
朝潮は逆らうこともできず主力艦の盾として戦闘を続行し…
省13
20: 2021/09/23(木)00:29 ID:dOXh8CKy0(3/9) AAS
朝潮「っ」
提督「もし…もしもだが、うちの鎮守府で働かないか?」
朝潮「…え」
提督「あ、ああ!いや!別に戦闘とかじゃなくてあくまで掃除とかそこら編の仕事でいいんだ、朝潮が嫌じゃなければ…だが」
心からの本心だった、朝潮がまたあの鎮守府に戻ったら何をされるわからない、だから俺は朝潮をここに異動させようと思った。
朝潮「…ください」
提督「え?」
朝潮「やめてください!」
省9
21: 2021/09/23(木)00:34 ID:dOXh8CKy0(4/9) AAS
朝潮は今までの不満を洗いざらい言い、子供のように泣きながらその場に座り込んだ。
霞「…」
霞は何も言わない。言えないんだ。
自分は朝潮と同じ存在で、しかし朝潮と同じ立場にはなれないから、その場にいなかったから。
今更優しい声を掛けて慰めることすらできない。
今の霞はただ下唇を噛み締め苦痛に耐えることしかできない。
でも俺はどうだ。朝潮にできることはあるか。
いや…ある!
省2
22: 2021/09/23(木)00:35 ID:dOXh8CKy0(5/9) AAS
俺は朝潮の頬を少し、アリに噛まれるぐらいの痛さで打った。
霞「な!あんたなにしt」
提督「お前は、朝潮は今、ここで死んだ!死因は俺の平手打ちだ!」
朝潮「…?」(サスリサスリ
朝潮は自分が打たれた頬をさすり、ぽかんとした表情を浮かべている。
続けて言う。
提督「そして、今ここにいる朝潮は全く別の朝潮だ!わかったか!」
朝潮「…え?」
提督「返事は『はい!』だ!さあ言え!」
朝潮「は、はい!」
省3
23: 2021/09/23(木)00:36 ID:dOXh8CKy0(6/9) AAS
朝潮「…え?」
提督「返事は!」
朝潮「、、はい!」(ウル
提督「よし!それでは自己紹介だ!俺は提督!この鎮守府の司令官だ!」
朝潮「わ、私は朝潮型駆逐艦!朝潮です!」
提督「よし!朝潮!貴様はこの鎮守府で艦娘としての役割を行うか!?」
朝潮「はい…司令官」ポロポロ
提督「よし、いい子だ」ナデナデ
朝潮「」ウウッポロポロ
朝潮は泣く、今までのことを流すように。
省1
24: 2021/09/23(木)00:37 ID:dOXh8CKy0(7/9) AAS
提督「ああ、もう日の出か…」
あたりは明るくなり、日の光が朝と告げている。
鶏とかがここにいたらコケコッコーとか泣いてるんだろうな…。
そして俺はあることに気づく。
提督「そういや俺、寝てないじゃん」
気分はいいが、寝付きが悪い悶々とした朝だった。
25: 2021/09/23(木)00:38 ID:dOXh8CKy0(8/9) AAS
霞「まさか…あんたがあんな選択するなんてね、新人のひよっこなのに」
提督「ひよっこですまんな」
俺はすぐそばで泣き疲れて寝ている朝潮を横目に霞と話をしていた。
提督「なあ、朝潮と同じ処遇になってたやつってまだいるのか?」
霞「さあ分からないわ、いたとしても、私達には何もできないわ」
提督「そうか…そうだよな…」
霞「でもね、あんたのそういう艦娘を救おうとする姿勢は高く評価するわ」
提督「それは…司令官としか?人としてか?」
霞「…どちらかしらね」
提督「なんだよそれ」
省21
26: 2021/09/23(木)00:38 ID:dOXh8CKy0(9/9) AAS
ごめんなさい眠いので寝ます。
27: 2021/09/23(木)21:54 ID:H8ldGDvs0(1/7) AAS
ここは大きな海の上。
私、朝潮は今日も近海の哨戒任務に当たっていた。
そんなときであった。
味方の艦、野島、荒潮が敵の砲撃を受けて大破したと。
私は急いで救援に向かった。
しかし、私は彼女達を救うことはできなかった。
私は沈んだ。
省2
28: 2021/09/23(木)21:55 ID:H8ldGDvs0(2/7) AAS
私は目覚めた。
目前には小人のようなものがいる。小人は私を見るなり「バンザーイバンザーイ」っと言っている。かわいい。
私はその後、大きな女の人に声を掛けられ、執務室へいけと言われた。
どうやって執務室へ行くのだろう?私は動けないのに?と不思議に思っていたら…
私に動かせる腕と動かせる足があった。
私は驚いた。
なにせ私は海の上でしか動くことはできないのに。今の私は地上で人間達と同じように動ける。
私はすごく嬉しかった。
そうこうしておると大きなお姉さんが「早く来い」と私を催促している。
省4
29: 2021/09/23(木)21:56 ID:H8ldGDvs0(3/7) AAS
私はこの鎮守府の司令官に会い、挨拶を交わし私は執務室を後にした。
その後長門さんに連れて行かれ部屋へ案内され私は眠りについた。
私にはこの鎮守府に対して不思議なことがあった。
1つ目は司令官の顔によくわからない、認識できないモヤのようなモザイクがかかっていた。
2つ目は長門さんが私に謝っていた。
意味はわからなかったが決して悪いことではなかったと思う。
そう信じたい。
次の日、私は海に出た。
省20
30: 2021/09/23(木)21:56 ID:H8ldGDvs0(4/7) AAS
あ…れ?わ…た、しどうなったの?
所々がきしむように痛い。体が重い。
すぐさま自分が大破したと悟る。
それもそうだ。
ろくな訓練もせず。最前線に駆り出される始末。
これはもうどうしようもなかった。
そしてみんなが私を心配していた。
ただ一人を除いて。
提督から怒号が飛んでくる。
私は謝った。謝るしかなかった。
省32
31: 2021/09/23(木)21:57 ID:H8ldGDvs0(5/7) AAS
怖かった。
また、私は消える。
そのうち私は忘れられる。なかったことになる。
そんな気がして怖い。
体が震える。寒いからではない。
ただただ怖い。
いつ来るのか、怖い。
あとどれくらい意識を、『朝潮』を維持できるのか。
私は怖い。
閉じた瞼の隙間から光が見えた。
省8
32: 2021/09/23(木)21:59 ID:H8ldGDvs0(6/7) AAS
俺は提督。
ここの鎮守府の提督となった。
この鎮守府はひどかった。
廃校みたいにボロボロだし濡れた雑巾みたいな匂いとカビがこびりついたような匂いがする。
はっきり言って最悪です。
そして匂いや外観だけならまだ良かったのだが施設も最悪だった。
食堂は焼け焦げ。工廠は潰れて。艦娘達の部屋は半分壊れてて。
まともに使えそうな施設といえば入居施設だけだ。
最初はうっそだろお!?っと思ったがまあ、そのうちなれるだろうと考えを180度曲げた。
住めば都って言うしね。
省11
33: 2021/09/23(木)22:01 ID:H8ldGDvs0(7/7) AAS
朝
提督「っはっはっはっ!」ダッタッタッタ
俺は日課のジョギングをしていた。
やっぱり朝の運動はいいぜ!体にしみる!
まあ!クソ眠いけどな!
昨日俺はろくに寝てない!けど、根付いた習慣を『寝不足』で失うわけには行かない!
だけど、今日のジョギングは少なめにしておこう。
流石にキツイ。
省16
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